2025.02.23

コンフォートゾーン理論と実践共同体

先日、コンフォートゾーンについて、GPTに聞いた結果を紹介しましたが、

その中の一つ。

関西学院大学の松本先生の論文😊

心理的安全性や越境学習とコンフォートゾーンの考え方を整理頂いています😊

コンフォートゾーンの考え方はビジネスパーソンの間でも広まっているが、実際は理論的に検討された概念やフレームワークではない(Brown, 2008)。しかしコンフォートゾーンは越境概念や越境学習(石山・伊達、2020)にとってその有用性をわかりやすく説明するものであるし、実践共同体の研究においても応用できる可能性がある。

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コンフォートゾーン理論と実践共同体

松本雄一先生

商学論究,2024

http://www.matsuyu.org/ritsumeikan/matsumoto2024a.pdf

本論文では、「コンフォートゾーン(comfort zone)」理論と実践共同体(communities of practice)について考察した。コンフォートゾーンの考え方はビジネスパーソンの間でも広まっているが、実際は理論的に検討された概念やフレームワークではない。本論文では源流となる冒険教育の理論から、一般的な理解としてのコンフォートゾーンの考え方を検討した上で、コンフォートゾーンを用いた諸研究をレビューした。その上で関連研究として心理的安全性と越境学習の研究を検討した上で、経営学のフィールドにおける応用可能性について、実践共同体の研究と関連付けることで考察を行った。最後には実践共同体をコンフォートゾーンの 1 つと位置づけることの有用性を検討した。

Ⅰ はじめに

Ⅱ 文献レビュー:コンフォートゾーンの理論と考え方について

 1.冒険教育におけるコンフォートゾーン

 2.一般的な理解としてのコンフォートゾーンの考え方

 3.コンフォートゾーン理論の検討

Ⅲ ビジネス環境におけるコンフォートゾーンの試行的な議論

Ⅳ 心理的安全性、越境学習とコンフォートゾーン

 1.心理的安全性とコンフォートゾーン

 2.越境学習とコンフォートゾーン

Ⅴ コンフォートゾーン理論と実践共同体

 1.コンフォートゾーンとしての実践共同体の提唱

 2.コンフォートゾーンとしての実践共同体とは

 3.コンフォートゾーンとしての実践共同体に求められること

Ⅵ おわりに

図1 個人が存在する3つのゾーン、あるいは心の状態⁴ パニックゾーン ストレッチゾーン コンフォートゾーン 図2 冒険の波モデル⁷) 実行(指示と共同創造) 概要説明(枠組み作りと紹介) 報告(起こったことの意味を考える) 図3 学習者と教授者の認識の差異と状況的セッティング⁹) 学習者にとっての状況の認識 克服可能 克服不可能 克服可能 指導可能であり学習者も学習可能であるが、その効果は小さい 指導も学習も可能であり、その困難度から学習の効果も大きい 教授者にとっての状況の認識 克服不可能 指導不可能であり、学習者の認識が間違っている可能性がある 指導も学習も不可能であり、実際に指導にも使われない 図4 期待される成果曲線を示すコンフォートゾーン間の移行¹⁴ 高 成 果 低 コンフォートゾーン1 第一の成果レベル 移行期 最適成果ゾーン コンフォートゾーン2 第2の成果レベル 図6 心理的安全と責任(4つの組織的元型)27) 高い 心理的 安全 快適 comfort zone 学習 learning zone 無関心 apathy zone 不安 anxiety zone 低い 低い 責任 高い 図7 心理的安全性と業績基準の関連性31) 業績基準が低い 業績基準が高い 心理的安全性が高い 快適ゾーン 学習および (confort zone) 高パフォーマンス・ゾーン (learning & high performance zone) 心理的安全性が低い 無気力ゾーン 不安ゾーン (apathy zone) (anxiety zone) 表1 心理的安全性を確立するためのリーダーのツールキット³⁷) | カテゴリ | 土台をつくる | 参加を求める | 生産的に対応する | |---------|---------|---------|---------| | リーダーの務め | 仕事をフレーミングする ・失敗、不確実性、相互依存を当たり前とし、率直な発言の必要性を明確にする 目的を際立たせる ・危機にさらされているものと、それがなぜ、誰にとって重要であるかを意識する | 状況的謙虚さを示す ・完璧でないことを認める 探索的な質問をする ・よい質問をする ・集中して「聴く」手本を示す 仕組みとプロセスを確立する ・意見を募るためのフォーラムを設ける ・ディスカッションのためのガイドラインを示す | 感謝を示す ・耳を傾ける ・受け容れ、感謝する 失敗を恥ずかしいものではないとする ・未来に目を向ける ・支援を申し出る ・次のステップについて話し合い、熟慮し、プレーンストーミングする 明るかな選反に制裁措置をとる | | 成果 | 期待と意味の共有 | 発言が歓迎されるという確信 | 絶え間ない学習への位置づけ | 図8 越境学習のプロセス⁴⁴ 越境前 越境中 越境後 越境前にマインドセットを整える段階 越境先への適応に向けた準備を進めつつ、越境者が個人としてなにをやりたいのかを見つめ直す 越境先に衝撃を受けつつもあがく段階 越境先に衝撃を受けつつも学びを保持して再適応する段階 少しずつ行動を起こし、周囲を巻き込む段階 越境先の状況や業務に関する理解を深め、所属組織と越境先の両者を俯瞰する視座を得る 越境先を理解して視座を高める段階 自分の考えを周囲に伝え、小さな行動を起こしながら、社内外の様々な人の協力を得られる状況を作り出す 所属組織の制度やメンバーに連絡相談を覚える、自分をとり巻く状況を認識し、所属組織に再び適応する 越境先でも上手く振る舞えるようになり、越境先に対して自分ならではの貢献をしようとする 越境先でも上手く振る舞えるようになり、越境先に対して自分ならではの貢献をしようとして、もがいていく
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本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:コンフォートゾーン理論と実践共同体
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2025-02-23-1740348003/

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