生徒のウェルビーイングを育む中学理科指導法
ちょっと、興味ある方ない方分かれそうですが、面白かったです😄
↑の方法を検討し、実際にやってみた所、
自己効力感とか挑戦とか、自分の意見とかウェルビーイングにつながる素養が伸びたよとのこと。
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■ウェルビーイングの定義(本研究における)
生徒の将来への見通しが肯定的である状態に改善され、より高まっている状態
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■研究仮説
「理科と科学技術」、「科学技術と自分の将来や社会」が関連し合う授業を行うことで、生徒が「理科の学習が自分の将来や社会と関連している」と捉え、生徒の将来への見通しを肯定的で ある状態に改善することができるだろう
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■設計した指導法
【手立て 1】理科の学習内容と関連する科学技術の紹介をする。
理科の学習内容と科学技術を関連づけて紹介する授業を実施することによって、「理科は科学 技術と関係している」という生徒の意識を高めていけることが期待される。
【手立て 2】科学技術が関連する社会の問題について考える。
単元の最後に、科学技術が関連している「社会の問題」について考える授業を設定する。生徒 たちは社会の問題について書かれた資料を読み、自分の考えをワークシートに記入し、その後意見交換を行う。科学技術が関連する「社会の問題」について資料を読み、具体的に自分の考えを 述べる活動を通して、「社会の問題の解決に科学技術は貢献する」という意識を高めるとともに、「理科での学びを社会の問題の解決に生かそうとする態度」を育むことができると考える。
【手立て 3】将来の夢や目標に関連する科学技術について調べ、レポートにまとめる。
「科学技術振興機構(JST)が運営するサイトである「サイエンスポータル」を利用して、自分の将来の夢や目標と関連する科学技術について調べレポートにまとめる」活動を行う。山田・清 水・大鹿(2019)は課題として、「リーフレットで取り上げた職業は中学生の興味のある職業として上げられたものとの一致があまり見られなかった。中学生の関心に沿った職業を取り上げること」と述べている。理科の学習内容を、最新の科学技術や職業と関連づけて考えさせることは、 生徒が自分の将来や社会と関係していると実感させるのに効果があるものの、科学技術や職業は無数に存在するため、全ての生徒の関心に沿った内容を取り上げることは容易ではない。そこで、生徒自身の夢や目標に関連する科学技術について調べる活動を行えば、全ての生徒の関心に沿った内容を取り上げることができると考えた。
手立て3は、単元学習終了後に計 4 時間で実施する。レポート作成の際には、見本を配布し生徒が見通しを持ってレポート作成ができるように配慮する。レポート作成後、小グループ(3~4人)で発表を行い、ふせんにコメントを書いて交換し合う活動を行う。将来の夢や目標と関連する科学技術について調べ、レポートをまとめた り発表したりする活動を通して、生徒が「自分の将来と科学技術が関係している」という意識が高まるとともに、「理科の学習内容を自分の将来や社会と関連づけようとする態度」が育まれるこ とが期待される。
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生徒のウェルビーイングを育む中学校理科指導法―― 生徒の将来への肯定的な見通しの改善 ――
埼玉大学紀要 教育学部, 72(2) : 89-102 (2023)