家庭科とウェルビーイング ―子どもと教員の視点から考える―
日本家庭科教育学会でのシンポジウム講演録😊
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【AIサマリ】
講演1:今井むつみ氏「子どもも考え,教師も考える,ウェルビーイングをもたらす授業の創造」
◆ 記号接地問題について
・知識はあるが問題解決ができない深刻な問題が学校現場で発生
→例:時間の単位は知っているが、計算で誤って適用してしまう
・概念が身体や生活経験と結びついていないため、知識を使えない
◆ 記号接地を助ける教育
・学習者自身が具体的経験を抽象化し、また具体に戻すサイクルが重要
・家庭科、音楽、図工、技術、体育などが数学・理科の概念の記号接地を助ける
・プレイフルラーニング(遊びや生活経験)が生きた知識を作る
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講演2:本所恵氏「スウェーデンの教育に学ぶウェルビーイング」
◆ 北欧の包摂的教育システム
・「家庭・消費者の知識」と「スロイド」という2つの必修教科
・個人の行動が社会や環境に影響を及ぼすという視点を重視
・母語教育など言語的多様性への対応が充実
◆ すべての若者を支える仕組み
・イントロダクション・プログラム(IM):高校入学要件を満たさない約2割の生徒を支援
・各生徒のペースで学べる柔軟なカリキュラム
・教師のウェルビーイングも重視(フィーカなど休憩文化)
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シンポジウムの主な論点
テーマ1:実態と課題
・日本では保護者や社会がウェルビーイングを「経済的豊かさ・学歴での成功」と誤解
・多様な幸せの在り方を認める社会への転換が必要
・今のウェルビーイングなくして未来はない
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テーマ2:家庭科のアプローチ
・現状の教科書は内容詰め込みになっている懸念
・核となる概念を絞り込み、生きる力としてのスキルを学習することが必要
・家庭科は様々な記号接地の機会を作ることができる
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この大会では、家庭科が子どもと教員のウェルビーイング実現に果たす役割と、そのポテンシャルを発揮するための課題について議論されました。
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日本家庭科教育学会 第68回大会報告
講演・シンポジウム(2025年7月12日(土))
家庭科とウェルビーイング ―子どもと教員の視点から考える―
講師・シンポジスト:
今井むつみ氏(慶應義塾大学名誉教授,(一社)今井むつみ教育研究所代表)
本所 恵氏(金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授)
コーディネーター:
鈴木 明子氏(日本家庭科教育学会副会長)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjahee/68/3/68_122/_pdf
【I部 講演】
講演1「子どもも考え,教師も考える,ウェルビーイングをもたらす授業の創造」今井むつみ
講演2 スウェーデンの教育に学ぶウェルビーイング:すべての若者の生活とキャリアを支える取り組み 本所恵
【第II部 シンポジウム】
テーマ1「ウェルビーイング実現に向かう子どもと教員の実態と課題」について
テーマ2「ウェルビーイング実現への家庭科のアプローチと課題」について