2025.09.21

デジタルウェルビーイングと産業保健

デジタルウェルビーイングについての知見を整理頂いています😊

日本語なので、是非😊

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スマートフォンやソーシャルメディアの長時間使用は、主観的ウェルビーイングの低下、抑うつ症状、心理的ストレス反応、社会的孤立感の増加、自殺関連リスクの増大と関連していることが報告されている11–13)。
Keles, et al.(2020)の系統的レビューでは、ソーシャルメディアの使用時間や活動強度(アカウント数、投稿回数や頻度など)、依存傾向と、抑うつ、不安、心理的ストレス反応との間に双方向の関連があることを指摘している。
Bennett, et al.(2021)では、業務中のビデオ会議への参加と主観的疲労感との関連について、自分が「グループの一員である」という感覚が低い場合や、会議中のミュートの使用頻度が高い場合に、主観的疲労感がより強いことを報告している15)。
Ramadhan, et al.(2024)の系統的レビューおよびメタ分析によると、ソーシャルメディアデトックス(SNS等の使用を控える)介入は、抑うつ症状への有意な改善効果(SMD=-0.29, p=0.01)を示したものの、生活満足感、主観的ストレス、精神的ウェルビーイングに対しては有意な効果は得られなかったことが報告されている37)。
Marciano, et al.(2024)によるデジタルデトックスとウェルビーイングとの関連を検討した文献レビューでは、ソーシャルメディアやスマートフォンの使用を完全にやめることを促すより、使用時間を減らすほうがウェルビーイングにとってより効果的である

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デジタルウェルビーイングと産業保健

2025/9/20,産業医学ジャーナル

今村 幸太郎(東京大学大学院医学系研究科) , 櫻谷 あすか , 綾瀬 泉 ,荒井 美帆 , 川上 憲人

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ohpfjrnl/48/5/48_545/_pdf/-char/ja

近年注目されるデジタルウェルビーイングの定義や、デジタル技術使用が精神・身体・社会的ウェルビーイングに及ぼす影響について研究動向を概観した。労働者を対象とする研究は少ないが、業務でのデジタル技術使用(ビデオ会議やコミュニケーションツール)がウェルビーイングに与える影響には益と害の両面がみられた。業務上のデジタル技術使用についてポジティブな効果を高めネガティブな影響を抑えるための研究推進が望まれる。

  1. はじめに

2 .デジタルウェルビーイングの定義

3 .デジタル技術の精神・身体・社会的ウェルビーイングへの影響

4 .デジタルウェルビーイングのための介入

5 .おわりに

国内外の産業医学に関する文献紹介 「デジタルウェルビーイング」と産業保健 今村 幸太郎¹ 櫻谷 あすか¹ 伊豆井 有賴² 川上 憲久¹ Imamura Kotaro, Sakuraya Asuka, Ayase Izumi, Arai Miho, Kawakami Norto 要 約 近年注目されるデジタルウェルビーイングの定義や、デジタル技術使用が精神・身体・社会的 ウェルビーイングに及ぼす影響について研究動向を概観した。労働者を対象とする研究は少ないが、 学童のデジタル技術使用(ビデオ会議やコミュニケーションツール)がウェルビーイング に与える影響には相互の両面があり、労働上のデジタル技術使用についてもポジティブな効 果を高めメガティブな影響を抑えるための研究推進が望まれる。 た研究が得られており,産業保健領域でも労働者 がデジタル技術を使用することの能威影 響に関する研究が増しくつつ視点から高 稿では、学術研究におけるデジタルウェルビー イングの定義とデジタルウェルビーイング研究 から得られた知見を紹介し、産業保健に対する 意義について触れる。 1. はじめに デジタルウェルビーイング(digital well- being)とは、デジタル技術のバランスのとれた 健全な利用に関する概念で、デジタルコミュニ ケーションの使用量および質的側面において主観的ウェ ルビーイングが維持されている状態を指す一。 2018年に開催されたGoogle I/Oでの会議講演一 でGoogle社の最高経営責任者あるスンダー・ ピチャイがデジタルウェルビーイングについ て言及して以来、デジタル技術の過剰使用やサ ジタル依存を防ぐための戦略および解決策と して注目されている。欧米では、スマートフォ ンやAndroidスマートフォンの「Digital Wellbeing」 や iPhoneの「スクリーンタイム」が挙げられ、 健康とのジレンマを理解してスマートフォンの 使用時間を管理するために、スマートフォンの使用時間を確認 し、使用時間の見直し・制限をするための機能 が搭載されている⁻^・医学研究においても、デ ジタルウェルビーイングを主題としてデジタル 技術の使用と健康アウトカムとの関連を検討し 2. デジタルウェルビーイングの定義 学術論文において「デジタルウェルビーイン グ」という用語が最初に用いられたのは、 Nuessel et al(2012)によるオーストリアの における子どもの・ターネット使用に関する論 文である。この論文では、インターネット使用 による危険性ばかりでなく,インターネット を だけでなく、インターネットを能動的、倫理的、 批判的に活用できるように必要な知識とスキル を身につけさせること
メタ分析・レビュー 職場・働く幸せ主観的幸福・幸福測定ポジティブ心理学介入

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