大学時代、体育会であった人は、幸せか?
東京都の某4年生大学での調査。
卒業後10年以内(平均27歳くらい)の体育会卒とそうでない人の幸福度調査。
結果としては、体育会を卒業した人は、かなり幸せだった!
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11段階の主観的幸福度調査で、体育会が7.34ptなので、
ワールドハピネスレポートで言えば、フィンランド、デンマーク、アイスランドに次いで、日本の体育会出身者は世界4位くらいですね😊
(聞き方はちょっと違うのと、年齢に偏りがありますが。)
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大学時代に体育会系であった勤労者が精神的に良好であるメカニズムとして2つのことが考えられる.
1つは,体育会運動部という組織に所属していたことが恩恵をもたらすメカニズムである.これは,運動部での活動を通して精神的な対処スキルを身につけ,それが機能していることが考えられる.
もう1つは,在学中に運動習慣を持っていたことにより体力が向上し,その向上が将来に持ち越され,精神的に良好な状態をもたらしたというメカニズムである.
長期にわたる大規模コホート研究 9)では,大学1年時に筋力,筋パワー,筋持久力が高かった者ほど,大学卒業後のメンタルヘルスが良好であると示されている.
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大学時代に体育会系であった勤労者は精神的に優れているか?
-東京都に位置する総合私立大学の卒業生を対象として-
スポーツ産業学研究,2021,荒井 弘和先生ら
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sposun/31/2/31_2_165/_pdf/-char/ja
大学卒業生でスポーツ部所属だった人々は精神的に優れていると言われているが、この主張を裏付ける量的データは存在しなかった。そのため、本研究の目的は、大学在学中にスポーツ部所属だった卒業生(「TAIIKUKAIKEI」)と非スポーツ部所属の卒業生の精神的な要素を、横断研究により比較することだった。本研究の参加者は、東京の某大学を卒業後10年以内の若手労働者5,776名です。被験者の半数は大学時代にスポーツクラブに所属していた者で、残りの半数は所属していませんでした。参加者は、人口統計データ、現在の主観的幸福感、心理的ストレス、および仕事へのエンゲージメントについて質問されました。調査への参加は、PCまたはスマートフォンでアクセス可能な調査ウェブサイトへのURLが記載された郵送書類を通じて招待されました。有効回答数は521件(回答率9.0%)でした。大学在学中にクラブを退会した者や失業中の者を除外した参加者は477名(体育会所属者246名、非所属者231名)でした。性別、年齢、婚姻状況、現在の年間収入を共変量とした共分散分析の結果、体育会卒業生は非体育会卒業生に比べて現在の主観的幸福感と仕事へのエンゲージメントが高く、心理的ストレスが低いという仮説が確認されました。したがって、就業者を対象とした分析では、体育会卒業生の卒業後のメンタル面は非体育会卒業生に比べて相対的に良好であることが示されましたが、効果の大きさは小さかったです。ただし、実証データから、体育会卒業生の主観的幸福感、心理的ストレス、仕事へのエンゲージメントが有利であることが明らかになった点は注目に値します。今後、同じ対象者に対する縦断的追跡調査を実施し、体育会卒業生のより質的な特性を調査することが期待されます。