スポーツ観戦は現地でもTVでも健康とウェルビーイングにつながる
〜現地観戦は年2回以上、TVやメディアでは週1日以上で最大化〜
見落としていましたが、昨年11月くらいの明治安田厚生事業団さんによる研究。
スポーツ観戦と健康・ウェルビーイングの関係性について。
かなり詳細に見て頂いています😍
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・年に2回以上、スポーツを現地観戦すると、
心理的ストレスが低下(1年後にストレスを抱えている可能性が低い)
生活習慣の改善に関心が高まる
ワークエンゲージメントが高まる
・週1日以上、TVなどのメディアでスポーツ観戦すると、
幸福感の向上(1年後に幸福を感じている可能性が高い)
身体活動が増える
ワークエンゲージメントが高まる
より朝食を食べるようになる
でも、糖尿病である可能性が少し上がる
とのこと。
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今年は早稲田大学での研究で、スポーツ観戦は生活充足感を高めるという研究もありました。
この研究は、より条件を詳細に研究してくださっていますね😊
(逆に早稲田大学の研究の方はMRIを見たりとかまでしてくださっています😍)
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スポーツを観るとこころが元気に!現地観戦はもちろんメディア観戦でも
―世界初!スポーツ観戦の長期的な健康効果を解明―
明治安田厚生事業団,2024/11/19
◎ スポーツ実施が健康に良いというエビデンスは数多くありますが、スポーツ観戦の健康影響に関する研究はほとんど行われてきませんでした
◎ 私たちの研究では、世界で初めてスポーツ観戦の頻度と、様々な健康状態や生活習慣との長期的な関連について検討しました
◎ 分析の結果、現地観戦でもメディアでの観戦でも、スポーツ観戦頻度が多い人ほど、1年後のメンタルヘルスや生活習慣が良好であることがわかりました
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※元論文
日本の成人におけるスポーツ観戦とその後の健康と幸福との関連性:結果全体にわたる縦断的アプローチ
Association of watching sports games with subsequent health and well-being among adults in Japan: An outcome-wide longitudinal approach
Preventive Medicine,2024/12
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0091743524003098?via%3Dihub
目的
スポーツをすることによる健康上の利点はよく知られていますが、スポーツ観戦と健康の関係はよくわかっていません。私たちは、スポーツ観戦と 20 種類の健康と幸福の結果との長期的な関係を調査しました。
方法
明治安田ライフスタイル研究における成人6327人(労働者4851人)の3波コホートデータを使用して因果推論を導き出しました。2018年に自己申告の質問票を使用して、メディアまたは直接スポーツ観戦の頻度を評価しました。健康行動、身体的、精神的、仕事関連の結果を含む結果は、2019年に評価されました。2017年には、社会人口学的要因、以前の曝露、結果値が評価され、共変量として使用されました。結果変数の性質に応じて、3つの異なる統計モデル(ロジスティック、修正ポアソン、または線形回帰)が使用されました。
結果
メディアでスポーツを観戦すると、身体活動が低下したり朝食を抜いたりするリスクが低くなり、幸福度も高くなるという好ましい用量反応相関がみられた(傾向のp値<0.05)。逆に、メディアでスポーツを観戦すると、BMIが高くなり、高血圧や糖尿病を発症するリスクが高くなるという悪い用量反応相関がみられた(傾向のp値<0.05)。スポーツを直接観戦すると、健康行動の変化の検討前段階、中等度/重度の心理的苦痛、脂質異常症を呈するリスクが低くなるという用量反応相関がみられた(傾向のp値<0.05)。
結論
スポーツ観戦と心臓代謝の健康との間に有害な関連性が観察されており、その関連性は慎重に解釈し、さらに研究する必要があるが、研究結果は、スポーツ観戦が健康的なライフスタイルを開発し、精神的健康を改善するための新しい修正可能な保護因子になる可能性があることを示唆している。
メディアでの観戦頻度、現地での観戦頻度
と
各健康・ウェルビーイング項目😊
こちらは、2018年のメディア観戦習慣と、2019年の健康・幸福度指標。
●好ましい関連:
身体的不活動のリスク低下 (p for trend = 0.038)
朝食抜きの減少 (p for trend = 0.008)
幸福度の向上 (p for trend = 0.048)
仕事への関与度の向上 (β = 0.06, 95%CI = 0.00-0.11)
●好ましくない関連:
BMIの上昇 (p for trend = 0.025)
高血圧リスクの増加 (p for trend = 0.026)
糖尿病リスクの増加 (p for trend = 0.018)
①スポーツ観戦者の特徴的な傾向:
メディア観戦を週1日以上する人(≥ 1 day/week)は、しない人に比べて:
平均年齢が高い(55.3歳 vs 50.6歳)
男性の割合が高い(64.5% vs 41%)
既婚率が高い(78.7% vs 66.3%)
一人暮らしが少ない(13.3% vs 19.2%)
②健康・生活習慣の違い:
頻繁な観戦者(週1日以上)は:
睡眠の質が良い(不良睡眠の割合が36.5% vs 44.7%)
運動習慣がある(運動習慣なしが67.4% vs 80.9%)
遅い夕食が少ない(29.1% vs 32.7%)
③ウェルビーイング関連の興味深い発見:
●幸福度(Higher happiness):
メディア観戦頻度が増えるほど幸福度が上がる傾向(週1日以上:51.2% vs 観戦なし:45.3%)
実地観戦をする人の方が幸福度が高い傾向
●メンタルヘルス:
重度の心理的苦痛(Severe psychological distress)は観戦しない人で最も高い(3.2%)
観戦頻度が高い人ほど心理的苦痛が少ない傾向
●仕事関連の指標:
仕事のパフォーマンス(Job performance)は観戦頻度が高いほど良好
仕事への関与(Work engagement)も観戦頻度と正の相関
④意外な発見:
お酒の消費量は観戦頻度が高い人の方が多い
BMIも観戦頻度が高い人の方が若干高い