はぴテク相談室:MBTI別、効果的なウェルビーイング活動😍
最近、仕事でのやりがいとか充実感がなくて…。ウェルビーイングを高めたいんですけど、何から始めればいいのか全然わからなくて困っています。
それは悩みますよね。実はMBTI(性格タイプ診断)と職場でのウェルビーイングの関係を調べた研究があって、自分の性格タイプに合った活動をすることが充実感につながる可能性があると示されているんです。MBTIってご存知ですか?
名前は聞いたことあります!よくSNSで「INFP」とか「ENTJ」とか見るやつですよね?でも正直、よく分からなくて…。
そうです!MBTIは4つの軸で性格を分類します。「外向き(E)か内向き(I)」「感覚(S)か直観(N)」「思考(T)か感情(F)」「判断(J)か知覚(P)」の組み合わせで16タイプになります。この研究では、タイプごとにウェルビーイングを高めやすい活動が違うことが分かってきているんです。
へえ、性格によって合う活動が違うんですか!自分はたぶんINFPなんですけど、どんな活動が向いてるんでしょう?
INFPタイプ(内向・直観・感情・知覚)の方には、自己表現や創造的な活動、また自分の価値観に沿った意味のある仕事に携わることがウェルビーイングと結びついている傾向が研究で示されています。たとえば、日記を書いたり、自分が「なぜこの仕事をしているか」を改めて考える振り返りの時間を持つことなどが挙げられていますよ。
確かに、意味とか目的みたいなものを感じられないとしんどくなる気がします。でも外向的な人(Eタイプ)は全然違う感じですか?
はい、傾向として違いが見られます。外向型(E)の方は、他者との交流や協働、チームでの達成体験がウェルビーイングと結びついている傾向があります。一方で内向型(I)の方は、一人で集中できる時間や深い一対一の関係性の方が充実感につながりやすいとされています。
なるほど…。じゃあ、たとえば職場でみんなで盛り上がる飲み会とかって、内向型の人には効果が薄いんでしょうか?
この研究はあくまで「傾向」を示したものなので、内向型の全員に合わないとは言い切れません。ただ、内向型の方は大人数の場よりも少人数でじっくり話す場の方が充実感を感じやすい傾向があると示されています。無理に全員同じ活動をさせるより、タイプに応じた選択肢があると職場全体のウェルビーイングが上がる可能性があるということですね。
職場でそこまで配慮してもらえるといいですよね(笑)。自分でできることとしては何がありますか?
まず自分のMBTIタイプを把握することが出発点です。その上で、たとえばINFPであれば①自分の価値観と仕事のつながりを言語化してみる、②創造的なアウトプットの時間を意識的に作る、③信頼できる少数の人と深く話す機会を作る、といったことが研究で挙げられている活動と重なります。全部やろうとしなくていいので、一つ試してみるのがいいと思いますよ。
「価値観と仕事のつながりを言語化する」って具体的にはどうすればいいですか?
シンプルな方法として、「自分がこの仕事で大切にしていること」を紙に書き出してみるのがおすすめです。たとえば「人の役に立ちたい」「創るのが好き」など何でもOK。そしてその価値観が今の仕事のどこかで活かせている瞬間を探してみる。小さな接点でも見つかると、充実感につながりやすいと考えられています。
なんかちょっとやってみたくなりました!ちなみにこの研究って信頼できるものなんでしょうか?
良い質問です!これはMBTIを開発しているCPP社が出したホワイトペーパーという研究報告書で、著者はMartin Boultさんたちです。職場環境でのデータを元にしていますが、あくまで「関連がある」という相関の話であって「この活動をすれば必ずウェルビーイングが上がる」という因果関係を証明したものではありません。また、対象はある程度特定の職場環境のデータなので、全員に当てはまるわけではない点も頭に入れておくといいですよ。
■ 今日のまとめ
- MBTIの性格タイプと職場でのウェルビーイングには関連がある傾向が示されており、タイプによって充実感を高めやすい活動が異なる可能性があります。
- 内向型(I)は深い一対一の交流や一人の集中時間、外向型(E)は他者との協働や交流がウェルビーイングと結びついている傾向があります。
- まず自分のMBTIタイプを知り、そのタイプに合った小さな活動(価値観の言語化・創造的時間の確保など)を一つ試してみることが第一歩になりえます。
■ 出典・注意事項
- 出典:Boult, M. J. L., Thompson, R. C., & Schaubhut, N. A.『Well-Being and MBTI® Personality Type in the Workplace』CPP White Paper. https://ap.themyersbriggs.com/content/Research%20and%20White%20Papers/MBTI/White_Paper_Well-being_and_MBTI_Personality_Type_in_the_Workplace.pdf
- 注意事項①:本研究は相関(関連性)を示したものであり、「この活動をすれば必ずウェルビーイングが上がる」という因果関係を証明したものではありません。
- 注意事項②:CPP社(MBTIの開発元)が発行したホワイトペーパーであるため、独立した第三者機関による査読論文とは性質が異なります。
- 注意事項③:対象となった職場環境・集団が限定的である可能性があり、すべての職場や文化圏に一般化できるとは限りません。
研究自体の紹介はこちら😊
MBTI別、効果的なウェルビーイング活動😍
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2025-04-24-1745502274/