2025.04.20

職場での暴言とウェルビーイングとパフォーマンス

〜暴言を受けた人は61%処理能力低下、見ていた人も25%低下〜

ちょっと別件用に改めて整理していたのでシェア😊

暴言とパフォーマンスの所は、自著でも引用しています。

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■職場での暴言とウェルビーイング

暴言などの無礼な扱い(Incivility:非誠実さ)は幸福度を下げます。

受けた人は↓。

・暴言(や無礼)を受けた人は、幸福度、仕事満足度が大きく下がり、心理的ストレスがかなり高まる。

 (Cortinaら (2001年)、Khan, Elahi & Abid (2021年))

さらに見ただけの人も↓。

・暴言(や無礼)を見た人は、ネガティブ感情(不安、怒り、意気消沈)、仕事満足度や心理的安全性が大きく下がる。

** →さらに目撃すればするほど、離職意向や組織への信頼が低下。女性だとさらに悪影響が大きい。**

 (Miner & Eischeid (2012年)、Miner & Cortina (2016年) )

そして、意外な事に、言った人のウェルビーイングも下がります。

・暴言(や無礼)を言った人は、罪悪感などのネガティブ感情、ストレス反応が増える。

** が、翌日はちょっと反省して、無礼を控える。(ただ、反省してか、翌日のパフォーマンスがちょっと伸びる)**

 (Kim, Lanaj & Koopman (2024年))

なので、言った本人も含めて、職場全体の幸福度を大きく下げてしまいます。それ以外も多面的に。

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さらに、

■職場での暴言とパフォーマンス

①直接暴言を言われた人(や無礼な扱いを受けた人)

処理能力が61%低下、創造性が58%低下

②チームへの暴言を言われた人(や無礼な扱いを受けた人)

処理能力が33%低下、創造性が39%低下

③他者への暴言を見た人

処理能力が25%低下、創造性が45%低下

とのこと。

なので、例えば10人チームで暴言があると

当人が60%処理能力低下、それを見た8人が25%処理能力が低下

併せて、260%、2.6人分処理能力が低下します。

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他にも、無礼にさらされたり見たりすると、

向社会的行動が減る、人を助けなくなる、攻撃性が増す

なども分かっています。

この様なデメリットを理解するだけでも、抑止につながりますね😊

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2つの元論文を、AIさん(genspark)にスライド資料に起こして頂いたのを添付しています。

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■職場での暴言とパフォーマンスの元論文

Christine L. Porath & Amir Erez (2007): 「Does Rudeness Really Matter? The Effects of Rudeness on Task Performance and Helpfulness」(「無礼さは本当に問題か?無礼な言動が課題遂行能力と援助行動に与える影響」) – Academy of Management Journal, 50(5), pp.1181-1197

https://www.researchgate.net/publication/325002689_Does_Rudeness_Really_Matter_The_Effects_of_Rudeness_on_Task_Performance_and_Helpfulness

①、②

Christine L. Porath & Amir Erez (2009): 「Overlooked but Not Untouched: How Rudeness Reduces Onlookers’ Performance on Routine and Creative Tasks」(「見過ごされがちだが無傷ではいられない:無礼な行為が傍観者のルーチン作業と創造的課題の遂行能力を低下させるメカニズム」) – Organizational Behavior and Human Decision Processes, 109(1), pp.29-44

https://people.uncw.edu/hakanr/documents/effectsofrudnessononlookers.pdf

論文紹介 職場・働く幸せ感情・レジリエンス

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