2025.04.10

UNESCOさんのHappy Schoolイニシアチブ

という取り組みがあります😊

UNESCOバンコクさんが2014年に開始し、アジア、世界に広まってきた取り組み。

2016年に最初のレポート(Happy Schools A Framework for Learner Well-being in the Asia-Pacific)

https://www.unesco-school.mext.go.jp/wp-content/uploads/2021/03/Happy-Schools-A-Framework-for-Learner-Well-being-in-the-Asia-Pacific.pdf

が公開され、

第二期として、一部学校にて試験運用。

2021年にその取り組みを公開頂いています。

(日本からも5校が参加)

Happy Schools: Capacity Building for Learner Well-being in the Asia-Pacific; findings from the 2018-2020 pilots in Japan, Lao PDR, and Thailand

https://unesdoc.unesco.org/notice?id=p::usmarcdef_0000377799&locale=en

そして、それに続いて、昨年2024年に、↓のレポートを公開頂いています😊

Why the world needs happy schools: Global report on happiness in and for learning

そのレポートを中心に、AIにスライドを起こして頂いたので添付します。

※ただし、"7. 日本の教育への示唆と適用方法"はレポート内容ではなく、AIによる提案です。

主には、

幸せな学校の4つの柱。というフレームワークを提案されています。

①人(People):

支援的で協力的な関係

身体的・社会的・感情的なウェルビーイング

ポジティブな態度と資質

②プロセス(Process):

バランスのとれたカリキュラム

楽しく魅力的な教育法

全人的で柔軟な評価

③場所(Place):

安全で健康的、アクセスしやすく持続可能なインフラと施設

機能的で包括的な空間デザイン

コミュニティのハブとしての学校

④原則(Principles):

信頼

包摂

エンパワーメント

ーーー

Why the world needs happy schools

Global report on happiness in and for learning

UNESCO,2024

https://www.unesco.org/en/education-policies/happy-schools

ーーー

日本でのhappy schoolイニシアチブの試験的実施

https://www.unesco-school.mext.go.jp/network/join-the-project/happyschool/

第二期_日本でのパイロット学校↓

♦ 杉並区立西田小学校

♦ 名古屋国際中学校・高等学校

♦ 福山市立福山中・高等学校

♦ 広島県立安古市高等学校

♦ 箕面こどもの森学園

福山市立福山中・高等学校の事例

https://www.edu.city.fukuyama.hiroshima.jp/kou-ichifuku/topfile/kyouken/map.pdf

世界が幸せな学校を必要とする理由 UNESCOグローバルレポート 学習と幸福に関する包括的分析 「幸せな生徒ほど効果的に学び、幸せな教師ほどより良く教える」 1.イントロダクション 教育は人間の基本的権利であり、平和と持続可能な開発の基盤です。しかし、現代の教育システムは頻繁に経争に重点を置きすぎることあり、学習の本質的な喜びや幸福を見失ってしまうことがあります。 「幸せな学校とは、学習者と教育者が学びのプロセスを楽しみ、お互いに尊重し合い、全人的な発達を促進する場所です」 UNESCOは「Happy Schools(幸せな学校)」イニシアチブを通じて、教育業の中心に幸福を置くことを提唱しています。このイニシアチブは、教育システムが質の高い学習の実践としても目標として幸福を認識することが目られています。 幸福と学習の関係 研究によれば、幸福と学習は密接に関連しています: • 幸せな学習者は学業成績が良い • 幸せな教育関係より良い雰囲を培養する • 情動的および認知的機能の相互作用が学習プロセスに大きな影響を及ぼす • ポジティブな学校環境は、学生の学業成績だけでなく社会的・感情的発達促進される このレポートでは、UNESCOの「幸せな学校」の構想、その実装、研究実績、日本の教育への応用について詳しく説明します。 2. UNESCOと幸せな学校の背景 幸せな学校イニシアチブの歴史 UNESCOの「Happy Schools(幸せな学校)」イニシアチブは、幸福と教育の質の重要な関係を認識し2014年6月にUNESCOバンコク事務所において開始されました。当初アジア太平洋地域を対象としていましたが、その後グローバルな取り組みへと発展しました。 2016年には初の「Happy Schools! A framework for Learner Well-Being in the Asia-Pacific」レポートが発表され、22の施策からなる幸せな学校の構成が提示されました。 2024年3月には、グローバルレポート「Why the world needs happy schools: Global report on happiness in and for learning」が発表され、4つの柱と120の具体的な取り組みが提示されました。 なぜ「幸せな学校」が必要なのか 現在社会が直面する課題のなか、教育システムはより多くの問題に直面しています: • 過度な試験や評価のプレッシャー • 跨ぎ業にょる学童のストレスと不安の増加 • 学位の本質的な質より試験成績を重視する傾向 • 教師の個人的生き甲斐と職業連動の低下 • COVID-19パンデミックによる学児童身心と精神的健康の悪影響 こうした背景から、UNESCOは「幸せな学校」イニシアチブを通じて、教育における幸福の重要性を再認識し、学園の中に幸福を備える革新なシフトを提案しています。 「幸せな学校」の定義 UNESCOによれば、幸せな学校とは、学習者と教育者が共に学ぶプロセスを楽しみ、お互いを尊重し合い、全人的な発達を促進する場所です。それは「楽しい」学校以上のものであり、深い学びと多様の者の関係性、そして自己理想を育むる環境を提します。 幸せな学校は、社会情動的学習(SEL)、ポジティブ教育、ウェルビーイング教育などの概念と重なります。UNESCOの枠組みはこれらを統合し、包括的なアプローチを提供しています。 3. 幸せな学校の4つの柱の詳細解説 UNESCOのグローバル幸せな学校の枠組みは、相互に関連する4つの柱(ピラー)から構成されています。これらの柱は、学校が幸福と学質を促進するために必要とする主要な領域を示しています。 柱1: 人(People) 学校コミュニティを構成する全ての人に対するものです。学習者、教師、スタッフ、保護者、地域社会の人々が含まれます。 重要ポイント: • ポジティブな関係性の構築と維持 • 多様性、公平性、包括性の尊重 • 書き手のウェルビーイングと幸福感の向上 • 学業の面と連続的の両側面 • 協調的なコミュニティの創造 「役的な関係性があることで、学習者はより安心して探索し、失敗から学び、能力を獲得できるようになります。」 柱2: プロセス(Process) 学習と教育の方法やアプローチに関する柱です。カリキュラム、教授法、評価方法などが含まれます。 重要ポイント: • 学習者中心の教授法と社会的学びの促進 • 創造性、選び、楽しさを通じた学び • 社会情動スキルの獲得の支援 • 形成的評価と態度マインドセットの重視 • 書き手のある、別世界と結びついた学習経験の提供 「学習プロセスそのものが直ぎ楽しむなら、内発的動機づけを高めることが確実です」 柱3: 場所(Place) 物理的および社会的な学習環境に関する柱です。学校の設計、空間の使い方、考慮などが含まれます。 重要ポイント: • 安全で、教習で、刺激的な物理的空間の創造 • 自律とのつながりと探究可能性の提 • ポジティブな学校文化と課題意識の育成 • 協働と創造のための多様な空間設計 • デジタルとリアルの学習空間の統合 「学習環境が提ける有無ではなく、学習経験と者継続に貢献する重要な要素です」 柱4: 原則(Principles) 学校コミュニティを結びつける基本的な信念観や原則に関するです。ビジョン、価値、共有される価念などが含まれます。 重要ポイント: • 明確な共有ビジョンと価値観の確立 • 全員と学習を同等に重視する全体的アプローチ • 創設的教育リーダーシップの実践 • 公正、持続可能、平和の価値の提 • 創設的改革と民主的文化の構造 「原則は他の3つの柱(人、プロセス、場所)を支援するための基盤となり、学校の取り組みに一貫性と目的をもたらします」 これらの4つの柱は相互に関連し、支えています。学びと学校を実現するために必要に、これらの柱をバランスよく機能させ、統合することが重要です。 4. 12の重要基準の詳細説明 UNESCOのグローバル・シティズン学校の枠組みでは、4つの柱(人、プロセス、場所、関係)に基づいて12の高いレベル基準が設定されています。各章は学位の学業と学業を促進するための具体的な指標を提供します。 人(People)に関する基準 1 思いやりのある関係性 学校コミュニティにおける多様な、支援的で、尊重し合う関係の構築と維持、信頼、共感、相互尊重が基本となります。 実践例:協働ワークショップ、メンターシッププログラム、協調学習の促進、教科と生活が関連する交流の関与 2 包括的なコミュニティ 多様性を認め、全ての個人が認められ、尊重され、関連性を感じるインクルーシブな学校コミュニティ構築。 実践例:多文化講座プログラム、様子すべての参加機会、異教が交流、コミュニティ参与プロジェクト 3 教師のウェルビーイングとエージェンシー 教師の専門性の向上、自律性、ウェルビーイングの支援、教師が自身の実践について主体的に考え、改善できる環境の提供。 実践例:職員のコアアップート、専門性開発の施策、体験リフレッシュ研修制度、教師
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■研究の背景

幸福と学習の関係:研究の系譜と知見

1. 幸福研究の起源と基本的考え方

幸福研究の土台となる「ポジティブ心理学」は、20世紀後半から本格的に発展しました。この分野は、従来の心理学が精神疾患や問題に焦点を当てていたのに対し、人間の強みや幸福に注目する新しいアプローチを提案しています。

この流れの先駆者として、ウィリアム・ジェームズ、アブラハム・マズロー、マリー・ジャホダなどの研究者がいます。特にジャホダ(1958)は「Mental health is more than the absence of mental illness」(精神的健康とは精神疾患がないだけではない)という考え方を提唱し、人を健康にする要素の研究を始めました(Jahoda, M., 1958. Current Concepts of Positive Mental Health)。

1990年代になると、マーティン・セリグマンとミハイ・チクセントミハイによって「ポジティブ心理学」という用語が確立されました。セリグマンとチクセントミハイ(2000)は「Positive psychology is the scientific study of positive human functioning and flourishing on multiple levels」(ポジティブ心理学は、複数のレベルにおける人間の前向きな機能と繁栄に関する科学的研究である)と定義しています(Seligman, M. E. and Csikszentmihalyi, M., 2000. Positive psychology: An introduction)。

2. 幸福の構成要素に関する研究

幸福に関する研究が進み、セリグマンは「PERMA」モデルを提案しました。これは幸福の5つの基本要素を示すモデルです:

  1. Positive emotions(ポジティブな感情):喜び、感謝などのポジティブな感情を経験すること
  2. Engagement(没頭):活動に完全に没頭し、夢中になること
  3. Relationships(人間関係):強い社会的つながりと意味のある関係を持つこと
  4. Meaning(意味):自分より大きな何かに貢献するという目的意識
  5. Accomplishment(達成):目標の追求と能力や熟達の感覚を得ること

また、ミハイ・チクセントミハイの「フロー理論」(1990)も重要な概念です。フローとは、活動に完全に没頭し、時間の感覚を失うほど集中している状態を指します。この状態では、創造性、パフォーマンス、生産性が高まります(Csikszentmihalyi, M., 1990. Flow. The Psychology of Optimal Experience)。

さらに、バーバラ・フレドリクソン(2004)の「拡張・形成理論」(Broaden-and-Build Theory)は、ポジティブな感情が認知的・感情的な能力を拡張させるという考え方です。ネガティブな感情が視野を狭めるのに対し、ポジティブな感情は視野を広げ、探索や創造性を促進するとしています(Fredrickson, B. L., 2004. The broaden–and–build theory of positive emotions)。

3. 学習と脳科学の研究

学習プロセスに関する研究も進み、特に神経科学の発展により脳と学習の関係が明らかになってきました。イモーディノ・ヤンら(2019)は、学習タスクには社会的・感情的活動を専門とする脳の領域が関わっていることを示しました(Immordino-Yang, M. H. et al., 2019. Nurturing nature: How brain development is inherently social and emotional, and what this means for education)。

この研究は、思考と感情の脳領域が密接に結合していることを示しています。つまり「認知的記憶」は「情動的経験」と直接接続されているのです。これにより、UNESCO(2023b)のGlobal Education Monitoring Reportは「人が認知タスクを実行する際には、そのタスクに対してポジティブまたはネガティブな感情を経験せずに行うことは本質的に不可能であり、ポジティブな態度を持つタスクの方がより良く実行できる」と結論づけています。

4. 幸福と学習の関係性に関する実証研究

4.1 幸福感情と学習プロセスの関係

ダイヤモンド(2013)、ジラウト他(2022)、ロヴォル他(2017)などの研究は、喜び、熱意、好奇心などのポジティブな感情が学習の向上に役立つことを示しています。神経科学的観点からは、ポジティブな感情が動機づけ、注意力、記憶力といった学習の基本メカニズムを改善することが分かっています(Li et al., 2020)。

一方で、不安、悲しみ、ストレスなどのネガティブな感情は学習を妨げます(Tan et al., 2021)。UNESCO-MGIEP(2020)は、ストレスが柔軟な認知学習から硬直的な習慣的行動へのシフトを引き起こし、記憶や全体的な学習成果を妨げることを指摘しています。

4.2 幸福と学業成績の関係についてのメタ分析

幸福と学業成績の関係を調査した主要なメタ分析として、前述のKaya & Erdem(2021)があります。この研究は、幸福と学業成績の間に有意な正の相関関係があることを示しました。特に認知的、社会的、主観的な幸福が学業成績に最も大きな影響を与えていました。

また、Bücker他(2018)のメタ分析も、主観的幸福と学業成績の間の関係を研究し、同様に正の相関関係を発見しています(Bücker, S. et al., 2018. Subjective well-being and academic achievement: A meta-analysis)。

PISA(国際学習到達度調査)のデータを用いた研究も重要です。Kirkcaldy他(2004)は、PISA参加30か国のデータを分析し、主観的幸福と学業成績(特に読解力)の間に有意な関連を見出しました(Kirkcaldy, B. et al., 2004. The relationship between health efficacy, educational attainment, and well-being among 30 nations)。

4.3 教師の幸福と生徒の学習成績の関係

前述のGranziera他(2023)の研究は、教師の幸福と生徒の学業成績の関係を示す重要な研究です。教師の疲労(バーンアウト)が生徒の学業成績低下と関連していることを明らかにしました。

この他にも、教師のストレスと幸福に関する国際的な調査として、「教育者の健康とウェルビーイングに関する国際バロメーター」(I-BEST)があります。これによると、10か国の調査で25〜33%の教師が職場での暴力を経験し、高いストレスレベルや過重な業務負担が報告されています(Education and Solidarity Network, 2023)。

調査・実態レポート ありがとうやってみよう 子ども・若者の幸福教育とウェルビーイング

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