はぴテク相談室:ブラジリアン柔術は幸せにつながる😍
最近、なんとなく自分に自信が持てなくて、ちょっとしたことでくじけてしまうんです。何か自分を変えるきっかけが欲しいんですけど、どうしたらいいんでしょう…
それは辛いですね。自信がなくてくじけやすい、って感じている方、実は多いんですよ。ちょっと面白い研究を紹介させてください。ブラジリアン柔術(格闘技の一種です)の選手を帯の色(白帯=初心者〜黒帯=上級者)で比べた研究なんですが、何かヒントになりそうで。
ブラジリアン柔術ですか?格闘技ですよね。私、運動とか全然してないんですが…それって関係あるんですか?
直接「あなたも格闘技をやれば解決!」という話ではないんですが、研究から見えてくる考え方がヒントになると思って😊 この研究では、18歳〜60歳の420人の選手を調べたんですね。すると黒帯の選手は白帯の選手に比べて、『精神的強さ』『折れにくさ(レジリエンス)』『粘り強さ(グリット)』『自己効力感(自分はできる、という感覚)』『自制心』『生活満足度』『精神的健康』がいずれも高い、という結果が出たんです。
すごいですね!じゃあ格闘技を始めれば、自信がついて幸せになれるってことですか?
ここは大事なポイントなんですが、この研究は『比べてみたら差があった』という調査なんです。黒帯だから精神的に強くなった、と因果関係まではわかっていないんですよ。もともと精神的に強い人が続けやすかった可能性もあります。ただ、トレーニングの経験年数が長いほど、これらの特性と小さいながらも正の相関(関連性)があったのも事実で、続けることと心理的な強さは何らかの形で関わっている可能性はありそうです。
なるほど。じゃあ『続けること』自体に意味があるかもしれない、ということですね。でも、私みたいに運動が苦手な人でも関係ある話なんでしょうか?
いい視点ですね!研究対象はブラジリアン柔術の選手に限られているので、他のスポーツや活動に同じことが言えるかは別の話です。ただ、この研究で注目したいのは、長く続けてきた人ほど『グリット(粘り強さ)』が高いという点です。グリットっていうのは、長期的な目標に向かって情熱を持って粘り続ける力のことです。これは、格闘技に限らず、何かを継続して取り組む経験の中で培われていく可能性があるものとして注目されています。
粘り強さ…私、すぐ諦めちゃうんですよね。それを鍛えるにはやっぱり何か続けるしかないんですかね。
この研究から言えることとして、長く続けている人ほど『自己効力感』、つまり『自分にはできる』という感覚も高い傾向が見られました。あと、興味深いのは、黒帯と白帯で『攻撃性』には差がなかった点です。格闘技って攻撃的になりそうなイメージがありますよね?でも攻撃性は帯のランクで変わらなかったんです。
あ、それは意外でした!格闘技をやると荒々しくなりそうって思ってましたが、そうじゃないんですね。
そうなんです!これはブラジリアン柔術が日本の武道の影響を受けた、礼儀や精神的な鍛錬を大切にする文化を持っているからかもしれません。研究自体でそこまで踏み込んだ分析はされていませんが、武道的な側面が影響している可能性は考えられますよね。ともあれ、攻撃性を高めないままで精神的な強さが育まれている、というのはとても興味深い結果です。
なんか少し希望が見えてきました。でも具体的に、私は何をすればいいんでしょう?格闘技じゃなくてもいいですか?
この研究はブラジリアン柔術を対象にしたものなので、他の活動への応用は慎重に考える必要があります。ただ、研究が示唆しているのは『何かにコツコツ取り組み、続けていくこと』と精神的な強さや生活満足度が関連している可能性、ということです。あなたが興味を持てることで、継続できそうなものを探してみるのが一つのアプローチかもしれませんね😊
そうですね。何でも続けることが大事なんですね。今日はとても参考になりました!ありがとうございます。
こちらこそ!大切なのは、この研究は『こういう傾向がある』という発見であって、魔法のような答えではないということ。でも、長く続けている人に精神的な強さや生活への満足感が見られるというのは、勇気づけられる結果だと思います。あなたに合ったペースで、何か一つ続けてみることを楽しんでみてください😊
■ 今日のまとめ
- ブラジリアン柔術の黒帯(上級者)は白帯(初心者)に比べて、精神的強さ・折れにくさ・粘り強さ・自己効力感・自制心・生活満足度・精神的健康が高い傾向が見られました。
- トレーニング経験が長いほど、これらの心理的特性と小さな正の相関(関連性)があることも示されました。ただし、これは相関関係であり、続けたから強くなったと断言できるわけではありません。
- 攻撃性については、白帯と黒帯で有意な差は見られませんでした。格闘技でも、精神的な強さは育まれつつ攻撃性が高まるわけではない、という点は興味深い発見です。
■ 出典・注意事項
- Leandro et al., 'Rank-Based Psychological Characteristics in Brazilian Jiu-Jitsu Athletes: Mental Strength, Resilience, Grit, Self-Efficacy, Self-Control, Aggression, Life Satisfaction, and Mental Health', Functional Morphology and Kinesiology, 2025/3/22. https://www.mdpi.com/2411-5142/10/2/100
- 【注意事項】本研究は横断的調査(ある時点での比較)であり、因果関係(続けたから強くなった)を証明するものではありません。もともと精神的に強い人が長く続けやすい可能性もあります。
- 【注意事項】対象はアメリカのブラジリアン柔術選手(18〜60歳、男性約79%)に限られており、他のスポーツや活動、異なる文化・年齢・性別への一般化には限界があります。
- 【注意事項】今後の研究課題として、選手の年齢を調整した分析が必要と論文内でも指摘されています。
研究自体の紹介はこちら😊
ブラジリアン柔術は幸せにつながる😍
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2025-03-26-1743026406/