2024.07.01

ウェルビーイングな学校にむけての生成の教育学とSELの3日間ワーク

去年の論文ですが。

ウェルビーイングな学校に向けて、

SELと生成の教育学をベースに、

個を起点とした学びづくりに変えていくワークを実施。

で、その条件は↓の4つだったよ。と😍

個を起点とした学びづくりに変わっていく場となった条件

①全体性:全体性のなかで「わたし」を捉える

②越境:異なる文化形態をもつ者たちが混じり合い、ルールを解除する

③声:わたしの「声」をいかすこと

④余白:余白をつくる

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■SEL(Social Emotional Learning)

学びづくりの根幹としている「Social Emotional Learning(SEL)」5)とは、

教育心理学をベースとして自尊感情および対人関係能力の育成を目的とするアプローチで、欧米で広く実践されている。

日本では「社会的能力と気持ちに関わる能力についての学び」と訳され、個へのフォーカスとして、とりわけ気持ち、あるいは心や情動、気分といった部分に耳を傾ける特徴がある。

■生成の教育学

その実践と研究の根幹としているのが「生成の教育学」(Generative Pedagogy)6)だ。

生成の教育学とは、自ずと生まれ出ることのなかで学ぶことである。学校における教育は大人になるための「準備期間」と捉えられ、目標にむけて「外から内へ」と習熟する行為が重視されることが多いが、生成においては、一人ひとりが「内から外へ」と生み出し、外へと働きかける行為を大切にしている。

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ウェルビーイングな学校にむけて

生成の教育学と SEL の公立高校での実践

KEIO SFC JOURNAL ,石黒 和己先生,2023/2

https://gakkai.sfc.keio.ac.jp/journal/.assets/SFCJ22-2-25.pdf

一人ひとりがよりよく生きることを学ぶ、ウェルビーイングな学校とはどのような場なのだろうか。

本稿は、Social Emotional Learning と生成の教育学を交えることで、個がいかされた学びの在り方を探る公立高校での実践報告だ。

その学びの中からは、生徒や作り手たちのどのような表現や動きが生まれたのか。<インサイド・アウト>をキーワードに、表れてきたナラティブから、その学びの条件について提示する。

Keywords: ウェルビーイング、生成の教育学、SEL、ナラティブアプローチ、公立高校

表1 ワークショップの全体像 概要 | 各プログラムの内容について | 特徴 ---|---|--- 1日目 | | キックオフ(55min)@ 各教室 | 3日間のプログラム説明と、クラスを担当するファシリテーターとクラス会員での自己紹介。クラスごとに異なる形式。 | アウトプット(動) コラージュワーク(145min)@2年全教室+廊下 | 膨大な中から直感で選んだ写真をベースに、自由自性にコラージュをつくる時間。制作後は作品タイトルを命名し、まずは作者とタイトルを伏せた状態で、互いの作品の印象やタイトル予想を付箋に書き合って鑑賞を行う。今回は全学年をまたいで教室を回遊し、その後グループ内で共有とふりかえり。人の多様な表現と見方が交差した。 | アウトプット(動) ※切る、貼る、やぶる、描くなど手法は自由 ※素材は、写真・折り紙・花紙・ペン類など ※制作場所は、机だけでなく床や廊下など好きな場所でよい 学科ごとのセッション (140min) @ 各教室 国際英語科:マイ・プロジェクトのブラッシュアップ 理数科:Why Science? セッション(変性性をテーマとした、多様な分野のゲストによるトーク) インプット 2日目 Mission for Fun! (90min) @ 校舎全体 + 学外 「修学旅行に行けなかったわれわれ、高校時代の最高の思い出をつくる」をテーマに、グループで知恵を絞ってミッション企画して時間内に実行するプログラム。オリジナルルールの鬼ごっこ、青春らしい映像の制作、校庭でお茶会、フードデリバリーの注文、スクールバスをチャーターして海に行くなどの企画が実施されていた。 ※ルールは時間を守ること、実行してよいか不安な場合は教員に直接相談すること アウトプット (動) 五感フィールドワーク (75min) @ 校舎全体 五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)を通じて、「わたし」の感覚にフォーカスし、気づきを深めるプログラム。数を数えたり、五感を確かめるワークをしたのち、校舎の数地内を歩いたり気の向くままに過ごす。その後、友人と気づきの共有。 ※ルールは、話さないこと、基本1人で歩くこと、スマホを持たないこと アウトプット (静) キャリアデザイン セッション (180min) @ 教室 沖縄県内の多様な生き方で働き方をしている7ゲストによるトークセッション。これまでの歩みや大切にしていることを共有し、質疑応答。椅子を無くしたり、円形で座ったり、インタラクティブな環境設定にて実施した。 インプット 3日目 ピッチャー セッション (190min) @ 体育館 「これからの社会の中で、どう生きていくのか」をテーマとしたゲストのトークセッション。社会問題を扱う、クラレコやLINEのオープンチャットを活用した自由なつぶやきの場も設けた。 インプット じぶんマッピング (45min) @ 各教室 3日間に繰げ、ふりかえるプログラム。コラージュやゲストトークなどを通じて、わたしが大切にしていることや気づきをマッピングし、ペアでインタビューすることで深めた。 アウトプット (静・動) 会いたい人を言える (45min) @ 各教室 アクションの手綱を生まれたちに渡すため、さらに「わたし」を深めてくれる「会いたい人」に聞いてを贈せ、インタビュー企画を作成してみる時間。実行方法の手引きも共有
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本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:ウェルビーイングな学校にむけての生成の教育学とSELの3日間ワーク
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2024-07-01-1719872979/

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