はぴテク相談室:ユーモアは幸せにつながる😊
最近、毎日小さなことがいちいち気になってしまって…電車が遅れたとか、仕事でちょっとしたミスをしたとか。なんかじわじわとしんどくなってきているんですよね。
それは「日常の煩わしさ」が積み重なっている状態ですね。大きな出来事じゃなくても、小さなストレスがちょこちょこ続くと、じわじわと幸福感が下がっていく…というのは研究でも確認されているんですよ。
そうなんですか。大きな悩みじゃないから「これくらいで…」って思ってたんですけど、やっぱりしんどいですよね。何か対策ってあるんでしょうか?
実は2024年に発表された研究で、面白いことが分かったんです。「ユーモアのセンス」が高い人は、同じように日常の煩わしさがあっても、幸福感が下がりにくいという関係が見られたんです。
ユーモア…!?笑いが関係してるんですか?なんか意外です。
そうなんです!この研究では18歳〜58歳の644人を対象に調べたところ、「ユーモア感覚が高い人ほど幸福感が高い」「ユーモア感覚が高い人ほど煩わしさを感じにくい」という関係と、さらに「ユーモアが、煩わしさと幸福感の下がりやすさの間を和らげる(緩和する)」という関係が見られたんですよ。
へえ〜。でもユーモアって、もともと持っているものじゃないですか?センスがある人とない人がいるというか…。
実は「ユーモアは鍛えられる」という考え方もあるんです。たとえば別の研究で紹介された「ユーモア日記」というワークがあって、毎日3つ、おかしかったこと・クスッとしたことを書き留めていく練習なんです。日常の中でユーモアに気づく筋肉を育てていくイメージですね。
ユーモア日記!それなら私にもできそうです。具体的にはどんなことを書けばいいんですか?
たとえば「今日、コンビニの袋がなかなか開かなくて変な顔してた自分がちょっと笑えた」とか、「同僚が言い間違いして二人で笑った」とか、本当に小さなことでOKです。クスッとした瞬間を意識して拾う習慣をつけることが大事みたいです。
なるほど!意識してみると案外あるかもしれないですね。でも、電車が遅れてイライラしているときにそんな余裕ないんですよねぇ…。
そうですよね〜。だからこそ「その場でユーモアに転換する」というよりも、日記などで日頃からユーモアに気づく練習を積んでおくと、じわじわと煩わしさへの受け止め方が変わってくる可能性があるということです。ただこれはあくまで研究で見られた関係性なので、誰にでも同じ効果があると言い切れるものではないですけどね。
それでも試してみる価値はありそうです!何か他にユーモアを育てる方法ってありますか?
『ユーモアは最強の武器である』というスタンフォード大学の講義をもとにした本もオススメです。ユーモアの使い方を実践的に学べる内容で、解説動画もあるので気軽に入れますよ。また、ユーモアにも「自分を笑える種類」「周りと笑い合える種類」など複数の機能があって、その種類によっても心への影響が変わってくるという研究もあります。
ユーモアにもいろんな種類があるんですね。奥が深い…!まずはユーモア日記から始めてみます。小さなクスッを毎日3つ探すところからですね!
ぜひ!毎日の煩わしさをゼロにするのは難しくても、同じ出来事に対してほんの少し軽く受け取れるようになると、じわじわと変わってくるかもしれません。焦らず楽しみながら試してみてください😊
■ 今日のまとめ
- 日常の小さな煩わしさが積み重なると幸福感が下がりやすいが、ユーモアのセンスがその関係を和らげる可能性があることが研究で示されている
- ユーモアは生まれ持ったものだけでなく、「毎日3つのクスッとした瞬間を書き留めるユーモア日記」などの練習で育てていける可能性がある
- ユーモアにはいくつかの種類・機能があり、その違いによって心への影響も異なると考えられている
■ 出典・注意事項
- 【出典】Humour as a Moderator Between Hassles and Well-Being / Psychological Studies, 2024/6/15 https://link.springer.com/article/10.1007/s12646-024-00795-1
- 【対象集団の限界】本研究の参加者はインド在住の18〜58歳(644人)であり、結果がすべての文化・年齢層に当てはまるとは限らない
- 【相関と因果について】この研究は相関デザイン(アンケート調査)であり、「ユーモアが幸福感を高める」という因果関係を直接証明したものではない
- 【自己報告の限界】データはすべて自己報告式の質問票によるものであり、回答者の主観が影響する可能性がある
研究自体の紹介はこちら😊
ユーモアは幸せにつながる😊
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2024-06-19-1718836208/