2024.01.10

ガチな趣味はウェルビーイングに効いてくるのか

真剣(ガチ)な趣味はウェルビーイングを高めると言われていますが、

それって本当?出費も増えるし逆に不幸せになったりしないの?

また、どういう構造でそうなるの?

という論文。

真剣な趣味の例として、ランナーの方々への調査を元にしています。

結果の図は添付の通り。

・前提として、真剣な趣味を持つ人は、他の人に比べて幸福度が高い。

・真剣な趣味は、トレーニングを通して、主観的な幸福度を高める。トレーニングに打ち込めることこそが、幸せである😊

・トレーニングは、1人で行っても、みんなで行っても良し。でも、みんなで行った方が、幸福度は高まりやすい。

・真剣な趣味は、出費を増やすが、それは主観的な幸福度に影響なし。

・たくさんイベントや試合に出ることは、幸福度にあまり関係無し。たくさん出てる人も、ちょっとしか出てない人も、幸福度は変わらない。

とのこと。

面白いですね〜😍

ガチな趣味は、トレーニングを通して幸福度を高める。

たしかに、トレーニングしていると、マインドフルネスになれたり、成長を感じたり(熟達)、幸せに効いてきそうな気がします。

私もガチな趣味ほどではないですが、総合格闘技のジムに通っていて、殴り合ったり、取っ組み合っていると幸せを感じます😊

トレーニング自体を楽しめるから、真剣な趣味が続く。という逆もあるような気がしました。

思い返せば、色んな会社で幸福度を測っていて、

みんなでマラソンしています!みたいな部署とか会社って幸福度が結構高かったりするのですが、

この話も一因な気がします😊(やらされ感でない事が大事ですが。)

※参考

Serious Leisure:真剣な趣味(余暇)

Training(Social):みんなでトレーニング

Total events participated in:イベント(試合等)の参加数

Training(alone):ひとりでトレーニング

Consumption of products:趣味の為の出費

SWB:主観的幸福度

ーーー

スポーツイベント参加者の主観的幸福感に及ぼす本格的レジャー、トレーニング、消費の影響

**2024/1/5,Scandinavian Journal of Hospitality and Tourism **

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/15022250.2023.2296480

Stebbins(1992)は、本格的なレジャーが主観的幸福感(SWB)を予測することを示唆している。

しかし、本格的なレジャーやその行動結果(消費量の増加、イベントへの参加、トレーニングなど)が、SWBのさまざまなレベルを説明するかどうかは不明である。

これらの行動結果の中には、環境に悪影響を及ぼすものもあり、環境への悪影響とSWBレベルの上昇の間にはトレードオフが存在する。

本研究では、933人のランナーを対象に、本格的なレジャーのレベル、消費パターン、トレーニング、イベント参加、SWBについて調査を行った。

CFAとSEMを用いて、シリアス・レジャーの直接的効果と、SWBへの効果を理解するために選択した媒介因子の役割を検証している。

本研究では、本格的レジャー自体はSWBに有意な直接効果を示さないと結論付けている。

しかし、アスリートのトレーニングへの参加は、SWBに直接的なプラスの効果をもたらす。

さらに、本格的なレジャー、トレーニング、イベント参加は、靴、電子機器、衣服など、他の種類の消費を増加させるが、SWBには有意な影響を及ぼさない。

これらの結果は、イベントオーガナイザーのような余暇活動のオーガナイザーに、持続可能でありながら価値のあるイベント体験を開発する方法を助言するものである。

論文紹介 やってみようありがとうありのままに 主観的幸福・幸福測定身体・運動・健康ポジティブ心理学介入

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