2023.12.15

ソーシャルエンゲージメントとウェルビーイング

ソーシャル・エンゲージメント:(個人が持つ)社会課題への関心

ソーシャル・レリバンス:今の会社での仕事を通じた社会への貢献実感

の両方が高い人は、幸福度も高いし、パフォーマンスも高いよ〜

とのこと。

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「キラキラした若者」はなぜ会社を辞めるのか ソーシャル・エンゲージメントの視点から

パーソル総合研究所、2023/12/15

https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/column/202312150001.html

パーソル総合研究所では、立教大学の中原淳教授、ベネッセ教育総合研究所との研究プロジェクトである『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』において、若手社会人が仕事で活躍し幸せを感じること(幸せな活躍[注1])のヒントを探求している。本コラムでは、そこで得られた成果のうち、就業者の幸せな活躍にとって重要な社会へのエンゲージメント、「ソーシャル・エンゲージメント」について詳細な分析を紹介したい。

すでにコラム「社会」へのエンゲージメントが仕事で活躍し幸せを感じることに導く――ソーシャル・エンゲージメントとは何かで紹介したとおり、本ラボでは、就業者の重要なエンゲージメントとして、「社会」へのエンゲージメントである「ソーシャル・エンゲージメント」という概念を提起した。

ソーシャル・エンゲージメントとは、①「社会への関心があること」、②「社会的責任感を持っていること」、③「社会課題解決への効力感」という3つの側面からなる、個人が持つ「社会への志向性の強さ」のことである。定性的・定量的な検証ののち、このソーシャル・エンゲージメントは、本人のウェルビーイング(Well-being)、職場での個人パフォーマンス、ジョブ・クラフティング(従業員が自らの職務内容や職務のフレームを再構築し、それをより意味があるものに変える行為)[注2]といった重要な成果に強いポジティブな関係があることが分かっている。本コラムでは、そのソーシャル・エンゲージメントという概念を用いながら、若者の仕事意欲の低下や離職リスクなどについて議論を行っていく。

1:入社後「意識の高い若者」の目が曇っていく

2:若者のソーシャル・エンゲージメントはなぜ下がるのか

3:「今の仕事」が社会貢献へとつながるかが鍵

4:まとめ

(個人が持つ) 社会課題への関心 ソーシャル・ エンゲージ メント 今の会社での 仕事を通じた 社会への貢献実感 ソーシャル レリバンス 相関係数 .429 ※項目:SD法 5件法 信頼性係数α=.911 仕事の社会への 貢献実感 自分が行っている仕事は、 社会・地域課題解決のためにある 自分の仕事は、社会・地域課題解決のために 役に立っている 自分の仕事で、喜ばれている人がいる 仕事のこれからの 社会貢献見通し 会社の方針やビジョンが実現されれば、 より社会・環境保全のために役に立つだろう 自分の仕事は、人類の未来に つながるものだ これからも、自分の仕事は人の 役に立てるだろう 会社の 社会貢献方針 の充実 会社から、自社ならではのビジョンが 示されている 会社が行っている社会・環境への 貢献活動の内容が充実している 会社の全体方針やビジョンは 具体的内容が伴っている 結果まとめ 幸福度・パフォーマンスなどの成果指標が すべて最も高く、継続就業意向も高い 社会関心が高く、仕事で 社会貢献できている 共に高い層 パフォーマンスやワーク・エンゲージメントは高いが、 キャリア焦燥感が高く、転職意向が高い ソーシャル・エンゲージメント の高い層 (ソーシャル・レリバスが低い) 社会関心が高いが、今の仕事では 社会貢献できていない パフォーマンスや幸福度ともに中庸。 ソーシャル・リリバンス の高い層 (ソーシャル・エンゲージメントが低い) 仕事は社会貢献していが、本人 は関心は低い パフォーマンスも低く、幸福度も最低。継続就業意向も低い。 共に低い層 社会関心も、仕事での社会貢献 実感も低い
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