2023.11.21
在宅勤務環境とウェルビーイング
ウェル・ビーイングと人間工学がテーマだった人間工学会の妙録より。
ズバリ幸福度ではないですが、面白いです。
①職務自律性が高い、②集中出来る(邪魔されない)、
③自分専用のイス、④照明が明るい、⑤モニタがデカい
あたりが重要そう😁
ーー
在宅勤務時のウェルビーイングに関連する生活環境要因についての調査
○土井 俊央(大阪公立大学生活科学研究科)
日本人間工学会第64回大会
2023/11/21
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/59/Supplement/59_P1E5-06/_pdf
(1) ワークエンゲージメント
「職務自律性が高い」,「1日あたりのオンライン会議時間が長い」,「仕事の質的負担が大きい」,
「パートナーとの同居がある」,「家事による中断頻度が少ない」などの場合に有意にワークエンゲージメントは高くなっていた.
(2) ストレス反応
「家事による中断頻度が高い」,「自身の専用のイスがない」,「環境音が大きい」,「照明が暗い」,「勤務時間外に仕事のことを考えている頻度が高い」,「女性」などの場合に有意にストレス反応が高くなっていた.
(3) 総合満足度
「職務自律性が高い」,「照明が明るい」,「休日に仕事のためにPCを見る頻度が低い」,「勤務時間外に仕事のことを考える頻度が高い」,「家事に費やす時間が多い」,「モニタサイズが大きい」などの場合に有意に満足度が高くなっていた.
→図を見るに、家事に費やす時間が少ない、の間違いかも。
表2 重回帰分析結果 ワークエンゲージメント 自由度調整済みR²=0.36 F(19,414)=14.00, p<.01 説明変数 標準偏回帰係数 t 性別(1=男性) -0.09 -1.98 * 職務自律性 -0.08 -1.82 * 仕事の質的負担の小ささ -0.16 -3.83 ** 照明の明るさ 0.12 2.78 ** 仕事専用スペース 0.17 3.96 ** パートナーと同居(1=有) -0.11 -2.34 * 家事による中断頻度 -0.10 -2.42 * 勤務時間の一定さ 0.09 2.13 * 勤務時間外に仕事のこと 0.11 2.27 * を考えている程度 休日に仕事のためにPCを 0.18 3.58 ** 見る頻度 適当なワーキングオンライン会議 -0.12 -2.48 * 回数 日あたりオンライン会議 0.18 3.69 ** 時間 定数項 1.87 ストレス反応 自由度調整済みR²=0.35 F(18,415)=14.03, p<.01 説明変数 標準偏回帰係数 t 性別(1=男性) -0.12 -2.86 ** 職務自律性 -0.10 -2.12 * 照明の明るさ -0.11 -2.14 * 環境音の静かさ -0.18 -4.16 ** 机の広さ -0.10 -1.99 * イス -0.15 -3.39 ** (1=自身専用のイス有) イス調整機能 0.15 3.23 ** (1=有) 決まった時間の食事 0.12 2.29 * 家事による中断頻度 0.23 5.09 ** 勤務時間外に仕事のこと 0.13 3.03 ** を考えている程度 日あたりオンライン会議 0.13 2.96 ** 時間 定数項 13.89 ** 総合満足 自由度調整済みR²=0.30 F(17,416)=11.71, p<.01 説明変数 標準偏回帰係数 t 職務自律性 0.32 7.03 ** 職場の居心地 0.17 3.51 ** モニタサイズの大きさ 0.15 3.32 ** 外付けスピーカー -0.14 -2.39 * (1=有) 外付けマイク(1=有) 0.14 2.45 * 未就学児と同居(1=有) -0.13 -2.68 ** 中学生以上と同居 -0.09 -2.12 * (1=有) 家事にかける時間 -0.14 -3.05 ** 勤務時間外に仕事として 0.16 2.87 ** 考える程度 休日に仕事のためにPCを -0.19 -3.35 ** 見る頻度 週当たり在宅勤務日数 0.11 2.56 * 定数項 3.71 ** **: p<.01, *:
本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:在宅勤務環境とウェルビーイング
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2023-11-21-1700604008/