自制心が高い人は幸せになりやすい。それは何故?
〜誘惑が少ない環境を作り、適度に誘惑に流されるから。〜
自制心が高い人は、目標達成するし、幸せだ。
とはずっと言われてきたのですが、それはなんでなの?
を追った最近の研究😊
ドイツ・ヴァパータール大学のマリオ・ヴェンツェル先生らによる、
559名・約3万2千回にわたるデータを元にした大規模な研究です。
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自制心が幸せにつながるメカニズムは2つ。それは、
①葛藤の最小化
自制心が強い、とされている人は誘惑が少ない環境を作る
誘惑の多い時間や場所を避ける、目標と欲求が衝突しないスケジュールを組む、習慣化して葛藤が起きないようにする、など。
我慢する場面を減らすことで、ストレスやネガティブな感情が少ない生活になっていたのです。
②戦略的享楽
適度に誘惑に流される(目標達成に支障の無いように)
自制心が高い人は、目標の邪魔にならない場面では、積極的に欲求に従っていました。
面白い事に、誘惑がある場面での我慢力は、自制心の高い人と低い人で、ほとんど差がありませんでした。
しかし、自制心が高い人は、
誘惑が目標達成と関係ある時は我慢し、関係ない時は積極的に楽しんでいた。
つまり、自制心が高い人は、「いつ楽しんでいいか」を見極めるのが上手く、その時には十二分に楽しんでいました。
そうすると、罪悪感や後悔がうまれにくく、幸せにつながっていました。
とのこと😍
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つまりですね、自制心が高いというのは、
我慢力が強いとかではなくて、
「誘惑少ない環境の構築力」と、
「楽しんでいいタイミングを見極めて、思い切り楽しむ力」が
強かったんですね。
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もっと自制心を鍛えて、幸せに目標達成したい!
のであれば、
・誘惑が少ない環境を整えること
・楽しんで良い場面では、ガッツリ楽しむこと
を意識すると良いですね😊
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抵抗を超えて:戦略的な放縦を通して特性としての自己制御を理解する
Beyond Resistance: Understanding Trait Self-Control Through Strategic Indulgence
Mario Wenzel(ヴァパータール大学/ドイツ) et al.
Social Psychological and Personality Science,2026/1/26
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/19485506261422582
特性としての自己制御はしばしば抵抗と同一視され、領域横断的な葛藤の最小化や、葛藤の少ない欲求への戦略的な耽溺も含まれるかどうかは未解決のままである。我々は、これらのメカニズムが特性としての自己制御の幸福感向上効果を説明できるかどうかを検証するため、4つの外来評価データセット(参加者559名、測定回数32,049回)を再分析した。その結果、自己制御能力の高い人は、欲求と目標の葛藤が少なく(葛藤の最小化)、欲求を選択的に追求する(戦略的な耽溺)ことが示され、葛藤の最小化と戦略的な耽溺の両方が、有意に高い快楽的幸福感と関連していた。これらの知見は、自己制御を単なる抑制と捉える考え方に異議を唱え、長期的な目標を損なうことなく欲求に耽溺することが有益な時期について戦略的な選択を行うことで、目標達成と幸福感の両方を最適化する自己制御の役割を強調するものである。今後の研究では、これらの戦略が意図的なものなのか、効果的な計画の副産物なのかを検討する必要がある。