2025.08.24

敵意や怒りは、利益発見・思いやりで、幸せにつながる

マーストリヒト大学のチェン先生らの最新研究😊

敵意や怒りを解消する手段として、認知を変える。

要は、怒りたくなることも、

でもその中で良き学びを得たよね(利益発見)や、

でも相手も苦悩の中でそういう態度を取っちゃったんでは(思いやり)、

と考えることで、怒りがなくなるのではないか。

結果として、怒りや敵意を感じた中でも、利益発見・思いやりによる認知のリフレームしたら、

敵意や怒りが収まり、

むしろポジティブ感情が増えて、ネガティブ感情が減ったという。

ただ、ポジティブ感情は、利益発見の方が高まりました😍

怒りや敵意の対象、怒りの時期(進行中~1年以上前)による有意差はなし。

良い所を見る(利益発見)、思いやりは、色んな状況で高い効果を発揮しますね😊

これらが癖付いていれば、怒りや敵意ですら、怖くない❗

また、

今回の結果や怒りを感じた時期による差がないことから、

むしろ、

ずっと怒りも敵意もない。

よりも、

怒りや敵意を感じる→利益発見・思いやりで解消。

した方が、幸せなのかもしれません😊

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●利益発見条件

「その状況を思い返してください。困難かもしれませんが、この状況を成長、学習、強くなる機会として考えてみてください。少し時間をかけて振り返ってください。ポジティブな側面に焦点を当て、この経験から得た成長と強さを感じてください。特定した利益から本物のポジティブ感情を体験できるかどうか見てください。そして、自己理解や洞察、人間関係の改善など、得られたかもしれない利益を書いてください。」

●思いやり条件

「その状況を思い返してください。困難かもしれませんが、あなたを怒らせた人を、自分なりの苦悩を持ち、理解と親切を体験する必要がある複雑な人間として考えてみてください。少し時間をかけて振り返ってください。この人への思いやりと親切を感じてください。この人の幸せを心から願えるかどうか見てください。そして、彼らの行動に影響を与えた要因と、心を開いて思いやりを持って考えた後のこの人の見方を書いてください。」

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以前紹介した、怒りへの対処でも出てきましたね😊

怒りの制御方略に関する研究動向と展望――実験研究を対象とした検討――

https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1990218535122168/

  1. 認知変容(Cognitive Change)

再評価: 怒りを生じさせた出来事や状況の解釈を変える

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敵意の変容:利益発見と思いやりがポジティブな再評価戦略となる可能性

2025/8/23,Journal of Positive Psychology

Li Chen(マーストリヒト大学) et al.

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17439760.2025.2549766?src=exp-oa#d1e1726

本研究では、怒りの想起後の敵意、肯定的感情(PA)、否定的感情(NA)に対する利益発見と共感に焦点を当てた再評価の有効性を検討し、特性の予防焦点の調整役割を探りました。被験者内デザインを用いて、102名の参加者が自伝的な怒りを誘発する記憶を想起し、条件特異的な筆記課題(利益発見、共感、統制)を完了しました。反復測定分散分析の結果、利益発見と共感はいずれも、統制条件と比較して、指標(指向性怒り、状態怒り、攻撃的傾向、行動的攻撃)全体で敵意を有意に減少させました。また、利益発見はPAを有意に増加させ、共感および統制条件よりも優れていましたが、NAの変化は条件間で差がありませんでした。予防焦点は結果を調整しませんでした。調査結果は、利益発見と共感が敵意を効果的に減少させ、利益発見がPAを独自に高めることを示唆しており、これはBroaden-and-Build理論と一致しています。感情制御介入と今後の研究への示唆について議論します。

論文紹介 ありがとうなんとかなる ポジティブ心理学介入感情・レジリエンス感謝・親切・向社会性

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