子供の造形活動とウェルビーイングに関する考察
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ウェルビーイング実現のための情動の働きについての一考察
守屋 建先生/東京学芸大学附属小金井小学校
美術教育学(美術科教育学会誌),第 46 号(2025 年 3 月)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aaej/46/0/46_225/_pdf
本研究の目的は,ウェルビーイング(Well-being)を指針として造形活動中の情動(emotion)の働きについて明らかにしていくことである。研究方法として,先行文献や造形活動場面の分析から考察を行っていった。情動の働きは資質・能力の働きとの相関がある。
ウェルビーイングを指針とすることで,どのような資質・能力が必要になってくるのかが示され,それに関連する子供の情動の働きを見とるという意義が生まれる。文献調査研究から明らかになったことを具体的な造形活動の場面と照らし合わせ,ウェルビーイング実現のための資質・能力を情動が表出する子供の姿から考察した。
成果として,情動が働くことにより質の高い学習を生じさせているということ,そのための学習環境のデザインの主要素をまとめた。
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目次一部抜粋
4.造形教育と情動
(1) 造形教育と情動との関係
① 学習の捉え直し
② 快情動の効果
③ 学習の情動論的転回
(2) 体性感覚
5.造形活動で表出される情動の分析
(1) ウェルビーイングのための対話
① 納得解を求める対話
② よりよい表現を求めていく対話
③ 多様な対話の形からカリキュラムにする
(2) 触覚とウェルビーイング
① 触覚により働く情動
② 実践
③ 検証
6.成果及び課題
(1) 子供の情動の働きの見とり
(2) どのように授業に生かすか
① 対話の普遍的な必要性
② ゆとりある緩やかな環境設定と省察
③ 教師の社会展望
④ コンピテンスに捉われない価値