2025.06.21

何が幸福の要因となりますか?

帝京大学草山先生らの最新研究。

morris(2004)の17の幸福要因について、

どれを大事だと思っているか。という調査😊

ハッピーとウェルビーイングが混在していますが、面白いですね。

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80%以上の人が幸せに大事だ!と言ったのが、

①「人助けをしたり,一緒に協力したとき」(項目 3, p=0.0085)

②「恋人や家族と良好

な関係を築けているとき」(項目 4, p<0.0001)

③「美味しい食べ物を食べたり,性的快感を得た

とき 」( 項 目 5, p<0.0001)

④「 自分の好きなことのみに没頭しているとき」( 項 目 10,p<0.0001)

⑤「宝くじや抽選など,幸運な出来事に遭ったとき」(項目 17, p=0.00006)

ウェルビーイングで言うと、

ありがとう因子(利他、協力、関係性)とやってみよう因子(没入)は、認識している人が多い。

となると、なんとかなる/ありのままは、あまり大事だと思われていないのかな。

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50%以上の人が幸せに大事だ!となるとかなり増えて、13項目/17項目中。

↓の8項目が更に追加。ここら辺になると、人によっては大事だと思っていて、人によっては思わない。みたいな所ですね。

「自分に見合った新しい目標をもち,チャレンジしているとき」(項目 1, p<0.0001)

「他者との競争に勝ったとき」(項目 2, p<0.0001)

「ゲームやパズル,謎解き,芸術活動などで頭を使ったとき」(項目 6, p<0.0001)

「音楽やダンス,体操,行進などリズムにのっているとき」(項目 7,p<0.0001)

「世間の喧騒から離れ,穏やかな状況で瞑想しているとき」(項目 11, p<0.0001)

「苦痛やストレス,不安などが一時的に和らいだとき」(項目 13, p<0.0001)

「テレビドラマ,映画,小説などで空想しているとき」(項目15, p<0.0001)

「コメディーやお笑い番組などで笑っているとき」(項目 16, p<0.0001)

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また、面白かったのは、

主観的幸福度が高い人ほど、幸福要因の数が多かったとのこと。

幸せな人は、より色んなことに幸せを感じているんだなぁ。確かに。

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幸福の普遍性と多様性: 幸福の多型原理の検証

草山太一先生, 安部良先生, 岡ノ谷一夫先生 - 帝京大学心理学紀要, 2025/6

https://teikyo-u.repo.nii.ac.jp/record/2067931/files/shinri29-01.pdf

幸福は人によって異なり、文化的・個人の違いに影響を受けるため、普遍的な要因を特定することは困難です。伝統的な幸福研究は、共通する要因の特定に主に焦点を当ててきました。しかし、クサヤマら(2023)は、価値観の重みの違いに基づいて個人の幸福を説明する枠組みとして「幸福の多形性原理」を提唱しました。モリス(2004)の「17の幸福要因」と主観的幸福感の関係をウェブ調査を通じて再分析した結果、広く認識されている幸福要因の存在が明らかになりました。さらに、この研究では、主観的幸福度が高い個人ほど、これらの要因の多くに共感する傾向があることが判明しました。幸福は一時的で、変化する状況に影響を受けるため、他者の幸福を再現しようとするのではなく、日常の小さな喜びを見つけることに焦点を当てることが重要です。幸福の多形性原理は、幸福の多様性と普遍性を理解するための包括的な枠組みを提供し、幸福の研究において両方の側面を考慮する必要性を強調しています。

論文紹介 ありがとうやってみよう 主観的幸福・幸福測定文化と幸福・日本的幸福

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