経済的要因を除外した世界の幸福度
〜そしてそれを高める5つの方法〜
2025年のBESTウェルビーイング研究、10本目❗最後です😊
こちらも以前紹介しましたが、再掲。国際会議IPPA2025でもこの話が発表されていました。
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世界の幸福度を調査すると、基本的に一人当たりGDPが高い国ほど、幸福度も高い傾向にあります。
ですが、それって経済的理由を取り除かないと、本当の幸福度って見えてこないのでは?
という事で、経済的要因を排除した幸福度、WALS(富裕度調整 人生満足度)という尺度を開発頂きました😊
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そうすると、
ニカラグアやキルギス、フィンランドなどでWALSが高い。
香港やアメリカ、日本などはWALSが低い。
という幸福度調査と別の傾向が出てきました。
(南米、ヨーロッパ、オセアニアが高いです。アフリカ、中東、アジアが低いですね。。。)
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ラテンアメリカは、経済的な制約があっても人間関係や家族の絆を重視する文化が幸福度を高めている。
アジアや中東は、GDPは高めなんですが、高い競争圧力や社会的不安が幸福度を下げている。
だろう。とのこと。
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ちなみに、この経済を除いた幸福度WALSにおいて、
何がそれを高めるのか?を調査すると、TOP5は↓でした。
1:仕事の質(仕事の喜び)
2:日々の楽しみ
3:人生の自由
4:友人を作る機会
5:ボランティア活動
仕事も日々も楽しみながら、自由に、つながる😍
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経済の語源は、
経世済民。「世を経(おさ)め、民を済(すく)う。
経済やGDP自体は重要ではなくて、それをいかに国民の笑顔につなげるか。
が大事ですね😊
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ちなみにここでの一人当たりGDPは、名目ではなく実質。各国の物価を考慮に入れたGDPです。
(GDP出てくる時はここが重要で、国の比較で名目GDP2倍❗だけど物価も2倍❗みたいな時も良くあります😊)
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国民の幸福を再考する:116カ国における富裕度調整 人生満足度指標の導入
Rethinking National Well-Being: Introducing a Measure of Wealth-Adjusted Life Satisfaction in 116 Countries
European Journal of Social Psychology
Mohsen Joshanloo,2025/9
国民生活満足度スコアは、一般的に各国の幸福度を比較するために使用されます。しかし、このスコアでは、各国間の客観的な生活条件の大きな違いを十分に考慮していません。本研究では、各国が経済資源を主観的な幸福度にどれだけ効果的に変換しているかを捉える新しい尺度である富調整生活満足度(WALS)を紹介します。116カ国のギャラップ世界世論調査データを使用し、国民生活満足度を一人当たり国内総生産(GDP)で残差化することでWALSを計算しました。ランダムフォレスト分析とクラスター分析により、それぞれWALSの主要な予測因子と明確な国クラスターが特定されました。特に、一部の低所得国(ニカラグアやキルギスタンなど)はWALSのスコアが高く、一部の高所得国(バーレーンや日本など)は低いスコアでした。WALSの主要な予測因子には、仕事の質の認識、楽しみと自律性の経験、ボランティアへの関与の増加、友情を築く機会の増加などがあります。富は少ないがWALSは高い国々の明確なクラスターが特定され、集団主義と宗教的価値観、比較的高い認識された仕事の質、強い向社会的関与を特徴としています。
国民の幸福を再考する:116カ国における富裕度調整 人生満足度指標の導入
Rethinking National Well-Being: Introducing a Measure of Wealth-Adjusted Life Satisfaction in 116 Countries
European Journal of Social Psychology
Mohsen Joshanloo,2025/9
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ejsp.70023?domain=author&token=4TX4DHWKE2UZRQA7JF2X
【IPPA2025 4日目】08:00 - 08:30
グローバルな文脈における幸福の再考、WALS
by モフセン・ジョシャンルー先生
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1969260357217986/