京都大学での研究なのですが、
well-goingという新しい概念と要件を整理頂いています😊
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Well-going とは、そもそも「行為の意図や目的の達成」ではなく
「行為がその目的の達成に向けてうまく進行していること」 (出口, 2020, 249 頁)、
すなわち行為の「遂行順調性」として定義され導入された概念である。
Well-going は Well-being 概念(3)の中でもとくに身体行為的な側面に焦点を当てた概念であり、
その意味で「身体行為的 (enactive) な Well-being」とも捉えられるものである(4)
とのことです。
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で、下の3つを満たすものがWell-Goingである。
遂行順調性:目標に向かって着実に進んでいること
全体躍動性:適度な「山あり谷あり」があること(単調に順調なだけではない)
協調力動性:メンバー同士が有機的につながり合っていること
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まだ概念とその要件の定義をしていく段階ではありますが、
面白い観点ですね😍
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共同活動のプロセスを評価する Well-going の要件
2024,京都大学文学部哲学研究室紀要
横山 実紀,土屋 志高,渡邊 淳司,出口 康夫
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/291288
戦略 遵行順調性 全体躍動性 協調力動性 プロセス 時間 図5. Well-going の3つの要件 表2.Well-going の3つの要件の測定例(スポーツ・職場の場面) 共同行為の場面 | 遂行順調性 | 全体齢動性 | 協調力動性 ---|---|---|--- ①ラグビーの試合(あるチームの視点) | 眼略通りに試合が進む(スクラム相手/パス回し重視) | ボールの支配率の変動(相手による妨害など) | パスやエラーに対する行為的反応のつながり ②ラグビーの試合(試合全体) | 試合が成立する | 天気や機材トラブルなどで試合が一時的に中断したり、接戦によって攻防が繰り上がったりする | それぞれの行為が試合を盛り上げるような適切なタイミングでかみ合う ③ラグビーチームの醸成 | チームワークの成熟 | 互いのことがわかる、もっと知りたいと思う/物足りなさを感じる | 互いの動きを予測して、それぞれの動きが暗黙のうちに連携しあう ④会議(リモート含む)願いあわせ | 価値観が共有される | 互いのことがわかる、もっと知りたいと思う/物足りなさを感じる | 互いのことについて質問し合う ⑤会議(リモート含む)アイディア出し | アイディアがたくさん出る | ある瞬間ではたくさん案が出たり、停滞して発言やアイディアなどが滞ったりする | 誰かのアイディアを見ることで他のアイディアを思いつく/関連情報が適切なタイミングで共有される/発話者以外がメモを取る/発話者とメモを取る人が入れ替わる ⑥会議(リモート含む) | 議論が収束に向かって | 議論が紛糾する/感情 | 発話・意見が速になる/ 意思決定 | いる | 的/本音が出る | 画面の切り替わり/これまでの整理や収束のための論点出しが適切なタイミングで速になる 表3. Well-going の3つの要件の測定例(子育て・地域・AIを含むグループの場面) 共同行為の場面 遂行順調性 全体躍動性 協調力動性 ⑦子育てで 子どもが健やかに育つ 価値観の葛藤/家庭 親や地域住民、先生、第 内や学校の不和・融和 三者がそれぞれの立場で 関わり合っている ⑧地域の環境の向上: 道端のごみがなくなる 清掃場所が重なる/ ごみ拾いで場の清掃当番を 地域清掃 活動に対する不満や 順番に行う/役割分担や 不和・融和 シフトのタイミングが適 切に調整してあえる ⑨ダイエット(AIチャ 毎日運動(走る/歩く) AI の声掛けと自身の AIチャットボットが適 ットボットを含む) する 状態のズレ/天気な 切なタイミングや内容で どによ る運動ができ 声掛けしてくれる/前日 たり できなかった り までの歩数を反映してグ する ループ目標が設定される
※関連記事
こころのwell-goingにつながる長期的神経指標の開発
https://jizai2050.org/theme07
これ、面白かったなぁ😍
タル先生やリュボミアスキー先生らのポジティブ心理学の話の伝え方。
7/22(土) IPPA 3日目②ポジティブ心理学を大勢の聴衆に伝える: 何が効果的か?
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1494660931344600/
これも、面白かった❗リック・ハンソン先生のウェルビーイングと脳科学
7/23(日) IPPA 4日目②成長 2.0: ポジティブな神経可塑性を利用して永続的な内面の強さを構築する (#291)
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1495178527959507/
2025年はオーストラリア、ブリスベン7/2-5❗
本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:共同活動のプロセスを評価する Well-going の要件
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2025-01-24-1737762762/