2024.12.17

介護は時間が長くなると幸福度を落とす。

というチューリッヒ大学のマイケル・クレーマー先生らの最新研究。

・オランダ、ドイツ、チューリッヒ大学の28000人ちょいでの調査。

・介護は、その時間が長くなるほど、幸福度と精神的健康を低下させた。

・特に女性において影響が大きく、孤独感や不安感も増加した。

・時間は大きく影響するが、被介護者との関係、介護の強度、フルタイムで働いているか否か、はあまり関係がなかった。

・特に介護が始まってから2年間にグッと幸福度が落ちる。

とのこと。

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うーん、、、

自分の愛する人を大切にするという行為だからこそ、キツい結果ですね。。

公助や周りの協力で、ある程度の時間に収めるのも重要そうです。

もしくは、

幸福度を落とす時期だからこそ、意識的に幸福度を高める行動を行う。

もしくは、

従来だったら幸福度を落とすけれども、その中に意識的にポジティブを見つける。

とかですかね。

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ただし、
・女性: 介護開始時に約2.13ポイント減少

・継続的な介護では最大4.30ポイントまで低下(LISS調査)

(人生満足尺度を100点満点に変換したポイント)

とかなので、幸福学のワークとかに数回参加すれば、補えるスコアではありますね😊

平均スコアだけ見るとですが。

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↓の前野ご夫妻の記事も合わせて😍

幸福学の専門家に聞く「親の介護」。介護に必要な“3つのバランス”とは

家庭画報,2024/6/5

https://www.kateigaho.com/article/detail/176694

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The Well-Being Costs of Informal Caregiving

インフォーマル介護の福祉コスト

マイケル・D・ クレーマー(チューリッヒ大学)

※インフォーマルケア:公的機関や専門職によるサービスや支援以外での介護

Psychological Science,2024/11/25

https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/09567976241279203

インフォーマルケアは介護者の幸福にどのような影響を与えるのでしょうか。この質問に対する答えは理論と既存の研究で矛盾していますが、その理由の1つは、幸福のさまざまな側面が影響を受ける時間的プロセスと条件が不明であることです。ここでは、オランダ、ドイツ、オーストラリアの代表的なパネル(281,884の観察、28,663人の介護者)からの縦断データを使用して、介護者の生活満足度、情緒的経験、抑うつ/不安、孤独の変化に関する理論的に導き出された仮説を検証しました。全体として、結果は、介護者への移行後に幸福に悪影響が及ぶという証拠を提供し、男性よりも女性の方が幸福感の低下が顕著で長く続くことを示しました。さらに、男性と女性の両方で、介護に費やす時間が長いほど幸福感の低下が大きいことがわかりました。これらの結果は、介護状況の調整因子(介護タスク、介護対象者との関係、フルタイム雇用)全体で堅牢でした。総合すると、今回の研究結果はストレス理論の予測を裏付けるものであり、介護関連の幸福コストの理論的枠組みに残る疑問を浮き彫りにしている。

論文紹介 なんとかなる 主観的幸福・幸福測定感情・レジリエンス

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