2024.11.11

ウェルビーイングの哲学的基礎について

という論。骨太です😊

ただ、一般的な基礎というよりは、

著者の先生の考えるウェルビーイングの哲学的なベースでしょうか。(たぶん)

個人的に特に面白かったのは、↓の2点😊

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①幸福論とウェルビーイング論は異なる

→ウェルビーイングは広く、様々な要素をどんどん取り入れている。

「幸福とは年収の高さではない」「幸福とは短期的快楽の総量ではない」等々と語ることができる(そしてその真偽についての立場を取ることができる)のに対して、
ウェルビーイングは、「ウェルビーイングは年収の高さだけではない」「ウェルビーイングは身体的健康だけではない」「ウェルビーイングは短期的快楽の大きさだけではない」といった言語形式を持つものである。

②新しい言葉だからこそ、ウェルビーイングという概念を育てて行く必要がある。

→新しい言葉だからこその良さと、これから育てて行く必要性

「ウェルビーイング」の概念は脆弱であるが故に、我々はそれを丁寧に育てていかなければならない。
とりわけ、「快楽」や「幸福」といった概念との関係については、さらに詳細な分析が求められる。
さまざまな「主義」の先に協調の光を見出すにあたっては、手垢のついていない語彙こそが有用な働きを担うであろうから。

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「ウェルビーイング」の哲学的基礎について

On the Philosophical Foundations of Well-being

神戸親和大学,宇野光範先生,2024

https://kobe-shinwa.repo.nii.ac.jp/record/2000146/files/JID_043_005.pdf

ウェルビーイングとは何か。

本論ではまず、現代のウェルビーイング論を、「~だけではない」という表現によって拡張される言語形式を持つものとして着目し、旧来の哲学的幸福論から区別することを提唱した。

ウェルビーイングを扱う際の、このような言語形式から必然的にもたらされる課題として、実践的な課題としては測定における恣意性を、理論的な課題としては外延の無矛盾性の確保を指摘した。

ウェルビーイングの思想的内容として一貫して緊張関係を持つのが、ヘドニア(快楽)とユーダイモニア(幸福)の関係である。

本論では、一方では「ウェルビーイング」の語彙に過度の哲学的負荷を与えない警句として、18世紀初頭に現象主義哲学を展開したバークリーの主要著作において、現代と類似した日常的な用法で“well-being”という語彙が用いられていたことを見た。

さらに、ヘドニアとユーダイモニアとを対立事項としてのみではなく、最高善であるところの快楽を幸福と同一としたアリストテレスを想起し、現代における「ウェルビーイング」が、快楽をめぐる丁寧な分析を通じて熟成されていく可能性を論じた。

「ウェルビーイング」の哲学的基礎について On the Philosophical Foundations of Well-being 宇 野 光 篷 要 旨 ウェルビーイングとは何か。本論では、現代のウェルビーイング論を、〔~ねばならない〕 という義務によって担保される諸概念を身分つめのとして着目し、旧来の哲学的幸福論から区別 される新たな概念として、ウェルビーイング論を位置づけている。このような諸語法式からの必然的ないくつかの課題として、実践的な課題としては問題における彼意性を、倫理的な課題としては外延の無 予備性の構成を指摘した。ウェルビーイングの哲学的含意として一貫して家族関係を持つのか、 それとも随時で変わるのか、というユートピアモニア(幸福)の関係で述べ、本論では、一方では「ウェルビーイング」の価値に造成の哲学的含意をなたらない寄与として、18世紀初頭に現象主義哲学を展開した バークリーの主要著作においで、現代と類似した目常的な用法で"well-being"という諸概が用いられていることを示した。さらに「ウェルビーイング」を自立指標としてのみならず 最高善であるところの快楽を幸福と同一としたアリストレスを紹説し、現代における「ウェル ビーイング」が、快楽をめぐる丁寧な分析を通じて熟慮されている可能性を論じた。 キーワード:ウェルビーイング、快楽、幸福、ヘドニア、ユートピアモニア(エウダイモニア)、バー クリー、アリストレス、教具業成 1. はじめに 令和5年の次期教育振興基本計画(中教審答申)のコンセプトには「日本独の豊和と協調に よる『ウェルビーイング』の向上を目指す」ことが掲げられている。本論を選択してきらの先に追求して いることは、ウェルビーイングという概念を教員養成教育でどのように扱うたら良いのか、という ことである。実践的課題である教員のウェルビーイングや児童生徒の身におけるきく福は、 「ウェルビーイング」という語彙を大学教育でどのように使用するか、ということに大きな 影響を及ぼす。教師をめざす学生たちが現いて卒業する「ウェルビーイング」の課題が、実践 的効果としての人格形成や学校内外での活動を通じて、教師としての生き方をそのや児童生 従の学校生活に立ち現れることになるからである。 しかしそのためには、まず、「ウェルビーイング」という言葉がどのような性質を持つものであるのか、という地点もししむ選び確することはできないと私は考える。「ウェルビーイング」 神戸親和大学 教育学部 児童教育学科 准教授 ─15─
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本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:ウェルビーイングの哲学的基礎について
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2024-11-11-1731369321/

論文紹介 主観的幸福・幸福測定意味・目的・スピリチュアリティ研究方法論・指標

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