メンタルヘルス不調な方に対するウェルビーイングカード
NTTさんのウェルビーイングカードをメンタル不調からの復帰支援で使ったらどうだろう?
と、メンタル不調から復帰した方に相談したよ。という論文。
振り返りができる、気づきが得られる、共感・承認を得られる、交流ができる、不調の予防になる、気分転換になる
だろうといった話もありつつ、↓のような意見もあり。
回復過程で活用する場合の課題については,「カードのワードを自分事として考えられない」,「他人がどう思うかが怖い」,「共感が少ないと落ち込む」等が挙げられた.
また,これらを防ぐための工夫として,「回復の段階に合わせて使用するカードを分類する」,「対象者を限定する」,「休職の原因や回復の段階によって参加者をグループ分けする」等が挙げられた.
さらに,カードの分類について,「休職の原因を想起するカードは選べない」,「ポジティブな言葉はプレッシャーになる」等の意見があった.
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ウェルビーイングセラピーのような、ウェルビーイングの観点からのメンタル不調な方向けの取り組みも研究されてきていますが、
ウェルビーイングの取り組みを、そのまま行うのではなく、一部形を変えて行うことが重要だなぁと改めて。
(ウェルビーイングセラピー自体は、通常の療法よりも再発を防ぐ効果があると言われています。)
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メンタルヘルス不調者の Well-being を引き出すためのワークの開発
復職支援プログラム利用経験者に対するウェルビーイングカードワークショップをベースとしたニーズ調査
2024/10/9,日本デザイン学会研究発表大会概要集
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/71/0/71_360/_pdf
抄録
本研究では、ウェルビーイングカードワークショップがメンタルヘルス不調からの回復期に自分自身のWell-beingを考えることを支援するかを検証し、さらにいつ、誰と、どのような工夫を加えたうえで実施すべきかのニーズを調査した。既に復職支援プログラムを利用した経験がある者を対象として、ウェルビーイングカードワークショップを実践し、感想や活用方法についての質問紙調査を実施した。その結果、ウェルビーイングカードワークショップには自分の価値観を整理・表出し、他者との交流を促す効果があることが示唆された。ただし、復職や人前で話すことに前向きな状態まで回復した後に、不調の原因を想起させたりプレッシャーを与えたりする可能性があるカードは除外した上で実施すべきであることが指摘された。また、同じような境遇の人や復帰先の在職者との対話としてのニーズがあることが示唆された。