フリーランスって幸せだ。でも会社員ぽく働くと・・・
日本のフリーランスの幸せや、賃金などの最新調査。by 経済産業研究所。
特にそれらが労働者性によってどう変わってくるか。
ちなみに、
労働者性とは、ようはフリーランスだが会社員ぽく働いているかどうか。
(拘束性や指示命令系統配下かどうか、など)
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で、結果としては、
労働者性を有する労働者については、労働者性が高いほど、
幸福度・仕事満足度・生活満足度が低く、時間当たり賃金が低く、週労働時間が長く、主観的生産性が低く、健康・良好なメンタルヘルス・ワークエンゲイジメントにマイナスであることがわかった。
とのこと。
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10万人くらいのデータを絶賛分析中なんですが、
フリーランスや自営業って、幸福度高いんですよね。
でも、フリーランスや自営業でも、会社員ぽく働くと幸福度が落ちる。
逆に言えば、会社員でも、フリーランスや自営業ぽく働けると、幸福度高まるんだろうなぁ。
それが自律して働くということ。とも言える。
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※労働者性とは
労働者性は、労働基準法と労働組合法でそれぞれ判断基準が示されている。
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労働基準法においては、
①使用従属性に関する判断基準
(1)指揮監督下の労働:仕事の依頼、業務従事の指示等に対する諾否の自由の有無、業務遂行上の指揮監督の有無、場所的時間的拘束性の有無、代替性の有無、
(2)報酬の労務対償性、
②労働者性の判断を補強する要素として
(1)事業者性の有無:機械、器具の負担関係、報酬の額、
(2)専属性の程度、が挙げられる。
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労働組合法においては、
①基本的判断要素として
(1)業務組織への組み入れ、
(2)契約内容の一方的・定型的決定、
(3)報酬の労務対価性、
②補充的判断要素として、
(1)業務の依頼に応ずべき関係、
(2)広い意味での指揮監督下の労務提供、一定の時間的場所的拘束、
③ 消極的判断要素として
(1)顕著な事業者性がある。
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独立自営業者の労働者性とそのパフォーマンスの関係
経済産業研究所,2024/10
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/24100003.html
近年、独立自営(雇用されない形で業務を依頼され、かつ自身も人を雇わずに、報酬を得る)の働き方が広がっており、その使用従属性をめぐっては、労働法の保護に当たるか否か、労働者性の有無が議論されてきた。しかしながら、労働者性の実態や労働者性の有無が労働者のパフォーマンスに与える影響については十分に明らかにされていなかった。そこで、本稿では、独自に労働者性を定義した上で、独立自営業者2251人のうち、約4割が労働者性を有することを確認した後、労働者性が独立自営業者のパフォーマンスに与える影響を実証的に分析した。
その結果、労働者性を有する労働者については、労働者性が高いほど、時間当たり賃金が低く、週労働時間が長く、主観的生産性が低く、幸福度・仕事満足度・生活満足度が低く、健康・良好なメンタルヘルス・ワークエンゲイジメントにマイナスであることがわかった。独立自営業のパフォーマンスに影響を与える要因として、過去の職務経験や独立自営業についた理由をコントロールしてもなお、労働者性が高いほど多くのパフォーマンス変数に負に影響していた。最後に、取引関係を考慮したところ、労働者のパフォーマンスに対して、固定的な取引関係は正に、優越的地位の乱用は負に影響し、労働者性による負の影響の頑健性も確認された。
これらの結果は、現在、独立自営業の保護に向けては競争法と労働法の両面から取り組まれているが、労働者のパフォーマンスの観点からみても、とくに労働者性の実態把握や改善が望まれることを示唆している。