時間を何に使うか。と幸福度
スペインの先日出ていた研究。
時間の使い方は、健康、精神的健康、幸福のさまざまな結果と関連していますが、効果サイズは一般に小さいです。
注目すべき点としては、育児、勉強、社交、楽しい活動、運動に費やす時間が長いほど、より良い結果につながるのに対し、
女性の場合、家事に費やす時間が長いほど、結果が悪くなることが挙げられます。
とのこと。
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ここから言えるのは、育児、勉強、社交、楽しい活動、運動を極力増やしましょう。
家事は、男性がしましょう!
ということか。家事、増やそう。
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詳細は、添付の図の通りなのですが、↓の感じ。
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■男女で同じ所
①子どもの世話
女性、男性ともに、子どもの世話に費やす時間が長いほど、
健康状態がよく、薬の使用量が少なく、自己成長度が高い。
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②勉強
勉強に費やす時間が長いほど、
健康状態がよく、薬の使用量が少なく、自己成長度が高く、より前向きな人間関係、より大きな社会的支援、社会的機能不全が少ない。
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③友人と外出
友人と外出する時間が長いほど、
自己評価による健康状態がよく、薬の使用量が少なく、より前向きな人間関係がある。
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④楽しい活動
楽しい活動に費やす時間が長いほど、生活満足度が高い。
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⑤運動
運動に費やす時間が長いほど、
自己評価の健康度が高く、身体的・社会的機能障害の症状が少なく、心理的幸福度が高い(自己受容、前向きな人間関係、生きがい、自己成長が高い)。
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▼男女で違う所
①家事
女性では、家事に費やす時間が長いほど、
自己評価の低い健康状態、病気の数の多さ、薬の使用量の多さ、身体症状、不安症状、不眠症状の多さ、心理的幸福度の低さ(自己成長の少なさ、肯定的な人間関係の少なさ、自己受容の少なさ、生きがいの少なさ)、社会的支援の少なさ、社会的機能不全の多さ、生活満足度の低さと関連していたのに対し、
男性では、家事に費やす時間が長いほど、
環境に対する習熟度の高さと関連していた。
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②病気の親族の世話
女性では、病気の親族の世話に費やす時間が長いほど、自己評価の低い健康状態、社会的支援の少なさ、身体症状や不安・不眠症状の大きさと関連していた。
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③勉強
女性では、勉強に費やす時間が長いほど、生きがいが大きく、心理的幸福感が高いことも関連していた。
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④友人との外出
女性では、友人と外出する時間が長いほど、
社会的支援が大きく、現在罹患している病気が少なく、社会的機能不全が少ないことと関連していたが、
男性では、
自尊心が低く、環境に対する支配力が低く、自律性が低く、うつ症状が重いことと関連していた。
(ここが一番謎です。男性は自分の時間も大事にした方が良いと言うことかな?)
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⑤楽しい活動
女性では、楽しい活動に費やす時間が長いほど、
自己評価の高い健康状態、身体症状や不安、不眠症状が少ないこと、社会的機能不全が少ないこと、社会的支援、自己受容、前向きな人間関係、全体的な心理的幸福感が高いことも関連していた。
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⑥運動
最後に、女性では、より多くの運動時間は、
より大きな環境支配、自律性、自尊心、生活満足度とも関連し、
男性では、より大きな社会的支援、より少ない不安や不眠症状とも関連した。
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Time Use, Health, and Well-Being across the Life Cycle: A Gender Analysis
ライフサイクルにおける時間の使い方、健康、幸福感: ジェンダー分析
social sciences,2024/6/8
https://www.mdpi.com/2076-0760/13/6/307
時間の使い方は人々にとって最も重要な資源のひとつであるが、時間の使い方を形作る社会的な力や不平等が存在する。本研究の目的は、青年期から老年期にかけての時間の使い方における性差を調べ、そのような使い方が社会人口統計学的特性や女性・男性の健康・幸福とどのように関連しているかを分析することである。スペインの一般人口から14歳から85歳までの女性5700人(54.2%)と男性45.8%をサンプルとして横断研究を行った。参加者は、時間の使い方、健康状態、精神症状、心理的幸福感、生活満足度、社会的支援、男性的・道具的特徴、女性的・表現的特徴の5つの自己報告測定を用いて評価された。その結果、ライフサイクルの段階や職業に重要な違いがあるものの、女性は男性よりも家事、育児、病気の親族の世話に多くの時間を費やし、男性は女性よりも活動や運動を楽しむことに多くの時間を費やしていることが示された。家事に費やす時間が長いほど女性の健康と幸福度は悪化し、運動量が多いほど男女ともに健康と幸福度は向上した。ジェンダーは時間の使い方と、時間の使い方の違いが健康と幸福に与える影響に関係していると結論づけられた。