ちょっとセンシティブかもしれませんが、興味深い研究。
幸せな認知症高齢者とそうではない人の行動特性を分析。
幸せな認知症高齢者は友人を誘い、友人と行動を共にしていた。とのこと。
友人を誘いに行く人は幸福度高めとの事ですが、誘われる側はそうではないのかな。
認知症高齢者の心理的ウェルビーイングの高低傾向の違いは行動パターンに反映するか?
─グラフ理論に基づくネットワーク解析を用いた行動パターンの解析─
作業療法、2023/8
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/42/4/42_491/_article/-char/ja
要旨:本研究では,16 名のアルツハイマー型認知症高齢者の心理的ウェルビーイングが高値傾向および低値傾向を示した場合の行動パターンと,その特徴を示すことを目的とした.分析では,心理的ウェルビーイングの中央値で対象者を高値傾向群と低値傾向群に分類,各群の対象者に装着したウェアラブル型センサーで収集した位置情報にグラフ理論に基づくネットワーク解析を実施し,行動パターンを可視化,加えて各群のクラスタリング係数を算出した.その結果,心理的ウェルビーイングが高い傾向にある者は「ハブ」となる行動の中心が存在していることが特徴であり,心理的ウェルビーイングが低い傾向にある者は行動の中心がないことが特徴と考えられた.
TV 掲示板 TV 掲示板 洗 面 台 周 辺 域 洗 面 台 周 辺 域 1 7 7 1 窓 口 周 辺 域 2 ス タ ッ フ エ リ ア 窓 口 周 辺 域 2 ス タ ッ フ エ リ ア 8 5 8 5 9 6 3 9 6 4 3 トイレ トイレ 心理的ウェルビーイング高値傾向群 心理的ウェルビーイング低値傾向群 心理的ウェルビーイング高値傾向群 B4 エリアの利用者は、同じ B4 エリアの友人を誘い、逆に B5 エリアの利用者は、B4 エリアの友人を誘い、そこから、ス タッフ控え場へ移動する傾向がある。体弱弱者等に移動している。そのため、B4 エリアと B5 エリアの渡辺中心性が高い。B4 エリアと B5 エリアのエッジが太いことから、B4 と B5 間で移動し、そこからほかの場所への移動が多い。友人と行動 し、友人と共に次の場所への行動を選択している行動パターンと解釈された。 心理的ウェルビーイング低値傾向群 全体として媒介中心性の高いエリアが存在しない。B4 エリアが自席であるが移動の中心となるエリアがなく、他者(スタ ッフ)に促されトイレ、手洗い場、体弱弱等等に移動している。移動の中心となるエリアがないことがこの場合の行動 パターンであると解釈される。なお、B4 エリアは柱などの死角がないため スタッフの目が行き届きやすいエリアである。 図2 グラフ理論に基づくネットワーク解析による各クラスター代表の行動パターンの可視化
本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:幸せな認知症高齢者の行動パターン
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2023-08-23-1692828005/