リモートワーク時代のインクルーシブなリーダーシップ行動
インクルーシブ・リーダーシップとは、
周囲の社員の資質・能力を引き出し、組織全体の力を向上させるリーダーシップ。
支配型のリーダーシップや、サーバントリーダーシップとは異なります。
なお、インクルーシブ・リーダーシップは、組織の成果やWell-Beingによい影響をもたらすことが知られています。
そんなインクルーシブなリーダーシップを、リモートワークという難しい環境で、
どう発揮するか。という論文。
インクルーシブなリーダーとメンバー(フォロワー)へのインタビューを元にした質的研究です😊
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結論は↓。
■4つのインクルーシブなリーダーシップ行動
①メンバーの仕事に気づき、認め、評価する
②意思決定にメンバーを巻き込む
③メンバーの帰属意識を高めるために、つながりと歓迎の雰囲気を育む
④メンバーのユニークな資質やニーズに基づき、メンバーをサポートする
→これなんですよねぇ・・・どれも幸せの4つの因子につながる。
ただ、これをやるだけ。で、凄まじい効果がでます。
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■リモートワーク時代の難しさ
①会っていなさが、個人の貢献に対する認識と支援を妨げている
②物理的な分散が帰属意識と信頼構築を妨げる
③家庭と職場の境界線の崩壊と孤独が幸福に負担をかける
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■じゃあ、どうやって乗り越えるの?
①メンバーとつながり、メンバーを認識するための新しいツールやフォーマットを試験的に導入する
(zoomやチャットツールなどを、上手く利用する。)
②新しい共感的な方法でメンバーとの関わり方を調整する
(より定期的に連絡を取る、頻繁に1対1の会話をする)
③メンバーの意見に応じて、行動を調整する
(メンバーからのフィードバックを受ける)
④メンバーのメンタルヘルスケアを責務に組み込む
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“It doesn't make sense to stick with old patterns”: How leaders adapt their behavior to foster inclusion in a disruptive context
「古いパターンに固執するのは意味がありません」: 破壊的な状況でのインクルーシブを促進するためにリーダーがどのように行動を適応させるか
2024/1/2,Journal of Organizational Behavior
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/job.2766
インクルーシブ(包括的)な組織を作るためには、リーダーの行動が不可欠である。COVID-19の大流行という破壊的な状況下では、多くの人々がリモートワークを余儀なくされ、リーダーはチームのワークフローや仕事の取り決めの混乱に対処しなければならなかった。しかし、リーダーの行動の固定的なセットや、安定し共有された物理的なコンテクストは、インクルーシブ・リーダーシップに関する現在の知識や理論化の暗黙の前提となっている。
そこで本研究では、まずインクルーシブ・リーダーシップに関する文献を、リーダーの適応性や文脈に敏感なリーダーシップに関する研究と統合する。
次に、リーダーとそのフォロワーとの47件のインタビューをもとに、パンデミックに関連した混乱によって、インクルーシブ・リーダーシップの望ましい行動の実践がどのように妨げられたかを解明し、こうした困難に対応してリーダーがどのようにインクルーシブな行動を調整したかを説明する。
これらの知見から、静的な一連の包括的リーダー行動ではなく、文脈に対するリーダーの認識とフォロワーの包括的感情に関する継続的な調整を通じて、包括的リーダーシップが実現されることを示唆するモデルを構築する。
※参考
【インクルーシブ・リーダーシップ】リーダーシップ研究からの発展(Hollandar, 2009)
note,インクルーシブ・リーダーシップ駆け出し研究者 佐々木孝仁さん,2023/4/6
https://note.com/takahitosasaki83/n/n95f0c9a84890
>インクルーシブ・リーダーシップはWell-beingや組織の成否によい影響をもたらす。
この方の、note、凄い😍😍
インクルーシブ・リーダーシップってまだ日本語の、これだ!という本がないのですが、論文や洋書を背景に、これ以外にもたくさん投稿頂いています😍