2023.11.29

感謝を伝える最適な方法とは?

という研究。

ただし、いろんな手法を試したのではなく、実験したのは↓の4種類。(リアルで直接伝える、というのはない😂)

(1)感謝の手紙を書き、それを共有しない(私的感謝、Private)

(2)恩人とテキストで1対1で感謝をメールで共有する(1対1感謝、1to1)

(3)ソーシャルメディアで公に感謝を共有する(公的感謝、Public)

(4)日々の活動を追跡する(対照、Control、何もしない)。

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で、これをしたときに、↓がどのように変化するか。という研究。

 感謝の気持ち、ポジティブ感情、ネガティブ感情

 社会的感情、幸福度(人生満足尺度)、高揚感(Elevation)

 つながり、サポート、孤独感

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結果は添付の図。

こうしてみると、1から3のどの方法でも、幸福感が高まる。

(1)感謝の手紙を書き、それを共有しない(私的感謝、Private)は、

→感謝、ポジティブ感情、ネガティブ感情、社会的感情が最もよい。

(2)恩人とテキストで1対1で感謝をメールで共有する(1対1感謝、1to1)は、

→つながり、サポート、孤独感が最もよい。

(3)ソーシャルメディアで公に感謝を共有する(公的感謝、Public)は、

→幸福度、高揚感が最もよい。

三者三様の良さがあったよ。とのこと。

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ちょっと感謝を直接リアルで伝えるというのがないのですが、

デジタルもしくは勝手に感謝するだけでも、効果がある❤️

幸福度という意味では、公に感謝を共有するのが最も効く。

という面白い結果でした😊

(リアルで感謝を伝えたときとの比較も試してほしかった!)

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感謝を伝える最適な方法とは?個人的な感謝の表現、テキストによる1対1の感謝の表現、ソーシャル・メディアによる公的な感謝の表現の効果を比較する。

What is the Optimal Way to Give Thanks? Comparing the Effects of Gratitude Expressed Privately, One-to-One via Text, or Publicly on Social Media

Affective Science,2023

今日までの数多くの調査によって、感謝の気持ちを表すことが心理的幸福や対人関係の改善に役立つことが立証されている。それにもかかわらず、感謝の社会的ダイナミクスについては、まだ十分な研究がなされていない。感謝の効果は、それが個人的に表現される場合と、恩人に直接1対1で伝えられる場合と、公に共有される場合とで異なるのだろうか?われわれは、事前登録介入研究でこの疑問を検証した。

(1)感謝の手紙を書き、それを共有しない(私的感謝、Private)、

(2)恩人とテキストで1対1で感謝をメールで共有する(1対1感謝、1to1)、

(3)ソーシャルメディアで公に感謝を共有する(公的感謝、Public)、

(4)日々の活動を追跡する(対照、Control、何もしない)。

参加者は、約1週間の間に、割り当てられた活動を異なる人々(該当する場合)と4回行うよう求められた。

全体として、デジタル感謝の介入に割り当てられた参加者は、コントロールと比較して、感謝の状態、ポジティブな感情、ネガティブな感情、高揚感、つながり、サポート、孤独感の改善を経験した。

他のすべての条件と比較して、恩人にメールを送ることを割り当てられた参加者は、社会的つながりとサポートにおいて最大の向上を示した。

我々の発見は、容易に拡張可能なデジタル感謝の介入は、若い大学生の幸福を促進できることを示している。

■感謝の定義

最もよく引用される感謝の定義では、感謝とは、人が外部からもたらされた肯定的な結果を獲得したと認識することを必要とする状態であると説明されている(Emmons & McCullough,2003)。ほとんどの研究は、感謝の気持ちを単一の単一的な構成要素として概念化しているが、一部の研究者は、感謝の気持ちには多様性があるという別の見解を提唱している(Ahrens & Forbes,2014; Lambert et al.)具体的には、感謝は2つの異なるタイプに分類される:(1)自分の人生の肯定的な側面に感謝する「ため」の感謝、(2)恩人の行為によって促される「ため」の感謝。近年、行為者-対象者-目撃者という枠組みが提唱され、ダイナミックな社会的ネットワークにおける感謝には、明確な役割(行為者、対象者、目撃者)とプロセス(思い出す、共有する、受け取る、目撃する;Walsh, Regan et al.)この枠組みに基づき、本研究では、「他者への」感謝を検討し、行為者が感謝の気持ちを心の中で個人的に思い出す(つまり、自分だけのために感謝の手紙を書く)場合と、恩人と直接共有する(テキストを介して1対1で、またはソーシャルメディア上で公に)場合の効果を比較する。

■斬新さ

本研究はいくつかの重要な理由で斬新である。

第一に、恩人と1対1で感謝の気持ちを分かち合うことが、公に分かち合ったり、単に個人的に思い出したりするよりも有益かどうかを調べた。いくつかの社会的利益(つながり、サポート)が現れたが、幸福感には有意差は見られなかった。これらの社会的利益は、1対1の条件が個人的な社会的相互作用を必要とする唯一の条件であったことを考えれば、当然のことである(Epley & Schroeder,2014)。

第二に、我々の研究は、デジタル感謝の介入の有効性を検証した数少ない研究の一つである(Koay et al.)

第三に、我々の実施しやすいデジタル感謝の介入は、人々の生活を改善するために組織がスケールで使用するための潜在的に有用なテンプレートを提供する。

最後に、我々の大きなサンプルサイズの研究は、幸福に対する感謝の効果について、必要とされている、強力な、事前登録されたテストをもう1つ追加する(Folk & Dunn,2022)。

論文紹介 ありがとう 感謝・親切・向社会性ポジティブ心理学介入主観的幸福・幸福測定

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