2026.01.06

世界でも共通の'人生の目的'16種

〜そして、それは有意義な人生、幸せな人生、心理的に豊かな人生に結びつくのか?〜

2025年のBESTウェルビーイング論文の7つめ!

ただし、本論文は有償であるため、紹介記事などの情報から整理しています😊

以前も紹介した論文でもあります😊

タイトルの通り、人生の目的を世界各国で測ったら、かなり似ていて、16種に整理された。そして、それぞれウェルビーイングな人生(意味・幸せ・豊かさ)につながる😊が、物質的な豊かさを人生の目的とおく人は、意味・幸せ・豊かさの全てが低かった。
とのこと。

■人生の目的、16の方向性

①自己啓発(Self-improvement):最高の自分になる

②家族:家族のサポートと養育、介護

③人間関係:親密な関係を探したり、見つけたり、維持したりすること

④宗教/精神性:宗教的または精神的な信念に従って生活し、その基準を満たすこと

⑤承認:尊敬され、高い地位を得ること

⑥幸福:幸せで、人生を楽しんで、気分が良い

⑦自給自足(Self-sufficiency):身体的にも経済的にも自分自身を養うことができ、自分の望むことを自由に行えること

⑧物質的な豊かさ:金持ちになり、良いものを所有し、欲しいものは何でも買う

⑨内的基準:自分が何者で、何を支持しているのかを知り、それらの原則に従って人生を生きる

⑩ポジティブな影響:世界をより良い場所にする

⑪重要性:他者に刺激を与え、遺産を残すこと、影響を与えること

⑫職業的充実感:仕事を通じて自分の使命を見つけること、自分の仕事をうまくやり遂げ、一生懸命働くこと

⑬忍耐(Persevering:):人生があなたに投げかけるものに対処すること、つまり諦めず、人生につきものの苦難に対処すること

⑭身体の健康:身体を大切にし、健康でいること

⑮心の平安:自分が持っているものに感謝し、変えられないものを受け入れる

⑯奉仕:国や地域社会に奉仕する

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■どれが多いか

・どれを人生の目的にしやすいかというと、

「⑥幸福」「⑦自給自足」「②家族」は各国で上位5位に入り、「④宗教」と「⑤承認」は下位5位に入りました。

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■どれがウェルビーイングな人生につながるか

・どれに人生の目的をおくと、意味ある人生・幸せな人生・精神的に豊かな人生を送りやすいかというと、

●意味ある人生

→「⑪重要性」が最も意味につながる。「⑬忍耐」と「⑯奉仕」も割とつながる。

●幸せな人生

→「⑮心の平安」が最も幸せな人生につながる。「⑩ポジティブな影響」「⑭身体的健康」「⑥幸福」も割とつながる。

●精神的に豊かな人生

→「⑯奉仕」が最も精神的に豊かな人生につながる。奉仕をする中で、豊かな経験を送れるのではないか。

※物質的な幸せが人生の目的となると、人生の意義、幸せ、豊かさの全てが低くなる。

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※日本についての言及

日本人にとって、職業を通して生きがいを見つけること(⑫職業的充実感かな)は、研究対象となった他の文化圏の人々と比べて、あらゆる意味で生活の質に大きく影響していました。研究を通じて日本文化に詳しいハイネ氏は、日本人にとって仕事がいかに幸福感と個人のアイデンティティの中心にあるかを目の当たりにしてきたため、この指摘は真実味を帯びていると述べています。

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目的の源泉が、文化を超えて人生の意味、幸福、心理的豊かさをどのように予測するか

How sources of purpose predict meaning in life, happiness, and psychological richness, across cultures

**The Journal of Positive Psychology **

Michael B. Mask(ブリティッシュコロンビア),Dunigan P. Folk &Steven J. Heine

過去の研究では、目的意識を持つことの利点が数多く示されています。しかし、個人の人生を導く具体的な目的の種類についてはあまり知られていません。アメリカ人成人から提供された2000以上の自由記述式の目的を用いて、私たちは16種類の一般的な目的を特定しました。次に、米国、ポーランド、日本、インドの参加者からデータ(n = 1048)を収集し、これらの目的の異文化間の一般化可能性を探り、それらが3つの形の豊かな生活(有意義、幸福、精神的に豊か)をどの程度正確に予測するかを調べました。全体として、16の異なる目的の源は一般的に支持されており、文化を超えて驚くほど同様の程度でした。これらの異なる目的の源はまた、多少の文化的差異はあるものの、国を超えて豊かな生活の形態を同様に予測しました。総合すると、私たちの研究結果は、ある種の目的は人々の幸福を予測する上で特に関連しており、これらの関係は文化を超えて概ね堅牢であることを示唆しています。

人生の目的、世界共通の発見 世界共通の「人生の目的」 物質的な富は 幸福につながらない 幸福 自立 家族 家庭 宗教 他者からの 支援 物質的な富 物質的な富の追求は、「良い人 生」の頭に直結する事がか 低い幅束でした。 上位の目的:これらは様々形の全 ての層でトップにランクインしました。 下位の目的:これらは調査対象の 上位の層でボーストにランクイン しました。 目的が形作る「良い人生」の3つの側面 「意味のある人生」を送るには: 「重要である」 「幸福な人生」を送るには: 「内なる平和」 「心理的に豊かな人生」を送るには: 「幸せ」 「意味のある人生」を送るには: 「重要である」 世界に貢献したいという願い、人の役 に立ちたいという願い、人とつながり 結びついていました。 感謝し、愛されるものを 受け入れること、幸福と 最も関連していました。 他者に奉仕することで、新たな視 点や価値観を得ることが できます。 Notebook日本 人生に「目的」をもたらすものは、 一体何だろうか? Notebook4M 「目的」の重要性は誰もが知っている。しかし、その正体は謎に包まれていた。 人生における目的は、健康、ストレス耐性、経済的成功など、多くの恩恵と関連していることが知られている。「幸い人生」の鍵とも言える。 しかし、これまでの研究の多くは、「人生に目的があるか」を問うだけで、「その目的が何から来ているのか」という核心には踏み込んでこなかった。 目的の源泉によって、私たちの幸福感はどう変わるのか?その問いに、科学は明確な答えを出せずにいた。 人類の「目的」の地図を作る、という壮大な試み。 ブリティッシュコロンビア大学の研究者、マイケル・マスクとステイブン・ハイネらは、 この根源的な問いに答えるため、文化を超えた大規模な調査に乗り出した。 彼らの目的は、人々が目的を見出す具体的な源泉を特定し、それが「善い人生」ー幸福、 意義、そして心理的な豊かさにどう影響するかを明らかにすることだった。 これは、私たちの内なる世界を探求する、新たな航海の始まりである。 NotebookLM 目的の源泉:世界共通の16の構成要素。 2000以上の回答を分析し、研究者たちは目的の源泉を16の普遍的なカテゴリーに分類した。 自己改善 最高の自分になる 家族 家族を愛し、面倒を見る 人間関係 親密な関係を求め、維持する 宗教・精神性 信念に従って生きる 承認 尊敬され、高い地位を得る 幸福 幸せであり、人生を楽しむ 自立 身体的・経済的に自立し、自由を持つ 物質的な豊かさ 俗編になり、良いものを所有する 内なる基準 自分自身の原則に従って生きる ポジティブな影響 世界をより良い場所にする 存在意義 (Mattering) 他者に影響を与え、レガシーを残す 仕事の充足感 仕事を通じて天職を見出す 忍耐 人生の困難に立ち向かい、諦めない 身体的健康 自身の身体をケアし、健康を保つ 内なる平和 今あるものに満足し、変えられないものを受け入れる 奉仕 国やコミュニティに貢献する この地図は、世界中で通用するのか? 次に研究チームは、この16の目的の枠組みを使い、4つの異なる文化圏の1,000人以上を対象に調査を実施した。 ・対象国:日本、インド、ポーランド、アメリカ ・調査項目:各目的が自身の行動指針にどれだけ影響を与えているか。そして、彼らの人生が3つの側面でどれだけ満たされているか。 幸福な人生 (A Happy Life) 喜びや満足感に満ちた人生。 意義ある人生 (A Meaningful Life) 目的意識と重要性を感じる人生。 心理的に豊かな人生 (A Psychologically Rich Life) 多様で複雑、視点を変えるような経験に富んだ人生。 Notebookル 驚くべき発見: 目的の源泉は、文化を超えて著しく 共通していた。 文化心理学者として、私は通常、文化による違いに注目します。しかし、今回の発見で際立っていたのは、こわれ4つの全く異なる国々の間で、『善い人生』に繋がる目的の種類について、いかに多くの合意点があったかということです。—スティーブン・ハイネ博士 NoteBookLM 私たちが共通して価値を置くもの、そして置かないもの。 全ての国で、目的の源泉の優先順位は酷似していた。 TOP 5(全ての国で上位5位以内) 😊 幸福(Happiness) 🧍 自立(Self-sufficiency) 🏘️ 家族(Family) BOTTOM 5(全ての国で下位5位以内) 🔥 宗教・精神性(Religion/spirituality) ⭐ 承認(Recognition) 目的の源泉 (Sources of Purpose) 目的は一つではない。「善い人生」に至る3つの道筋。 調査はさらに、特定の目的の源泉が、特定の種類の「善い人生」と強く結びついていることを明らかにした。 あなたの目指す人生は、どの道筋と繋がっているだろうか? Notebook LM PATH 1:「意義ある人生」への道 人生に深い意味と重要性をもたらす目的は何か。 調査結果は明確な方向性を示している。 最も強い相関: 存在意義(Mattering) 「世界に変化をもたらしたい」という願いは、 意義と最も強く結びついていた。 その他 • 忍耐(Persevering) • 奉仕(Service) 🔖 NotebookLM PATH 2: 「幸福な人生」への道 日々の喜びや満足感を高める目的の源泉は、より内面的なもの、そして他者への貢献と関連していた。 最も強い相関: 内なる平和 (Inner Peace) その他 ポジティブな影響 (Positive Impact) 身体的健康 (Physical Health) 幸福 (Happiness) 意外な発見 「ポジティブな影響」が幸福に繋がるのは、他者のために行動することが、結果的に自分自身の幸福感を高めるという研究結果と一致する。(例:他者のためにお金を使う方が、自分のために使うより幸福度が高い) PATH 3:「心理的に豊かな人生」への道 視点を変え、複雑な感情を呼び起こすような、変化に富んだ経験をもたらす目的とは何か。 最も強い相関: 🤲 奉仕(Service) なぜ「奉仕」なのか? 一見、奉仕は新奇さや挑戦とは無関係に思える。しかし研究者は、他者に奉仕する経験が、私たちを新しい視点や多様な感情(恵まれない人々への共感と悲しみ、繋がりの喜びなど)に触れさせ、結果として人生を心理的に豊かにするのではないかと考えている。 NoteBookLM 追求すべきではない道:富という幻想 数ある目的の源泉の中で、一つは、あるゆる「善い人生」の予測因子として最も低かったものがある。 物質的な豊かさ (Material Wealth) 「物質的な富を追い求めることは、善い人生の基盤となるような繋がり─人間関係、コミュニティ、大義への貢献─から、あなたを遠ざけてしまうのです。」ースティーブン・ハイネ博士 🔖 NoteBook LM 世界地図の機微:文化による違いは存在した 全体的な共通性は驚くべき
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目的の源泉が、文化を超えて人生の意味、幸福、心理的豊かさをどのように予測するか
How sources of purpose predict meaning in life, happiness, and psychological richness, across cultures
The Journal of Positive Psychology
Michael B. Mask(ブリティッシュコロンビア),Dunigan P. Folk &Steven J. Heine
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/17439760.2025.2500562

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※論文紹介記事
16 Ways People Find Purpose Around the World
https://greatergood.berkeley.edu/article/item/16_ways_people_find_purpose_around_the_world

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本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:世界でも共通の'人生の目的'16種
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2026-01-06-1767736160/

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