博物館での幸せ
UCLミュージアム幸福度測定ツールキット
博物館は幸せにつながるという研究もありますし、
世界では患者さんや介護者の方に、博物館を処方する。という取り組みも始まってきています😊
そんな博物館を処方するガイドブックが公開されておりました😊
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またその中には、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンさんによる博物館での幸福度を測る指標も。
(チャート版と12問の質問版の2種類)
博物館に行く前と後で、
意欲、活発、熱意、高揚感、幸福感、創造的な気持ち
不安、イライラ感、緊張、恐れ、不満、困惑
を5段階で判定して、どんな変化があったでしょうか😊
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ちなみにこちらのガイドブックでは患者さん向けがメインですが、
2024年のウェールズでの研究では、
一般の来館者で測った所、上の指標で平均28%向上していたそうです。凄い。
(A Study:Wellbeing inWelsh Museums,2024)
博物館処方箋実践ガイドブック
2022/3,東京都美術館
https://www.zuttobi.com/research/T4ARw8og
●UCLミュージアム幸福度測定ツールキット
「UCLミュージアム幸福度測定ツールキット」は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのヘレン・チャタジー教授とその研究チーム、そしてミュージアム&パブリック・エンゲージメント(Museums & Public Engagement)基金会によって、2013年に開発された定量評価ツールです。
英国の計32のミュージアム、50人のミュージアム職員がロンドン大学の誘いを受けて共同で1年かけて開発しました。これは、ミュージアムのプログラムに参加した来館者の心理的および感情的な変化に着目した測定ツールで、実施期間が異なる幅広いプログラムに適用できます。
この測定ツールは、傘の形をした幸福度測定チャート(Wellbeing Measures Umbrellas)(図11)と幸福度質問票(Generic Wellbeing Questionnaire)(図12)の2種類があり、研究者やミュージアム職員は、プログラムの定量評価の目的に応じて、ツールを単独または組み合わせて使用することができます。
また、イギリスの著名な博物館学者ジョスリン・ドット(Jocelyn Dodd)とセリ・ジョーンズ(Ceri Jones)は2014年の研究で、UCL ミュージアム幸福度測定チャートによって、参加者の気持ちやプログラム前後の変化を捉えられることを発見しました。また、2020年10月末までに、この測定ツールを用いた学術論文は英語で15本以上、中国語で1本が発表されています。ジェネリック・ラーニング・アウトカム(GLOs)と同様に、UCLミュージアム幸福度測定ツールキットは、すでに台湾華語へも翻訳されており、台湾国内の一部のミュージアムの高齢者向けプログラムに導入されていますが、まだ広くは普及しておらず、十分な研究データがないのが現状です。
したがって、台湾国内のミュージアムにはこのツールを使ってみることを推奨します。多くの使用実績やデータが蓄積されることで、修正が重ねられ、台湾国内の使用に適した有効なツールになるでしょう。