2025.09.15

見た目の美しさは、利他につながらない。

しかし、見た目は美しくできる!と考える人は利他的である。

美の成長マインドセットについても面白い研究😍

成長マインドセットとは、努力で改善できるという信念。

これの美(自分の見た目)バージョンがあるんですね😊

この美の成長マインドセットについて、5カ国4000名以上の調査を行った所、美の成長マインドセットを持つ人は、利他的だった😊

(ちなみに別のメタ論文にて、外見の美しさは利他性と関係がないことが分かっています。

確かに白雪姫の魔女は美しさランキングが元No1でしたが、利他的ではなかったですね。)

美の成長マインドセットがある人は、そうでない人に比べて、

慈善団体への寄付が1.18倍多く、

投票意欲(政治参加)が1.1倍高く、

少数派への支援意欲が1.19倍高い。

などなど、10の実験の全てで、利他的でした😍

ちなみに、男女に寄らず、です。

メカニズムを見てみると、以下だそうです。

見た目の美しさは努力次第で改善できる

自分には「他者に良い影響を与える能力がある」という自己認識

(要は自信がつく)

利他的な行動につながる

なるほどな〜

男性も女性もスキンケアとかすると幸せになる。

という話があったりするんですが、

スキンケア(見た目を改善)→美の成長マインドセットが高まる→利他的→幸せ

となってたんだろうなぁ。

スキンケアとかオシャレをする経験って、大事だなぁ。

PISAの調査では15歳の幸福度に何が影響するかを調べた所、

1位:見た目への満足、2位:両親との関係の満足、3位:学校生活への満足

と、見た目への満足がかなり効いてきていて、どうしたもんかなぁと思っていたのですが、

美の成長マインドセットを育むことが重要そう😍

ただし、外見に目を向けすぎる危険性は注意ですね。

整形までいくと幸福度落とすという話もありますし。

●育成方法

ちなみに成長マインドセットでの考え方を応用すると、以下の方法で高められるかな。

①美は努力で改善できる。という科学的な事実や事例を見る。(TVの変身企画とか良いかもしれません)

②小さな成功体験を積み重ねる

→ちょっと髪型やスキンケアなどで変わった所に注目する

③周囲からの声かけ

→褒めてもらう😊

④他領域からの転移

→成長マインドセットは各領域からうつるとも言われているので、

勉強とか知能とかで成長マインドセットを育むことで、美の成長マインドセットも高まりそう

ーーー

※参考_美のマインドセット測定項目(Faust et al., 2024)

「あなたの美しさは、ある程度決まっていて、あまり変えることはできない」

「あなたの美しさは、あなた自身の中にあって、大きく変えることはできない」

「外見を少し良く見せることはできるが、基本的な美しさは本質的に変わらない」

(回答形式:1 = 全くそう思わない 〜 7 = 非常にそう思う)

→全てスコアが低いほど、美のマインドセットが高い。

ーーー

美の成長マインドセットは、向社会的かつ利他的な行動を促進する

Beauty growth-mindset promotes prosocial and altruistic behavior

Scientific Reports ,2024/12/4

[https://www.nature.com/articles/s41598-024-82134-y](https://www.nature.com/articles/s41598-024-82134-y)

美しさが判断や行動に与える影響は十分に確立されており、ある程度「一方向性」(つまり、美しい人だけが社会的利益を享受しているように見える)である。特に、人の美しさは、その人の向社会的行動には影響を与えないようだ。現在の研究では、人々がどのように自分自身を美と結びつけるか、つまり美のマインドセット、そしてそれがどのように向社会的行動や利他的行動を形作るかに焦点を当てている。10の実験(N = 4,449)を紹介する。美の成長マインドセット(つまり、美しさは改善できると信じている)を持つ参加者は、(固定マインドセットと比較して)慈善団体に寄付する金額が多く、(自己防衛と比較して)集団防衛に焦点を当てた介入を受けた後にCOVID-19のワクチン接種を受ける可能性が高く、他の形態の向社会的行動や利他的行動に従事する意図が高まった。経験的に、これらの効果は、他者に影響を与える能力に対する自己認識によって媒介されている。本研究は、美しさの成長マインドセットが、向社会性の促進など、大きな社会的効果をどのようにもたらすかを調査するための出発点となります。

論文紹介 やってみようなんとかなる 感謝・親切・向社会性ポジティブ心理学介入主観的幸福・幸福測定

← 検索にもどる