足るを知る、が幸せに最も効く
九州大学のChao Li先生らの最新研究😊
ギャラップ社の膨大なデータを使って、どれが幸せに効くのか?を
168カ国190万件以上、63の変数から調査。
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●幸福度への影響における重要度高めの項目
■若者(40歳以下)
生活水準の変化(−1=良くなる/0/1=悪化) 16.92%
暮らし向きの感じ方(1=ゆとり〜4=とても苦しい) 14.91%
過去12か月食料が足りなかった(1=はい) 5.97%
頼れる親族・友人がいる(1=はい) 4.00%
昨日 楽しさを感じた(1=はい) 2.97%
居住地域に満足(1=満足) 2.46%
不安(1=はい) 2.34%
昨日おもしろいことをした/学んだ(1=はい) 2.24%
悲しみ(1=はい) 1.87%
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■中年(40-65歳)
暮らし向きの感じ方(1=ゆとり〜4=とても苦しい) 17.56%
過去12か月食料が足りなかった(1=はい) 8.80%
生活水準の変化(−1=良くなる/0/1=悪化) 6.81%
頼れる親族・友人がいる(1=はい) 4.39%
昨日 楽しさを感じた(1=はい) 1.87%
不安(1=はい) 1.61%
女性ダミー(1=女性) 1.52%
世帯年収(国際ドル,年額) 1.50%
昨日おもしろいことをした/学んだ(1=はい) 1.44%
悲しみ(1=はい) 1.40%
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■高齢(65歳-)
暮らし向きの感じ方(1=ゆとり〜4=とても苦しい) 8.20%
生活水準の変化(−1=良くなる/0/1=悪化) 7.56%
頼れる親族・友人がいる(1=はい) 3.71%
過去12か月食料が足りなかった(1=はい) 3.58%
昨日 楽しさを感じた(1=はい) 1.89%
悲しみ(1=はい) 1.63%
不安(1=はい) 1.58%
居住地域に満足(1=満足) 1.51%
女性ダミー(1=女性) 1.48%
昨日おもしろいことをした/学んだ(1=はい) 1.41%
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とのことで、暮らし向きをどう捉えるか。が最も効いてきますね😊
世帯年収ではないのがミソで、
まずは何よりも、「足るを知る」ことこそが、人類が幸福である為に重要そうです。
ただし、
ここでの幸福度はキャントリルの梯子なので、
ちょっと実際の幸せよりも、生活の豊かさが効いてくる点は注意。
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ただし、上記は論文の本題ではなく、
論文では中年層を深掘りしていて、やっぱり中年層が幸福度が低くなりがちだし、
社会からも最も厳しい処遇を受けている。ので、これを改善してきましょう!というのが本題。
ちなみに、日本は高齢者優遇社会。幸福度世界一のフィンランドは中年優遇社会。
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中年層の幸福度の低さ:内的要因か外的要因か
Low well-being among middle-aged people: inherent or external factors
**2025/8/22,Humanities and Social Sciences Communications **
**Chao Li(九州大学), Jie Mi, Jiaxu Zhang, Bo Shi, Alexander Keeley & Shunsuke Managi **
https://www.nature.com/articles/s41599-025-05708-9
幸福は、個人レベルと社会レベルの両方において、基本的な目標としてますます認識されつつあります。年齢層間での幸福感の顕著な差は、長らく認識されてきました。しかし、この格差の主要因は依然として不明です。本研究では、大規模なグローバル調査データセットと高度な機械学習技術を活用し、中年層の幸福感が著しく低い理由を調査します。機械学習によって強化された外生的スイッチング治療効果モデル(ESTEM)を用いて、2009年から2022年の間に168カ国から収集された190万件以上の個人観察データを分析します。結果は、年齢と主観的幸福感の間にU字型の関係があることを実証的に確認し、中年層が一貫して最も低い幸福感を経験していることを示しています。さらに分析を進めると、中年層は若年層や高齢層と比較して、外的要因による扱いが著しく厳しいことが明らかになり、外的社会状況が中年期危機現象の重要な要因であることが浮き彫りになりました。一方、高齢者層は本質的に高い主観的幸福感を経験します。時系列分析の結果、若年層および中年層に対する外的治療は、高齢者層と比較してますます厳格化していることが示唆されています。本研究は、こうした治療効果と年齢層間の内的差異を体系的にマッピングすることで、生活の質の向上を目的とした政策や社会プログラム策定に重要な知見を提供し、ひいては生涯にわたる人々の幸福の公平な向上を支援します。