はぴテク相談室:全てのことは、誰かと一緒にやると、より楽しくなる😍
最近、なんだか毎日がつまらなく感じています。仕事も家事も、こなすだけで全然楽しくないというか…。どうすれば日々の生活をもっと楽しくできるんでしょうか?
それは消耗しちゃいますよね。毎日同じことの繰り返しに感じてしまう。少し聞いてもいいですか?最近、誰かと一緒に何かをする機会って、どのくらいありますか?
うーん、仕事は一応オフィスにいますけど、作業自体はほぼ一人でやっています。家事は完全に一人ですし、運動もソロで走っています。気づいたらほとんど一人でこなしてる感じです。
なるほど、それは大きなヒントかもしれません!実はエリザベス・ダン先生たちが2025年に発表した研究で、とても興味深いことが分かったんです。アメリカの4万人以上、10万件を超える日常活動のデータを分析したところ、調べた297の活動のうち、なんと296の活動で、誰かと一緒にやった方が楽しかったという結果が出たんです。
えっ、297のうち296ですか!?それはすごいですね。でも、仕事とか家事まで…?そういうつまらない作業も一緒にやると楽しくなるんですか?
そうなんです、そこが研究者たちも驚いたポイントで。食事や旅行、運動みたいなレジャー系はもちろん、仕事・読書・宿題・部屋の清掃・家計管理・病院の付き添いといった、普通「一人でやるもの」と思われがちな活動でも、誰かと一緒だと楽しさが上がっていたんです。
確かに、友達と一緒に走ったときは、いつもより全然苦じゃなかった気がします。それが研究でも裏付けられているんですね。でも、特に効果が大きい活動ってあるんですか?
はい!特に向上幅が大きかったのは、食事・飲み物を誰かと取ること、旅行や移動、そして運動・散歩・ランニングでした。この3つは4回の調査を通じて一貫して大きな効果が見られたんです。たまには誰かと一緒に走ったり、ランチを共にしたりするだけでも変わってくるかもしれません。
食事か…。最近ほぼ一人でご飯食べてたなあ。でも、仕事の作業中に誰かと一緒にっていうのはさすがに難しくないですか?
確かに、常に誰かと一緒というわけにはいかないですよね。ただ、この研究では「電話も含めて誰かと交流していたか」というシンプルな基準で測っています。つまり、作業しながらビデオ通話で友人と繋いでいるとか、休憩中に同僚と少し話すとか、そういった形でも「一緒にいる」に含まれている可能性があります。完全に作業を共有しなくても、存在を感じられるだけで違うのかもしれないですね。
それなら試しやすいですね!でも逆に、一人の時間って必要じゃないですか?一人でやった方が良い活動もあるのかと思っていました。
自然な疑問ですよね。この研究では、297の活動のうち「一人の方が楽しかった」と出たのは、2021年のキッチン掃除たった1つだけで、しかもその差もごくわずかだったんです。もちろん、一人の時間に価値がないということではなく、あくまでこの研究の範囲では「誰かと一緒の方が楽しかった」という傾向が非常に強く、一貫していたということです。
なるほど。じゃあ、今の私の生活に当てはめると、まず何か一つ変えてみるとしたらどこから始めればいいでしょう?
この研究で特に効果が大きかった「食事」から始めるのが一番取り掛かりやすいかもしれません。週に一回でも、誰かと一緒にご飯を食べる機会を作ってみるのはどうでしょう?それに加えて、もし運動しているなら、たまに誰かと一緒に走ってみる。「何か新しいことを始める」より「今すでにやっていることに誰かを加える」という発想が、この研究のポイントだと思います。
「今やっていることに誰かを加える」か。それは確かにハードルが低いですね!意識してみます。ありがとうございました。
ぜひ試してみてください😊 ただ一点、この研究はあくまで「一緒にいたときの楽しさが高い傾向があった」という関連性を示したもので、「一緒にやれば必ず楽しくなる」と保証するものではありません。お互いの関係性や状況にもよりますし、全員に同じ効果があるとは限らないので、自分のペースで無理なく試してみてくださいね。
■ 今日のまとめ
- 4万人以上・10万件超の活動データを分析した結果、調べた297の活動のうち296で、誰かと一緒に行った方が楽しかったという傾向が示された。
- 特に食事・旅行・運動は効果が大きく、仕事・家事・読書といった「一人でやるもの」と思われがちな活動でも同様の傾向が見られた。
- 「新しいことを始める」のではなく、「今やっていることに誰かを加える」という小さな工夫が、日常の楽しさを高めるヒントになりうる。
■ 出典・注意事項
- Dunigan Folk, Elizabeth Dunn (2025). Everything Is Better Together: Analyzing the Relationship Between Socializing and Happiness in the American Time Use Survey. Social Psychological and Personality Science. https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/19485506251364333
- 【注意事項】本研究はアメリカ時間利用調査(ATUS)の観察データに基づくものであり、社会的交流と楽しさの「関連」を示したものです。「一緒にいることが楽しさを引き起こす」という因果関係を証明したものではありません。
- 【注意事項】調査対象はアメリカ在住者であり、文化的背景や生活習慣が異なる集団(日本など)への一般化には限界があります。
- 【注意事項】幸福度は「この時間にどの程度幸せでしたか?(0〜6)」という一時点の主観的評価で測定されており、長期的な幸福感とは異なる可能性があります。
研究自体の紹介はこちら😊
全てのことは、誰かと一緒にやると、より楽しくなる😍
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2025-08-17-1755468301/