2025.05.13
公園からのウェルビーイングな街づくり
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公園からのウェルビーイングな街づくり
浦﨑 真一先生
大阪芸術大学 芸術学部 建築学科 准教授
一般社団法人公園からの健康づくりネット 事務局長
とよなか都市創造 VOL.3 2025.3
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tiumtoshisouzou/3/0/3_43/_pdf
特 集 公園からのウェルビーイングな街づくり 浦崎 真一 大阪芸術大学 芸術学部 建築学科 准教授 一般社団法人公園からの健康づくりネット 学務局長 1.社会の成熟と公園の進展 公園はなぜあるのか。公園とはあまりに フラットで捉えめた存在でもあり、当の前に存在 あって、改めで寻われるとこ答えに請ずる人も 多いかもしれない。あるいは、よとみなくとも答 が浮かんだ人たちがいたとしても、別の人と答 えが異なるかもしれない。公園とはほとんどないのではないか。それくらい公 園という奴は様で、人それぞれに捉え方が 違うものであろう。本稿は、そのような多様な 公園の、ウェルビーイングに资する価値に焦点 を当てようとするものである。 さて、日本では1873年に公園制度ができて 以来150年を超えた。その間、わが国では1830年に開園したドイツのフリードリ ヒ・ヴィルヘルムスパルクが早い例であるが、 「公」が設けた逆園としては、日本の公園もそ れぞれ歴史を彩けずスタートしたことになる。 ヨーロッパの公園の原始的なプロレシスは、公有 地ある公エ園である。そこで景観美庭園を経て公園となった次 ぎ。イギリスにおける17世紀のハイドパ ク、セントジェームズパークの公開などが早い。 日本では、18世紀初頭に徳川8代将軍吉宗が 設けた隅田坂、御殿山、飛鳥山、中野椿園、玉 川上水の辺の五ヶ所の遊歩所、1801年の白河 潘南湖園、1842年の水戸藩俵築園が早い地市 におけた公園的なものとしてしるされている。 民に間放された公園的なものとして知られる。 また古くは公共性を帯びた場所として、下記に おける復元た文化的施設であるが、享保の 改革が進められるなかで説けられたことからす れば、抑圧のなかでの民衆の要求に対するひと つの答えであるとも考えられた。ヨーロッパでも都 市における公園の必要性が提唱されるようになる のは19世紀中葉であり、その時にはいて ここで上品で愛悦のいい機座、穏やかな社会を 求めだ「イギリスでは産業革命の晴嵐や集住に よる感染症から逃れ、都市民に新鮮な水と空気 をもたらす「都市の肺」としての公園が開かれ ている。 ほか、日本の都市公園のストックは、約114 万所、面積約13万ヘクタールとなっている。日本の公園は 1873年に誕生しえかから、特に幕僚が急速に進 め られたのは高度経済成長期であった。これら は都市化と アクティブ軸 自発的 ウェルビーイング へルス軸 SDGs目標3 不健康 健康 一病患災 不活動・無気力・孤立感・分断・格差 等 強制的 図1 公園におけるウェルビーイングの概念 画接的経路 圧力 ・計画地の公入問発 動い住宅造成 ・土地所要の高まり ・臨の変と環境対策 直接的 ・アクセス可能な緑地不足 都市地域の質の向上 都市内みの有無 ・生活参行性の価値的改少 影響 ・身体的健康への影響 ・緑地への アクセスの変化 選択肢、行動 ・社会関係への影響 ・個人の選択の変化 推進力 ・人口0が都市集中 ・経済格差 ・交通きる 現の活法 行動(例) ・緑地の質と価の制限を含む施策 利用の制限 ・公害型の片付けに関する センシティビティ への影響 間接的経路 圧力 ・経地の長素関の関地 ・自然生地の変化 状況 ・住地変化に伴う 特定集団への アクセスの変化 ・主体参行性の変化 影響 ・都市住民への影響 ・組直行動の変化 ウェルビーイングの低下 ・安全への影響 選択肢の自由の変化 健康とウェルビーイング ・心血管疾患、がん、 臨床度での増加 ・ウェルビーイングと メンタルヘルスへの アレルギー感選の増率 ・健康寿命への影響 ・身体的緑地へ対する 影響度増し ・ウェルビーイングの低下 緑地以外の社会/経済/行動/身体/文化の背景からの影響 図2 都市緑地に関わる計画と隣接要因 直接的、間接的な経路の各段階において行動を起こすことで健康とウェルビーイングが変化 (WHO2016PDFSEAモデルを著者が改変)