2025.04.27

デュアル成長マインドセットが幸せにつながる

スタンフォード大学、エール大学、ペンシルバニアウォールトン校、Googleさんなどによる

ちょっと前の研究です。

成長マインドセットは、自分は成長できる!という信念で、

様々なパフォーマンスや幸福感を高めると言われています。

ですが、

自分が成長できたとしても、仕事事態を変えることが出来ないと、片手落ちなのでは?

(例えば、自分が成長したとしても、行う仕事が同じものだったら、成長した能力も使えないし、あんまりパフォーマンスや幸福感が高まらない。みたいな。)

それに対して、

デュアル・成長マインドセットという概念を提案頂いています。

これは、

自分自身が成長していけるだけでなく、

仕事自体も変化・成長させていくことができる。という信念です。

実際に、研究では、

セルフ成長マインドセット(従来の。自分の成長)

もしくは、

ジョブ成長マインドセット(仕事を変化させていくことができる)

のいずれか一方では、あまり幸福度が向上しませんでした。

が、

どちらもある、デュアル成長マインドのセットの人は、長期に幸福度が向上していました😊

つまり:

・自分が成長できると信じること(セルフ成長マインドセット、従来の。)

・仕事を変えられると信じること(ジョブ成長マインドセット)

この両方があると、より持続的な幸福感につながります。

し、両方があるからこそ、実質的な変化につながります。

ーーー

停滞を打破する:自己と仕事に関する成長志向が職場の幸福感に与える影響

Getting Unstuck: The Effects of Growth Mindsets About the Self and Job on Happiness at Work

Justin M. Berg, Amy Wrzesniewski, Adam M. Grant, Jennifer Kurkoski, and Brian Welle

Journal of Applied Psychology,2022

https://faculty.wharton.upenn.edu/wp-content/uploads/2016/11/Getting-Unstuck.pdf

過去の成長マインドセットに関する研究は、自己を柔軟な存在として捉えることのメリットに焦点を当ててきました。

私たちは、従業員が仕事体験に主体的な変化をもたらすためには、仕事設計についても成長マインドセットを抱くことが重要だと提案します。

私たちは「デュアル・グロース・マインドセット」という概念を導入し、自己と仕事の両方を変容可能な存在として捉えることが、従業員の幸福感に与える影響を時間をかけて検証しました。私たちは、デュアル・グロース・マインドセットが幸福感の持続的な向上に比較的持続的な効果をもたらす一方、自己または仕事に関する成長マインドセットのみを促進することは、幸福感の持続的な向上には不十分だと仮説を立てました。

時間軸で検証します。私たちは、デュアル・グロース・マインドセットを育成することが、幸福感の比較的持続的な向上をもたらすと仮説を立てています。

一方、自己または仕事に関するグロース・マインドセットを育成するだけでは、幸福感の持続的な向上には不十分であると仮定しています。

これらの予測を検証するため、2つの実験研究を実施しました:フォーチュン500にランクインするテクノロジー企業でのフィールド準実験と、多様な組織と職業の従業員を対象とした制御実験です。

両実験において、デュアル・グロース・マインドセットの育成は、自己報告による幸福感と観察者評価による幸福感(少なくとも6ヶ月持続する)の向上をもたらしました。自己または仕事に関するグロース・マインドセットを単独で育成するだけでは、幸福感の持続的な向上はもたらされませんでした。補足的な仲介分析は、デュアル・グロース・マインドセットが、従業員がより実質的な観察者評価による幸福感の向上が少なくとも6ヶ月間持続しました。

自己または仕事に関する成長マインドセットを単独で促進することは幸福感の持続的な向上をもたらしませんでした。補足的な媒介分析は、二重成長マインドセットが従業員がより実質的なジョブ・クラフトを計画する能力を向上させることで幸福感を高めたことを示唆しています。私たちの研究は、職場での持続的な幸福感の向上は、仕事に関する柔軟なマインドセットを保持すること、自己に関するマインドセットだけでなく、に依存することを示しています。

論文紹介 やってみようなんとかなる 職場・働く幸せポジティブ心理学介入感情・レジリエンス

← 検索にもどる