2025.03.14

ウェルビーイングと仕事と企業家(entrepreneur)

についての駒大経営学部の小本先生の論説。

2節:ウェルビーイングとは

3節:仕事におけるウェルビーイングとは

4節:社長さん(企業家)のウェルビーイング

について、既存の研究を整理頂いています😍

50pありますが、一つの本くらいに捉えて、読んで頂いても面白いです😊

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本稿では、ウェルビーイングの概念を整理する中で、企業家やフランチャイズ加盟者のウェルビーイング研究の課題や可能性を検討する。

まず、第2節では、人生の観点からウェルビーイングの概念と計測尺度を検討する。併せてウェルビーイングの主要な先行要因と結果についても概観する。

第3節では、仕事に関するウェルビーイングについて、概念、計測尺度、先行要因、結果を概観する。

第4節では、従業員ではない企業家やフランチャイズ加盟者を対象としたウェルビーイングを検討する。

第5節では今後の研究課題を述べる。

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<論説>

ウェルビーイングと企業家活動:研究課題の検討

小本 恵照先生

駒大経営研究第 55 巻第 3・4 号,2025/3

https://komazawa-u.repo.nii.ac.jp/record/2010468/files/00680118.pdf

1.はじめに

2.ウェルビーイングとは

2.1.ウェルビーイングの定義

2.2.ヘドニックとユーダイモニックの視点

(1)ウェルビーイングの分類

(2)ヘドニックのウェルビーイング

(3)ユーダイモニックのウェルビーイング

2.3.ウェルビーイングの計測

2.4.先行要因と結果

2.4.1 先行要因

(1)ヘドニックのウェルビーイング

(2)ユーダイモニックのウェルビーイング

2.4.2.結果

(1)ヘドニックのウェルビーイング

(2)ユーダイモニックのウェルビーイング

3.仕事に関するウェルビーイング

3.1.仕事に関するウェルビーイングの重要性

(1)日常生活への影響

(2)組織成果への影響

(3)失業による影響

(4)仕事の意味が人生の意味に与える影響

3.2.仕事に関するウェルビーイングの計測

(1)Bakker & Oerlemans(2012)の研究

(2)Sonnentag(2015)と Sonnentag et al.(2023)の研究

(3)自己決定理論などその他の計測

3.3.職場でのウェルビーイングの先行要因と結果

(1)理論的な枠組み

(2)先行要因

(3)結果

4.企業家活動とウェルビーイング研究

4.1. 企業家のウェルビーイングを研究対象とする意義

4.2.企業家に関する研究の増加と研究の内容

(1)研究の概要

(2)先行要因と結果

5.おわりに

(35) 19 <論 説> ウェルビーイングと企業家活動:研究課題の検討 小 本 恵 照 1.はじめに 21世紀に入り、ウェルビーイング(well-being)への関心が高まる中で、社会 科学では分野横断的にウェルビーイング研究が大きく取り上げられるように なっている。(内田,2020)。たとえば、GDPといった客観的指標に加え、幸福 度という主観的な指標が国や社会の在り方を示すマクロ的な重要な指針となっ てきている。(内田,2020)。また、笠師(2023)は、日本の現状を分析し、(1) 2000年代に入りウェルビーイングに関する文献が増加し、特に2020年以降の 増加が多いこと、(2)2010年以降はウェルビーイング研究の学問ジャンルが多 様化していることを指摘している。 こうした動きは、経済社会活動を分析する上で生産性や利益といった客観的 データの分析だけではなく、人の心理といった主観的データの分析も加 えたより包括的な分析が求められていることを反映したものと言える。また、 個々の企業レベルにおいて、従業員のウェルビーイングに配慮した経営が、従 業員のみならず企業自体にとっても望ましい成果につながるという見方が続け てられていることも影響している。¹ ¹ Well-being を幸福や幸せと日本語表記することもできるが、(1)ウェルビーイング という言葉が一般的になっている、(2)Well-being が複雑な概念(Ryan & Deci, 2001)であることを踏まえ、本稿ではウェルビーイング』と表記する。
メタ分析・レビュー 職場・働く幸せウェルビーイング経営・人的資本研究方法論・指標

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