2024.11.05

【役割理論】おじいちゃんおばあちゃんは孫の面倒を見ると幸福度が高まる

というのは、よく知られた話だったんですが、

それはコロナ禍では違うのでは?という研究。

結果としては、コロナ禍でも幸せにつながったよ〜😊

(むしろコロナ禍の方が幸せつながった、かつ面倒を見てもストレスの増加はなかった。

同居してなくても。)

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背景として、役割理論というのがあり、

これは、社会的な役割を持つことで、日々が充実してくる!という理論。(役割強化理論)

退職後に役割を持てないと、老いが加速してしまったりするのも、これですね。

(職場でもそうですね。●●係は幸せにつながる。是非職場のウェルビーイングを高める幸せ係とか役割を作りましょ。)

ただ、一方で役割ストレイン理論というのもあり、

色んな役割を担いすぎると、時間とエネルギーが枯渇して、過負荷になってしまう。

という話もあるので、バランスが大事。

でも、おいじちゃんおばあちゃんの、孫の面倒を見るのは、

役割強化理論の効果が大きく、幸せにつながったよ〜😊

ーー

おじいちゃんおばあちゃんの幸せの為に、

(感謝しながらも)孫の面倒を、どんどんお願いしていこうと思いました😍

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■理論的枠組み:役割理論

①役割強化理論(Role Enhancement Theory)

・社会的役割には資源、地位、充実感などの利点がある

・孫の世話は世代間の家族ネットワークに祖父母を組み込み、社会的孤立から保護する可能性

②役割ストレイン理論(Role Strain Theory)

・複数の役割を果たすには時間とエネルギーが限られている

・役割の衝突やストレス、過負荷につながる可能性

・孫の世話が他の活動の時間とエネルギーを制限する可能性

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Grandchild care and grandparents’ well-being in context: The impact of the covid-19 pandemic

2024/11/2,innovation in aging

https://academic.oup.com/innovateage/advance-article/doi/10.1093/geroni/igae101/7863462

背景と目的

本研究では、補助的な孫の世話と祖父母の主観的幸福感(生活満足度、ストレスの認識、孤独感として測定)との関係が、文脈的環境によって調整されるかどうかを調査する。文脈的差異の例として、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを用いる。役割理論に基づき、パンデミック時とパンデミック前では祖父母の介護のコストと利点が異なっていた可能性があると主張する。

一方では、パンデミック中に孫の世話をすることは特にストレスが多く、幸福感への悪影響が大きかった可能性がある。他方では、孫の世話は祖父母を社会的孤立から守るため、幸福感を高めることに特に関連していた可能性がある。さらに、祖父母の介護と幸福感の関係は性別によっても異なっていた可能性がある。

研究デザインと方法

2014年(n = 3,619)、2017年(n = 2,458)、2020年(n = 2,021)のドイツ高齢化調査(DEAS)の不均衡なパネルデータを使用し、動的パネルモデリングと固定効果分析を組み合わせた手法である最大尤度構造方程式モデリング(ML-SEM)を適用して、パンデミック時とパンデミック前を比較した場合、また祖父母の性別によって、孫の世話と祖父母の幸福の関係に違いがあるかどうかを調べました。

結果

孫の世話は、祖母と祖父の両方にとって孤独感の低下と関連していた。祖父の場合、この関連はパンデミック中にさらに強かった。祖母はパンデミック中に孫の世話をする際により高い生活満足度を経験したが、孫の世話が祖母と祖父のどちらにとってもストレスの増加をもたらしたという証拠はなかった。

議論と意味

役割強化理論に沿って、この研究は、補助的な孫の育児が祖父母の幸福に有益である可能性があることを強調しています。さらに、孫の育児が行われる状況によって、それに伴うコストと報酬が決まります。私たちの研究結果は、孫の育児を促進する支援政策とプログラムが、特に困難な状況において祖父母の幸福を高めることができることを示唆しています。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

前野ご夫妻のvoicyでも取り上げて頂きました😍
https://voicy.jp/channel/2318/6159774

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