日本におけるCOVID-19流行前と流行中の幸福感
東アジア・ASEAN経済研究センターさんから、日本のコロナ前とコロナ中の幸福感についてのレポートが出ていました。
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・内閣府が2020年5月から2022年6月にかけて5回実施した約5万人へのSWB(主観的幸福度)に関する調査データを使用。
・全体的幸福度、健康、仕事、子育て、社会的つながりの5種類のSWBを分析。(11段階で直接質問)
・結果は↓。コロナ禍での変化に関することと、コロナ関係なく分かった特性。他の研究で分かっている話も多いですが、所々面白いです😊
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⓪パンデミックの影響:
最初の緊急事態宣言時(2020年5-6月)に全てのSWBが最も低下しました。
その後、SWBは徐々に回復傾向を示しましたが、波がありました。
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①性別:
女性は男性より全体的幸福度、健康満足度、仕事満足度が高い傾向にあります。
子育てと社会的つながりでは有意な差がありません。
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②年齢:
若い世代(30歳未満から60代)は70歳以上と比べて、全ての種類のSWBが低い傾向にあります。
特に30代、40代で最も低くなっています。
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③一人暮らし:
一人暮らしの人は全体的幸福度と仕事満足度が高い傾向にあります。
ただし、子育て満足度は低くなっています。
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④結婚状況:
既婚者は全ての種類のSWBで未婚者より高くなっています。
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⑤雇用状況:
非正規雇用の人は全体的幸福度と健康満足度が低い傾向にあります。
失業者は健康、仕事、子育て、社会的つながりのSWBが低くなっています。
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⑥所得:
高所得(600万円以上)の人は全ての種類のSWBで高くなっています。
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⑦教育:
高学歴(特に大学院卒)の人ほどSWBが高い傾向にあります。
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⑧SNS利用:
SNSを毎日利用する人は全体的満足度と健康満足度が高い傾向にあります。
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⑨COVID-19感染者数:
都道府県の感染者数が多いほど、社会的つながりの満足度が低くなっています。
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⑩経済状況(DI):
小売業のDI(中小企業景況感指数)が高いほど、仕事満足度と社会的つながりの満足度が高くなっています。
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⑪時間経過:
1回目の調査(2020年5-6月)と比べて、その後の調査ではほとんどのSWBが改善しています。
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⑫デジタル化の影響:
テレワークやペーパーレス化などの仕事のデジタル化は全てのSWBを向上させました。
キャッシュレス決済の普及は全体的なSWBにプラスの影響がありました。
オンライン診療は子育てと社会的つながりのSWBを向上させました。
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⑬消費行動の変化:
地産地消の消費行動は全体的、仕事、社会的つながりのSWBを向上させました。
セルフレジや大量購入は全体的、仕事のSWBと負の相関がありました。
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日本におけるCOVID-19流行前と流行中の地域アメニティと幸福感の関係
The Relationship between Regional Amenities and Well-Being before and during the COVID-19 Pandemic in Japan
Economic Research Institute for ASEAN and East Asia,2024/6/18
COVID-19パンデミックによる活動制限の長期化に伴い、日本の主観的幸福感は変化したのだろうか?パンデミック前から現在までの5万人を対象とした内閣府の調査データを用いて、人口統計学的変数、経済状態、他者とのつながり、地域の快適さが主観的幸福感にどのような影響を与えたかを観察した。最新の調査結果を用いると、仕事、コミュニケーション、消費行動にデジタル技術を応用することで、幸福度が高まることが観察された。