2024.06.22

主観的ウェルビーイングと、それに似たような概念のアンケート

日本における

「主観的ウェルビーイング」、「幸福」、「満足度」、「QOL」、「生きがい」、「感情・気分」、「自尊感情」

に関する尺度を調べたよ。という東大の最新論文。

へー、こんなのも!というものも😊

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主観的ウェルビーイングおよび近接概念に関する尺度の現状

Journal of Human Environmental Studies,2024/6

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shes/22/1/22_81/_pdf

要旨

人々が快適で幸せに暮らしているかどうかを評価することは、心理学のみならず、政策立案や都市開発など多様な分野で求められている。このような要請に応えるため、多くの心理学研究では、被験者にいくつかの質問項目を提示し、それに回答してもらう質問紙法が用いられてきた。しかし近年では、人々の主観的幸福度を測定する尺度が非常に多くなっている。本研究では、どのような学問領域でこれらの尺度が扱われているのかを明らかにし、今後の尺度活用の示唆を得るために、人々の主観的幸福度を測定する尺度とその近接概念についてレビューを行った。Google ScholarとCiNii Researchのデータベースを用いて文献レビューを行った。スクリーニングの結果、本研究におけるレビューの対象となる70の出版物が見つかった。これらの論文で扱われた具体的な構成は以下の通りである:主観的幸福に関する報告10件、幸福に関する報告12件、満足に関する報告10件、生活の質に関する報告10件、生きがいに関する報告7件、感情と気分に関する報告11件、自尊心に関する報告10件である。これらは心理学だけでなく、幅広い学問分野で検討された。生きがいを測定する7つの尺度はいずれも英語から翻訳されたものではなく、日本人参加者を対象とした調査に基づいて項目が作成された。主観的幸福感や近接概念の尺度は様々であることから、この分野の新しい尺度の必要性は、調査を実施する際に今一度十分に検討されるべきである。新たな尺度の必要性が高くない場合は、先行研究でよく用いられている代表的な尺度を用いることが重要である。本研究で得られた知見は、心理学研究者による主観的幸福感や近接概念に関する尺度の適切な使用や、他分野の研究者への適切な助言にとって意義深いものである。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

消費における主観的ウェルビーイング4類型尺度とか面白いなぁ。

メタ分析・レビュー 主観的幸福・幸福測定研究方法論・指標文化と幸福・日本的幸福

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