インスタやTiktokは世界にとって幸せか?
という研究について、イェール大学の成田先生が発言し、ニュースになっていました。
元論文(110Pある!!)をチラッと見てみると、
取り残される不安があるからSNS使っているけど、
ユーザー全体の幸福度に与える影響を全部サマると、マイナス。
との事でした。
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大学生に対して、
いくらお金もらったらSNSのサービスがなくなっても良い?もしくは、SNSのサービスをなくさないとしたら、いくら払える?※
※製品市場余剰(Product Market Surplus)
と聞いた所、
Tiktokの場合は、36%のユーザーがお金払ってもサービスを止めて欲しくない。
Instagramの場合は、52%のユーザーが、お金払ってもサービスを止めて欲しくない。
との事なので、
TikoTok、Instagramを合わせると、半分以上の人が、SNS自体がなくなった方が良いなぁと感じている。
(でも、インスタはギリ、なくならないで欲しい人が多そうな。)
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一方で、自分だけが辞めるか?(消費者余剰ICP)と聞かれると、9割くらいの人が辞めたくない。
つまり、
自分だけが取り残される不安があるから、やっているだけで、
その不安がなければ、なくなった方が良い。と思っている人が多そうだ。
とのこと。
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うーん、使い方の問題な気もします。それと、対象が大学生だったからかなぁ。
実際SNSは、幸福度を高める、ゆるいつながりを維持していくのに、良いと思います😊
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成田悠輔氏「インスタやTikTokがユーザー全体の幸福度に与える影響はマイナス」との説紹介
日刊スポーツ、2024/5/21
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202405210000605.html
米イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が21日までに、X(旧ツイッター)を更新。「SNSと幸福度」について私見をつづった。
成田氏は、全米経済研究所(NBER)のサイトにアップされたSNSに関する英語論文のアドレスを添付。「SNSは両刃の剣。新しい繋がりや情報はうれしいが、乗り切れない人は疎外感や劣等感でつらくなる。プラスマイナスを測って足し合わせたら、InstagramやTikTokがユーザー全体の幸福度に与える影響はマイナスだったらしい」と記した。
そして「人類の幸せのためにSNSは存在しない方がいいのかもね」と述べた。
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※元論文、110ページ・・・
製品市場が集団の罠になるとき: ソーシャルメディアの場合
When Product Markets Become Collective Traps: The Case of Social Media
NBER WORKING PAPER SERIES,2023/10
https://www.nber.org/papers/w31771
人気商品を消費しないことで、個人は否定的な効用を経験するかもしれない。
例えば、ソーシャルメディア上で活動的でないことは社会的排除につながる可能性があり、高級ブランドを所有していないことは社会的地位が低いことと関連する可能性がある。
我々は、このような非ユーザーへの波及が存在する場合、総消費を所与とする標準的な尺度では、厚生を適切に捉えることができないことを示す。
我々は、このような消費波及を考慮した新しい厚生測定方法を提案し、TikTokとInstagramという2つの人気ソーシャルメディア・プラットフォームの消費者余剰の推定に適用する。
大学生を対象とした大規模なインセンティブ付き実験において、我々は、標準的な厚生測定が大きく正の余剰を示唆するのに対し、消費波及を考慮した我々の測定は負の余剰を示唆し、アクティブユーザーの大きな割合が負の効用を得ていることを示す。
また、ソーシャルメディアの場合、非利用者への消費波及の促進要因に光を当て、この設定では「取りこぼしの恐れ」が重要な役割を果たしていることを示す。
我々のフレームワークと推計は、多くの消費者が非効率的な均衡に陥り、その製品が存在しないことを望むような、製品市場の罠の可能性を浮き彫りにしている。