感謝や楽観性や熱意や根気の単体よりも、その総合点の方が幸せに効く
Journal of Happiness Studiesの最新号が出て、2つオープンアクセス(無償)だったので、その一つ😊
台湾の小学生(4〜6年生)に対する研究。
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感謝や楽観性や熱意や根気は、幸せに効くと言われています。
が、
そのそれぞれよりも、この4つを足したもの(感謝+楽観性+熱意+根気)の方が影響が大きかったよ。
という話。
つまり、一つだけ高めると言うよりも、総合的に高めた方が良いということですね。
国語算数理科社会の総合点みたいな感じで、感謝楽観熱意根気の総合点が大事。
ここでは、総合点のことを共活性(Student Covitality)と呼んでいます。
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また、共活性が高いと、レジリエンスも高まるし、向社会的行動も増えるし、フラワリッシング(繁栄)にも繋がる。
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幸せの4つの因子も、4因子のバランスも大事で、
やっぱり幸せな人は、4因子が全部高かった。という話もあります。
主観的well-beingとその心理的要因の関係
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/76/0/76_1PMB06/_article/-char/ja/
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今回のも、同じ感じで(項目も似てますね、ありのままだけないかな)、
感謝(ありがとう)と
楽観性(なんとかなる)と
熱意や根気(やってみよう)
をバランス良く高めていくことが、幸せに繋がっていきます😍
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概要
・香港の小学4〜6年生1,107名を対象に調査を実施。共活性が直接的に幸福度を予測することを構造方程式モデリングにより明らかにした。
・さらに共活性は、レジリエンス(復元力)とプロソーシャル行動(向社会的行動)を媒介して、間接的にも幸福度を予測していた。
・つまり共活性が高いほどレジリエンスとプロソーシャル行動が高まり、それが幸福度の向上につながることが示唆された。
・個々の心理特性よりも、共活性という潜在変数の方が、児童の幸福度に影響するメカニズムをよりよく捉えられる。
・今後、児童の幸福度を高める取り組みにおいて、学校に根差した共活性を重要な変数として研究し、共活性を促進する学校ベースの戦略を立てることが有用と考えられる。
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"和は部分より大きいか?"-繁栄における生徒の共同性の役割
“The Sum Is Greater Than the Parts?”—The Role of Student Covitality in Flourishing
Journal of Happiness Studies ,2024/5/6
https://link.springer.com/article/10.1007/s10902-024-00759-2
既存の研究では、ポジティブな心理的特性と人間の繁栄や栄達との関連性が明らかにされている。
しかし、コヴィタリティ(活気)として知られるこれらの特性がどのように共起しているのか、そしてそれが繁栄とどのように関連しているのかは、比較的未解明である。
本研究では、感謝の気持ち、楽観性、熱意、持続性という4つの学校経験に根ざしたポジティブな心理的特性の2次構成要素である生徒の共活性が、小学生の繁栄とどのように関連するかを調査することを目的とした。参加者は、香港の34の小学校(香港島7.1%、九龍36.4%、新界56.5%)の4年生から6年生(N=1,107、4年生36.2%、5年生32.8%、6年生31.0%、女性50.4%)である。
本研究では、構造方程式モデリングにより、2次構成要素としての生徒の共産性は、直接的に繁栄を予測し(β=.594)、レジリエンス(β=.111)と向社会的行動(β=.062)を通じて間接的にも繁栄を予測することが示された。この結果は、潜在的な構成要素としての生徒の共産性が、ポジティブな心理的特性の4つの1次構成要素よりも、生徒の繁栄を促進するメカニズムをよりよく捉えていることを示唆している。
本研究は、子どもの繁栄の分野における今後の取り組みとして、研究に重要な変数として学校関連の共産性を考慮し、実践において共産性を促進する学校ベースの戦略を開発することに光を当てるものである。
青:効く
オレンジ:マイナスに効く
灰色:なんとも言えない