2024.04.21

ワークエンゲージメントと家庭

ちょっと昔のですが。

ワークエンゲージメントって、ウェルビーイングにも効いてくるし、生産性も上がるし、良いよね!

でも、ワークエンゲージメント高まり過ぎると、家庭が崩壊しちゃうんじゃないの?特に、共働き家庭。

という研究。

ーー

ワークエンゲージメントの3要素(活力,熱意,没頭)

家庭時間の圧搾(FTS)

の関係性を見てみた。

※家庭時間の圧搾(FTS):

 家族の時間が減ってくること。家庭関係の質が落ちて、ストレスやウェルビーイングの低下に繋がる。

ーー

すると、

活力と熱意は、家庭時間の圧搾(FTS)を低下させた。

仕事で活力や熱意を感じることは、家族との時間も増やすそうです😊

仕事がエネルギッシュにできると、家族ともエネルギッシュに過ごせるということでしょうか。

逆に、

没頭は、家庭時間の圧搾(FTS)を増加させた。

仕事に没頭しすぎると、家族との時間が減った。(それによって、家庭が大変な事になるだろう。。。)

この結果は、男性も女性も同様だった。

ーー

ただし、家族関係の質が高い人は、

仕事への活力や熱意が、家族との時間を増やす効果を高め、

仕事への没頭が、家族との時間を減らす効果を緩和させた。

とのこと。

●家族関係の質

 家族に何でも相談できる

 家族に自分のことを理解してもらっていると感じる

ーーー

うーん、今エンゲージメントを高めよう!という会社は、

家族関係の質も同時に高めないと、家族関係があまりよろしくなくなってしまう可能性がありますね。

(まぁでも、活力・熱意・没頭をバランス良く高められれば大丈夫かな😁)

ーーー

ワーク・エンゲイジメントのネガティブな効果

―共働き従業員の家庭時間の圧搾に与える効果と調整要因―

組織科学,2021

https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshikikagaku/54/3/54_20210521-3/_pdf/-char/ja

ワーク・エンゲイジメント(WE)は良好な効果についての既存研究が多いが,

本研究は,共働き従業員に与える正負の効果と調整要因に着目した.

残業時間を統制した回帰分析の結果,

活力および熱意は家庭時間の圧搾(FTS)を低下させ,没頭は FTS を高めた.

WE の正負の効果に性差は見られなかった.

家族関係の質が高いと,活力および熱意が FTS にもたらす良好な効果を強めた.

また,家族関係の質は没頭の悪影響を緩和した.

組織科学 Vol.54 No.3:32-43(2021) 【査読付き論文】 ■ 特集/ニューウェブマネジメント ワーク・エンゲイジメントのネガティブな効果 ―共働き従業員の家庭時間の圧搾に与える効果と調整要因― ワーク・エンゲイジメント(WE)は良好な成績についての 研究が多いが、本研究は、共働き従業員に与える正の側の裏 裏と調整要因に着目した。実施時間を縮制した回帰分析の結 果、活力および熱意は家庭時間圧搾(FTS)を促下させ、没 頭は FTS を軽減した。WE の正と負の効果に性差は認られなかった。家族関係の質が高いと、活力および熱意は FTS においころ 千葉好を効果を隠めた。また、家族関係の質は効果の調整機 能をした。 ■ 細見 正樹(関西大学 商学部 准教授) ■ 藤本 哲史(同志社大学 経営学部 教授) ■ キーワード: ワーク・エンゲイジメント、家庭時間の圧搾、資源保存理論、家族関係の質、共働き従業員 曇をもたらす可能性が示唆されている。 本研究は、家庭時間の圧搾(Family Time Squeeze、以下「FTS」)を取り上げ、WE が与 える影響とその調整要因について検査を行う。な ぜ FTS に着目するのか。家族のウェルビーイン グ(family well-being:Newland, 2014)や家族 機能(family functioning:Olson, 2000)は家族 生活の中心的な要素であり、時間はそれらに関わ る重要な要件である。cf. Offer, 2013;Roxburgh, 2012;Tubbs et al., 2005)。家族時間は社会や 文化におけるリージェンス」情緒的非に影響する(New- land, 2014;Olson, 2000)、家族時間が枯渇し圧 搾が必要になると、家族のウェルビーイングは阻 害される。実際に日本において十分な時間を確保 は、良好な夫婦・親子関係を維持し、安定した生 活を送るうえで不可欠な条件である。仕事が原因 で家族の時間が圧迫され、家族生活の質が低下す る状況は好ましくないという考え方が家族時間研 究の根底にある(Fox & Nickols, 1983;Hochschild, 1997;Pronovost, 1989)。また、時間的リソ ■ 1. 問題意識 警をもたらすいきいと聞き、生活性を向上させるだ めに近年日本や韓外国において重視されているのが ワーク・エンゲイジメント(Work Engage- ment、以下「WE」)である。既存研究でも、 WE は、個人の就業度度やパフォーマンス、ウェ ルビーイングを 図1 交互作用効果 図1-1 活力と家族関係の質の交互 作用 図1-2 熱意と家族関係の質の交互 作用 図1-3 浅頭と家族関係の質の交互 作用 28 28 29 27 27 28 26 26 27 25 25 26 24 24 25 23 23 24 22 22 23 21 21 22 20 20 21 Low 活力 High 活力 Low 熱意 High 熱意 Low 浅頭 High 浅頭 ◆ Low 家族関係の質 ■ High 家族関係の質 F-T-S
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本研究のウェルビーイング小話はこちら😊
はぴテク相談室:ワークエンゲージメントと家庭
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2024-04-21-1713738607/

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