2024.04.09

はぴテク相談室:生きがいを高めるには、現実を見て計画を立てて頑張ろう!

相談者

最近、なんとなく毎日が空虚というか…生きがいが感じられなくて。楽観的に考えようとしてるんですけど、なかなかうまくいかなくて。どうしたらいいんでしょう?

はぴテクさん
はぴテクさん

そう感じているんですね。実は、武蔵野大学の研究で「生きがい」について面白いことが分かっているんです。「楽観的に考えれば生きがいが上がる」と思いがちですが、研究では楽観的か悲観的かよりも、もっと大事な要素があることが示されているんですよ。

相談者

え、楽観的に考えることって大事じゃないんですか?よく「ポジティブ思考が大切」って聞くので、てっきり…。

はぴテクさん
はぴテクさん

そう思いますよね。でもこの研究では、楽観的な人も悲観的な人も、ある条件が揃っている人ほど生きがいを感じていたんです。その条件というのが「認知的方略」と呼ばれるもの。難しい言葉ですが、簡単に言うと「課題にちゃんと向き合う姿勢・やり方」のことです。

相談者

「ちゃんと向き合う」というのは、具体的にどういうことですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

研究では4つのポイントが挙げられています。①今の自分の状況や過去の取り組みをしっかり認識する、②計画を立てるときにじっくり考える、③うまくいかない可能性もあらかじめ想定しておく、④うまくいったときはその理由を振り返る、というものです。現実を直視して、計画して、結果を評価して調整していく、というサイクルですね。

相談者

なるほど。でも、失敗を想定するって、なんかネガティブな気がして気が重いんですよね…。

はぴテクさん
はぴテクさん

実はそれ、すごく大事な気づきです!研究では「楽観的な人は失敗への想定・振り返りが低くなりがち」という結果も出ていました。楽観性が必ずしも生きがいに直結しないのは、そこにも関係しているかもしれません。稲盛和夫さんの言葉に「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」というものがありますが、まさにこの研究の内容と重なりますよね。

相談者

「悲観的に計画する」か…。確かに、なんとなく「うまくいくだろう」って思って行動すると、うまくいかなかったときに一気にやる気がなくなる気がします。

はぴテクさん
はぴテクさん

そうなんです。ふわっと楽観的なだけだと、壁にぶつかったときに崩れやすいんですよね。ちゃんと「こういうリスクもあるな」と想定しておくことで、実際に壁が来ても「想定内だ」と対処しやすくなります。計画の段階でしっかり考えておくことが、生きがいを支える土台になるようです。

相談者

じゃあ、お金がある人や、人脈がある人の方が生きがいを感じやすいのかなとも思ってたんですが、そういうわけでもないんですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

この研究では、経済的な豊かさや学歴、人間関係の広さなどを考慮したうえでも、「認知的方略」つまり課題への向き合い方が生きがいと関連していたことが示されています。客観的な条件だけじゃなく、自分の認識のやり方も大切だということですね。

相談者

それはちょっと希望が持てますね。じゃあ、今の私にできることって何でしょう?

はぴテクさん
はぴテクさん

まず、今の自分の状況を「現実として」見てみることから始めてみましょう。「何が自分にとって意味のある取り組みか」を考えて、小さくてもいいので計画を立ててみる。そして、うまくいかない可能性も少し想定しておく。取り組んだあとに「どうだったか」を振り返る習慣を持つ。このサイクルを回していくことが、研究でも生きがいと関連していた「認知的方略」の実践に近いと思います。

相談者

「振り返り」ってあまりやってこなかったかも。やってみます。楽観的かどうかより、ちゃんと現実を見て動くことが大事なんですね。なんか、すっきりしました!

はぴテクさん
はぴテクさん

よかったです!楽観性も大切な要素ではあるんですが、「気楽に構えているだけ」の楽観性だと幸福度が低くなりやすいという別の研究結果もあります。現状をしっかり見て、計画・行動・振り返りを繰り返していく姿勢が、生きがいを感じることと関連しているようですよ。ぜひ小さな一歩から試してみてくださいね!

■ 今日のまとめ

  • 楽観的か悲観的かよりも、現状を認識して計画・実行・振り返りをする『課題への向き合い方(認知的方略)』が高い人ほど生きがいを感じていることが、この研究で示されています。
  • 経済的豊かさや学歴・人脈などを考慮しても、課題への向き合い方は生きがいと関連していました。生きがいは外的な条件だけでなく、自分の認識のあり方とも結びついているようです。
  • 楽観的な人は失敗への想定・振り返りが低くなりがちという結果も。「悲観的に計画する」ことを恐れず、リスクを想定したうえで行動することが、生きがいを支える土台になりそうです。

■ 出典・注意事項

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

研究自体の紹介はこちら😊
生きがいを高めるには、現実を見て計画を立てて頑張ろう!
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2024-04-09-1712700006/

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