リーダーシップに一番大切なことは、子育てが教えてくれる。
リーダーシップの根底にあるのは、
「リーダーはフォロワーの態度や感情に気を配り、成果を上げる」というシンプルな原則。
では、どうやって、この気を配るスキルを発達させるのか?
それは、子育てだよ〜
というJournal of Organizational Behaviorの論文。
対象は、管理職(男性92名、女性48名)。と、そのチームのメンバー。
ーー
実際に子育てを経験したリーダーは、支援的なリーダーシップ行動が促進され、
リーダーとしてのパフォーマンスが高まった。
なお、その差異には、
・支援的な子育てスタイルであること
・子どもと一緒にいる時間が多いこと(時間!質だけじゃダメ!)
が大事とのこと。
論文に記載されている話ではないですが、支援的なリーダーシップは自身とチームのウェルビーイングにもつながります😍
ーー
子育てをするからこそ、支援的なリーダーシップが身につき、リーダーとして成長するんですね❗
あと、その一歩目として、育休って、大事です😊
組織で子ども産まれた方には、この論文のポイントをちゃんと伝えられると良いなぁ😍
(あと、私も、子どもとの時間を増やそうと思いました😂)
ーーー
蛇足ですが、文武両道という言葉が思い返されました。
文武両道って、文(勉強)と武(スポーツ)を両方やるということじゃないんですよね。
文(勉強)での学びを、武(スポーツ)に活かす。
武(スポーツ)での学びを、文(勉強)に活かす。
文(勉強)と武(スポーツ)がお互いを促進させるからこそ、文武両道。
今回の論文だと、子育て・リーダー両道ですね。
ーーー
The caring advantage: When and how parenting improves leadership
思いやりの優位性:いつ、どのように子育てがリーダーシップを向上させるか
2023/12/17,Journal of Organizational Behavior
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/job.2762?af=R
リーダーシップ研究の根底にあるのは、「リーダーはフォロワーの態度や感情に気を配り、成果を上げる」というシンプルな原則だ。
しかし、リーダーがこのような気遣いのスキルをどのように発達させるかは、まだ明らかにされていない。
本研究では、他者(子ども)に対するケアや感情的なサポートの経験を仕事に移すという、リーダーシップの有効性の主要な先行要因として、子育てを取り上げる。
親であるリーダーとその従業員のマッチしたフィールドデータから得られた知見は、このアプローチを確認し、リーダーシップ研究における基本的な欠落を指摘している。
仕事と家庭の充実の原則と一致して、リーダーの親としての経験は、子育てに費やした時間を条件として、支援的なリーダーシップ行動を促進することによって、従業員の成果を改善した(支援的な子育てスタイルではあるが、子どもと一緒にいる時間が少ないと、子育てから仕事へのポジティブな転移は低かった)。
これらの知見は、リーダーシップの理論と実践、およびリーダーシップと家族・仕事の充実との間に見過ごされてきた多くの関連性に明確に貢献するものである。
また、親を持つリーダーにとって重要な実践的意味を持つマネジメント理論を発展させるための新たな洞察と問題提起を提供し、リーダーの潜在的なケア能力を引き出すために、子育てやその他の形態の無償のケア労働に配慮した企業慣行の早急な設計を呼びかけている。