マキシマイザーとサティスファイザーのウェルビーイング、最新研究
マキシマイザー:最高の結果を追い求める。故に満足できなく、ストレスもたまりがち。
サティスファイザー:一定の結果で満足できる。足るを知る。
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例えば、
マキシマイザーは、家電を買うときに、色んな雑誌やwebで対象を洗い出し、機能で比較し、価格で比較し、・・・して決める。
サティスファイザーは、パパッと周りの人にオススメされたものを買う。
みたいな感じです。
そしてサティスファイザーの方が幸福度が高い傾向にある。
というのが、従来の研究でした。
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しかし、じゃあ、マキシマイザーは完全に不幸せなのかというと、
マキシマイザーの方が、目標が高く、その為に努力できて、誘惑にもまけず、頑張れる。
みたいな話もあって、実は難しい。
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本研究では、
マキシマイザー指標(下位尺度として高水準、代替案探索、意志決定の困難性)とコロナ対策の取り組み方法を掛け合わせて、
マキシマイザーのウェルビーイングを深掘り。
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その結果としては、
●コロナ対策
予防策、認知的評価、自己気晴らし、社会的つながり
→全て、幸せにつながる
●マキシマイザーの下位尺度
高水準、代替探索、意思決定の困難性
→直接的には全てウェルビーイングにつながらない
→しかし、
高水準は予防策、認知的評価といった取り組みにつながる
代替案探索は、自己気晴らし、社会的つながりといった取り組みに繋がる。
⇒ので、間接的にはウェルビーイングに繋がる部分がある。
なので、マキシマイザーが必ずしも、アンウェルビーイングではないのでは?
とのことでした。
うーん、深いですね。
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個人的には、
足るを知る者は富み、強めて行なう者は志有り。
の通り、足を知った上で、志に向けてチャレンジする。
のが、ウェルビーイングにつながると思います😊
あと、もっとライトな所だと、時間決めマキシマイザー。
家電買うとか、ちょっとした仕事とか、マキシマイズした方が良いこともあるので。そんな時は、あと1時間はマキシマイズしてみよう!そして、それ以降はマキシマイズしない!と決めると良いです。1時間は家電の洗い出し、機能比較するけど、それを超えたら、バシッと決めるのみ❗みたいな。
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※抜粋
マキシマイザーは、サティスファイザーよりも、より強い願望を持ち、有利な目標や成功を達成するために揺るぎない献身をする傾向がある(Peng et al .)
そのため、計画や準備など多くの要求があるにもかかわらず(Iyengar et al., 2006;Polman, 2010)、
マキシマイザーは、より多くの時間(Nenkov et al., 2008)や資源(Misuraca et al., 2016)を投資しながら、目標達成の可能性を低下させる誘惑(Besharat et al., 2014)や危険な行動(Lai, 2010)に抵抗しながら取り組むことができる。(Schwartz et al.
実際、マキシマイザーはより高いレベルの達成動機を示し(Peng et al.、2018)、それは外的な課題を克服し困難に対処するための、より強い内的な意欲と動機づけシステムにつながる(Te Wang and Eccles、2013;Michou et al.、2014)。
これらの観点はすべて、マキシマイザーが危機の際に、状況を改善し、良い未来を確保するために様々な対処戦略を活用する可能性を浮き彫りにしている。対処の努力は、ひいてはより良い幸福をもたらす可能性がある。
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COVID-19の時代におけるマキシマイズの適応的側面:マキシマイズと幸福を結びつける対処努力
Adaptive aspects of maximizing in times of COVID-19: coping efforts linking maximization to well-being
2023/1/5、Frontiers in Psychology
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2023.1268528/full
はじめに
マキシマイズとは、選択肢を徹底的に探し、比較することによって最良の選択をしようとする傾向であり、長い間、幸福度の負の相関因子と考えられてきた。しかし近年、マキシマイズを持つことは、ストレスの多い状況においてより良い対処につながる可能性があり、その結果、より適応的である可能性が提唱されている。本研究の目的は、COVID-19パンデミックにおいて、最大化のポジティブな特徴を示し、マキシマイズと幸福の関係を媒介する対処戦略を明らかにすることである。
方法
2020年1月20日から10月11日にかけて、3,493人のサンプルがオンライン調査に回答した。13項目のマキシマイザー尺度は、個人のマキシマイザー傾向をマキシマイザー指数とその3つの下位次元(すなわち、高水準、代替探索、意思決定の困難性)で評価した。COVID-19パンデミック時の4つの対処戦略(すなわち、予防策、認知的評価、自己気晴らし、社会的つながり)の使用を評価した。幸福のヘドニックおよびユーダイモニックな側面が測定された。媒介モデルを作成し、対処戦略を通じてマキシマイザーと幸福の間に間接的な関連があるかどうか、またマキシマイザーと幸福の間に直接的な関連があるかどうかの両方を検討した。
結果
パス分析により、マキシマイザーの尺度(すなわち、指標と3つの下位次元)と幸福感の間に負の直接的関連があることが明らかになった。さらに、マキシマイザーの次元と対処戦略のタイプによって方向は異なるが、有意な間接的パスが見出された。マキシマイザー指標と幸福の間には予防的手段を介した正の間接的関連が、高水準と幸福の間には予防的手段と認知的評価を介した正の間接的関連が、代替探索と幸福の間には自己散漫と社会的つながりを介した正の間接的関連が認められた。意思決定の困難さと認知的評価、自己気晴らし、社会的つながりを介した幸福との間には、負の間接的関連が認められた。
考察
本研究では、マキシマイザーと対処を介した幸福との間に一貫性のない媒介効果が存在することが確認され、マキシマイザーの肯定的側面の1つとして対処努力が強調された。考察では、マキシマイザーが幸福に及ぼす諸刃の効果と、苦悩時における有益な性質について取り上げた。今後の研究では、縦断的デザインと多様な背景を持つサンプルを用いて、最大化のさまざまな特徴を明らかにできる他の潜在的状況や調整因子を検討すべきである。