2026.05.24

第8回 共に生きるためのウェルビーイング(楠 聖伸先生)

〜みんなが幸せな世界を創る「ウェルビーイング学」入門〜

ウェルビーイング学は実践してこそ意味がある、

悩みを外に出す方法、短い幸せ/長い幸せ、

ハッピーとウェルビーイング、

自己責任の影響、幸せの4つの因子、

ありがとう因子を掘り下げるワーク

などなど😊

AIさんに動画解説も頂きました😊

https://youtu.be/gx0jzo0HffQ

ウェルビーイング学を考える上で、最高のテキストである、

みんなが幸せな世界を創る「ウェルビーイング学」入門😍

日本語なので、読みやすいですし、是非読んで頂きたいのですが、

せっかくなので1話ずつ、AIさんにスライドに起こして頂きました😊

併せて本編も御参照ください❗

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みんなが幸せな世界を創る「ウェルビーイング学」入門

令和7年度(2025年度)武蔵野市寄付講座

武蔵野大学ウェルビーイング学部

https://wb.musashino-u.ac.jp/archives/3303

第1回 みんなが幸せな世界を創る「ウェルビーイング学」とは!?(前野 隆司先生)

第2回 東洋思想が示すいのち(下田 正弘先生)

第3回 「ウェルビーイングの哲学」入門(一ノ瀬 正樹先生)

第4回 ブータンに学ぶ「幸せ」の根っこ(西本 照真先生)

第5回 人と社会のつながりとウェルビーイング(菅原 育子先生)

第6回 助け合いとウェルビーイング(吉野 優香先生)

第7回 思いやりとウェルビーイング(秋山 美紀先生)

第8回 共に生きるためのウェルビーイング(楠 聖伸先生)

第9回 ウェルビーイング教育を実現する3つのポイント(浦谷 裕樹先生)

第10回 「対話」を通じてつながる世界(中村 一浩先生)

第11回 これからの生き方・働き方 ― 一次産業 × ワーケーション ―(島田 由香先生)

第12回 ウェルビーイング介護とは?(グスタフ・ストランデル先生)

第13回 ひとと地域の幸せを高める「幸せのおカネ」のつくり方(保井 俊之先生)

第14回 自然環境とウェルビーイング(山田 博先生)

第8回 ウェルビーイング学習入門「みんな幸せる世界をつくろう」 共に生きるための ウェルビーイング(楠 聖伸先生) 他者との繋がりと「感謝」が育む、 真の幸せ(ユーダイモニア)へ。 違いを認め合う相互承認 「幸せの4因子」 感謝の力 日常から地球規模の 包括的ウェルビーイング 共に生きるためのウェルビーイング 科学と実践から紐解く、 自分と他者をつなぐ「幸せ」の再定義 私(I) 他者 (We) 社会・地球 武蔵野大学ウェルビーイング学部 楫聖伸講師の講義録より構成 NotebookLM 「一人で生きられる社会」がもたらす満たされなさ 人間が本来持つ本能的欲求との乖離 ・誰かをケアしたい/されたい ・他者と共に考え、試し、刻り出したい 経済的・物理的な自立 他者との関わりの希薄化 ⚠ 不安・不足りなさ 経済的な条件が揃っていても、他者との関係性の中に自分の役割を見出せない時、私たちは強い不安を覚えます。 (ロゴ)NoteBookLM 承認欲求と不安は、30万年を生き抜いた「生存特性」である 狩猟採集時代 仲間外れ =死の直結 本能の獲得 仲間になりたい・ 認められたいという強い 欲求のインストール 現代社会 命の危険はないが、 DNAレベルで仲間外れへの 過剰な恐怖が残存 私たちが抱える不安は、個人の欠陥ではなく「生き延びるために必要な仕組み」の名残です。 私たちは「他者比較」というソナーで自分の位置を測っている 音声(比較) 他者 他者 自分の位置づけ・能力の把握 自分 他者 社会が突きつける 「数値化の尺度」 1. テストの成績 2. 昇格試験 3. 生産性 比較は自己認識の本能ですが、社会が「生産性」なども単一の尺度で 私たちを比較・数値化し続けることが、現代の生きづらさの根源になっています。 思考実験:私たちの満足度は「絶対値」では決まらない A あなたの年収:500万円 村の平均:250万円 満足度【高】 B あなたの年収:1000万円 村の平均:2500万円 満足度【低】 結論:人間は自分単独では満足度を決められない「社会的な動物」である。 2つのしあわせ:「ハッピー」と「ウェルビーイング」 | | 短い幸せ(ハッピー/Hedonia) | 長く続く幸せ(ウェルビーイング/Eudaimonia) | |---|---|---| | 特性 | 瞬間的な快楽 | 人生への満足・生きがい | | 要因 | 地位財(他者との比較が前提) | 非地位財(他者との比較に関係ない) | | 具体例 | お金、モノ、社会的地位 | 心身の健康、安全な環境、社会への帰属意識 | | 持続性 | 他者の影響を受けやすく低い | 他者に振り回されにくく高い | どちらも重要ですが、「ハッピー」だけを追い求める比較の民から抜け出せません。 感情の機能:ネガティブは自己防衛、ポジティブは視野の拡張 ネガティブ(土俵際) 視野が極端に狭くなり「土俵を割らないこと(生存・防衛)」だけに集中する状態。 ポジティブ(土俵の中央) 余裕と安定、真正面からぶつかる、いなす、張り手、まわしを取るなど「多様な選択肢」が見える状態。 ネガティブ感情は自分を守る重要な機能です。 しかし、ポジティブな状態を作ることで、直面する課題に対する「選択肢」が広がります。 ウェルビーイングの射程は「私」だけにとどまらない I(私) 個人の身体的・精神的健康 We(他者・場・地域) コミュニティとの関係性 Society(社会) 多様な価値観の承認と平和 Earth/Future(地球・未来) 「グッドアンセスター(良き祖先)」 としての環境や未来への責任 自分自身のみをスコープにしたウェルビーイングは非常に狭隅です。 「生きして生ける者の幸せ」へ視野を広げることが本質です。 自己責任論がもたらす「社会全体の不安定化」サイクル 自己責任の強調 つまずいたのは本人の責任 個人主義の加速 助けを求められない・助け合わない 相対評価の恐怖 明日は我が身・いつ自分が マイノリティにされるかわからない 安心の欠如 誰も安心できない不要な社会の完成 自立とは一人で生きることではなく、様々な支援の中で生きること。 自己責任をルールとした社会は、全員を不安に陥れます。 心のよい状態を作る「幸せの4因子」 ①やってみよう 自主性・夢・目標 ②ありがとう つながりと感謝・利他 ③なんとかなる 前向き・柔軟・自己受容 ④ありのままに 自分らしさ・人と比すぎない 本プレゼンテーションでは、「共に生きる」ための最強のアプローチである【②ありがとう因子】にフォーカスします。 感謝のメカニズム:「自利利他円満」というバランス 利他 (Altruism) 他者のケア、親切、思いやり 自利 (Self-interest) 自分自身への感謝、 自然・環境への感謝 「他者のためだけ」に 偏ると苦矢(不全感) に陥る。 仏教の「自利利他円満」の考え方。誰かのためであり、同時に自分のためにも なっている状態が、最も持続可能なウェルビーイングを生み出します。 感謝の最大の機能:「ネガティブ・スパイラルの反転」 感謝(ありがとう) 内向きの下降螺旋 嫌な課題に囚われ、 「私はダメだ」と底へ向かって 自己完結する状態。 外向きの上昇螺旋 視点が「外」に向き、フラットな状態 から ポジティブへ。視野が広がり、 課題に対する選択肢が増える。 実践:あなたの「感謝リスト」を作ってみる Step 1: 安心の源泉を書き出す あなたの安心につながる【人・場所・もの・こと】は? 私を助けてくれた【言葉】は?(自然や自分自身も含める) Step 2: 理由とエビデンスを紐付ける 選んだ対象について、「なぜありがたいのか」 「どんな嬉しい出来があるか」を書き出す。 Step 3: メッセージ化する 感謝している相手に伝えるための 「感謝のメッセージ」と「応援メッセージ」を作成する。 感謝のメッセージ 応援メッセージ 悩んで頭が整理できない夜は、このリストを上から順に思い浮かべることで、 強制的に視点を外に向けることができます。 つながりを結び直す、日常の小さなアクション 【気配り・心添え】 「気にしているよ」と声をかけることで、人間の根本的な「ケアされたい」欲求を満たす。 【おれいとお詫び】 日常を当たり前と思わず言葉にする。関係の小さなバグを修正するひと手間。 【挨拶】 単なる礼儀ではなく「あなたがそこにいることを知っている」「危害を加えない」という相互承認のサイン。 ウェルビーイングは実践の学問です。大きな成果ではなく、日々の微細な行動が強制力ある土台を作ります。 違いを前提に、関係性を結び直し続ける 「共に生きる」とは、誰とでも無条件に仲良くすることではありません。 自分と他者の間には違いがあり、すれ違うことを前提としながら、 不安定になっても関係性を結び直し続けることです。 自分と他者への優しさを少ずつ増やすために—— まずは、今日の摯摯からから始めてみませんか。 Notebook M
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