2026.04.26

はぴテク相談室:一般の成人が選ぶ、幸せに大事な要素

相談者

最近、なんか毎日がパッとしなくて…幸せって何なんだろうって考えちゃうんですよね。幸せになるために何が大事なのか、全然わからなくて。

はぴテクさん
はぴテクさん

そう感じることって、実はすごく大事な問いかけだと思いますよ😊 実はその「幸せって何?」という問いを、世界12か国・約2800人の一般の大人に直接聞いた研究があるんです。「あなたにとって幸福とは何ですか?」ってシンプルに尋ねたものなんですが、興味深い結果が出ていて。

相談者

世界中の人に聞いたんですか!面白いですね。みんなバラバラな答えを言いそうですけど、どうだったんですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

それがすごくて、国や年齢、性別による違いはほとんどなかったんです。一番多かった答えのカテゴリは「心理的な要素」で、全体の約42%を占めていました。家族(約16%)や対人関係(約13%)よりも多かったんですよ。

相談者

心理的な要素って、たとえばどんなことですか?ポジティブ思考とか、そういうことですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

ポジティブ感情も約14%で入ってはいるんですが、なんと圧倒的に1位だったのが「内なる調和(harmony)」で、心理的要素の中の約29%を占めていたんです。自分の内側が穏やかでバランスが取れている感覚、とでも言いましょうか。西洋中心の調査なのに、東アジア的な概念と重なる「調和」が一番多かったというのが研究者も驚いていたポイントです。

相談者

「内なる調和」か…なんか難しそうだけど、自分がザワザワしてない感じ、みたいなことですかね?

はぴテクさん
はぴテクさん

まさにそのイメージです!自分の中で葛藤や矛盾が少なくて、落ち着いてられる感じ、ですね😊 それが世界共通で「幸せの心理的な核」として挙げられていたんです。あとは満足(約17%)、ポジティブな感情(約14%)、楽観性(約5%)、人生の意味(約5%)なども続きます。

相談者

なるほど…でも私、毎日バタバタしてて、そんな「内なる調和」なんて感じる余裕もないんですよね。これって幸せに必要なものとして分かってても、どうしたらいいんだろうって思います。

はぴテクさん
はぴテクさん

大事な気づきですね。ただ一点お伝えしておくと、この研究は「幸せな人はこれを持っている」という相関を調べたわけではなく、あくまで「人々が幸せの定義として挙げたもの」を集計したものです。つまり、調和を持てば必ず幸せになれる、という因果関係を示したわけではないんです。でも、世界中の人が「幸せって内なる調和だよね」と感じているという事実は、何か示唆がありそうですよね。

相談者

確かに…。あと、家族とか人間関係も上位に入ってましたよね。そっちはどうでしたか?

はぴテクさん
はぴテクさん

そうなんです。心理的要素に次いで「家族」が約16%、「対人関係」が約13%と、つながりの要素が合わせると約29%にもなります。この研究では、人間関係は幸福の基本的な要素として広く認識されている一方で、「内なる調和」はまだあまり注目されていない、とも指摘されています。つながりは感覚的に分かりやすいけど、調和はちょっと見えにくいですよね。

相談者

確かに、「友達や家族と仲良くすること」はなんとなく幸せに大事ってわかるけど、「自分の内側の調和」ってあまり意識したことなかったかもしれないです。

はぴテクさん
はぴテクさん

そこが今回の研究の面白いところだと思います😊 あと、ウェルビーイングの研究者(プロ)が選ぶ要素と比べると、「つながり・意味・自己受容・人生満足度・幸福感」の5つは一般の人とプロで重なっていたそうです。一般の人もちゃんと本質に気づいているんですよね。ただ比較は調査方法が違うので、参考程度ですが。

相談者

なんか、難しく考えすぎてたかもしれないです。幸せって遠いものじゃなくて、自分の内側の落ち着きとか、大切な人とのつながりとか、わりと身近なところにあるんですね。

はぴテクさん
はぴテクさん

そう感じてもらえると嬉しいです😊 世界中のいろんな文化の人たちが、同じようなことを「幸せ」として挙げていたという事実は、なんだかホッとしますよね。あなたが「パッとしない」と感じているときも、その感覚自体が「もっと内側のバランスや大切なつながりを求めているサイン」かもしれませんよ。

■ 今日のまとめ

  • 世界12か国・約2800人への調査で、幸せの定義として最も多かったのは「心理的な要素」(約42%)で、その中でも「内なる調和(harmony)」が圧倒的に1位でした。
  • 家族(約16%)や対人関係(約13%)など、人とのつながりも幸せの重要な要素として世界共通で挙げられていました。
  • 国・年齢・性別による違いはほとんどなく、一般の人の幸せの定義はウェルビーイングの専門家の見解とも大きく重なっていました。

■ 出典・注意事項

  • Delle Fave, A. et al. (2016). Lay Definitions of Happiness across Nations: The Primacy of Inner Harmony and Relational Connectedness. Frontiers in Psychology, 7, 30. https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2016.00030/full

  • 【注意事項】本研究は「人々が幸せをどう定義するか」を集計した調査であり、各要素が幸せを引き起こすという因果関係を示したものではありません。

  • 対象は都市部在住の30〜60歳の成人であり、東アジア(日本・中国・韓国など)は含まれていません。結果の一般化には限界があります。

  • 各国で同一の調査票(EHHI)を使用していますが、言語や文化によって「幸福」という言葉の意味合い自体が異なる可能性があります。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

研究自体の紹介はこちら😊
一般の成人が選ぶ、幸せに大事な要素
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2026-04-26-1777229288/

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