2025.10.06

OECDの主観的幸福感測定ガイドラインが改定されました😍

2013年の初版以来の改定です😊

ちょっとマニアックな内容ですが。

元々がどんなだったかは、↓の内閣府さんが日本語で整理してくださってるのが分かりやすいかなと思います。

Well-being “beyond GDP”を巡る国際的な議論の動向と日本の取組

https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1715813709229320/

で今回のは、

OECDのBetter Life Indexの主観的ウェルビーイングの測り方が更新されました。

2013年の初版以来の変更です。

変更点としては、

①コアモジュール(みんな測ってね。超短縮版)

②拡張モジュール(追加でこんなのもどう?)

③実験モジュール(さらに詳しく調べたいなら、挑戦的なこんなのもどう?)

が整理・更新されました。

それぞれ説明すると、

①コアモジュール 3問

1:全体として、このところ、あなたは人生全体にどの程度満足していますか? [0–10]

2:全体として、あなたが人生で行うことはどの程度価値があると感じますか? [0–10]

3:過去7日間において、平均してあなたの痛みをどのように評価しますか? [0–10]★new!

※痛みは、精神的・身体的。

⇒つまり、主観的ウェルビーイングの主要な要素は、①人生への満足、②人生の価値、③精神的・身体的痛み。である。

とも捉えられますね。

②拡張モジュール

1:Life evaluation

・全体として、このところ、あなたは人生全体にどの程度満足していますか? [0–10]

・全体として、1年前、あなたは人生にどの程度満足していましたか? [0–10]・全体として、将来についてどの程度希望を感じますか。ここで、0は「まったく希望を感じない」、10は「完全に希望を感じる」ことを意味します。[0–10]★new!

2:Domain evaluation

・生活水準にどの程度満足していますか?[0–10]

・健康にどの程度満足していますか?[0–10]

・人生で達成していることにどの程度満足していますか?[0–10]

・人間関係にどの程度満足していますか?[0–10]

・身の安全だと感じる程度にどの程度満足していますか?[0–10]

・コミュニティの一員だと感じることにどの程度満足していますか?[0–10]

・将来の安定にどの程度満足していますか?[0–10]

・好きなことをするために使える時間の量にどの程度満足していますか?[0–10]

・身近な環境の質にどの程度満足していますか?[0–10]

・(就業者のみ)仕事にどの程度満足していますか?[0–10]

3:Affect

以下の質問は、昨日のあなたの気持ちについて、0から10の尺度で尋ねます。

0は「まったく経験しなかった」、10は「一日中ずっと経験した」を意味します。

・「幸せ」はどうでしたか?[0–10]

・「心配」はどうでしたか?[0–10]

・「落ち着いていた」のはどうでしたか?[0–10]

・「悲しかった」のはどうでしたか?[0–10]

・「怒り」はどうでしたか?[0–10]

・「喜びに満ちていた」のはどうでしたか?[0–10]

・「疲れていた」のはどうでしたか?[0–10]

・「ストレスを感じていた」のはどうでしたか?[0–10]

・昨日、たくさん微笑んだり笑ったりしましたか?[0–10]

4:Eudaimonia

以下の質問は、あなたが人生で行うことがどの程度「価値がある」と感じるかを、0から10の尺度で尋ねます。

0は「まったく価値がない」、10は「完全に価値がある」を意味します。

・全体として、あなたが人生で行うことはどの程度価値があると感じますか?[0–10]

・私は、人生で本当に望み価値を置いていることを行うことができる。[0–10]

・たいていの日、私は自分のすることから達成感を得ている。[0–10]

・一般に、私は自分自身についてとても前向きだと感じている。[0–10]

・私にとって、人生は学習・変化・成長の連続した過程である。[0–10]★new!

③実験モジュール

まず最初に、あなたの家族がこのところどのような状況にあるか、全般的に考えてみてください。

0が「非常に悪い」、10が「非常に良い」を意味する0〜10の尺度で、

・このところあなたの家族がどのようにやっているかをどのように評価しますか?[0–10;家族はいない]

以下の質問は、一般的なあなたの感情について尋ねます。

0は「まったく経験しない」、10は「常に経験する」を意味します。

0〜10の尺度で、一般的にどのくらいの頻度で…

・心が安らいでいることがどのくらいありますか?[0–10]

・自分より大きな何かとのつながりを感じることがどのくらいありますか?[0–10]

・自分の行為が周囲の人々に良い影響を及ぼしていると感じることがどのくらいありますか?[0–10]

以下の質問は、昨日のあなたの気持ちについて、0から10の尺度で尋ねます。

0は「まったく経験しなかった」、10は「一日中ずっと経験した」を意味します。

昨日感じたかもしれない状態の一覧です。

・「敬意をもって扱われた」と感じた程度はどのくらいでしたか?[0–10]

・「ねたましく感じた」のはどうでしたか?[0–10]

・「思いやりを感じた」のはどうでしたか?[0–10]

・「寛容であった(許す気持ちがあった)」のはどうでしたか?[0–10]

・「恐れを感じた」のはどうでしたか?[0–10]

・「気前がよかった(寛大だった)」のはどうでしたか?[0–10]

・「利己的だった」のはどうでしたか?[0–10]

ーーー

OECD主観的幸福感測定ガイドライン(2025年改訂版)

OECD Guidelines on Measuring Subjective Well‑being (2025 Update)

2025/10/3

https://www.oecd.org/en/publications/oecd-guidelines-on-measuring-subjective-well-being-2025-update_9203632a-en.html

OECDは、人々、地球、そして未来の世代の幸福にとって極めて重要な概念の測定を推進するためのガイドラインを定期的に作成しています。2013年には、OECDは主観的幸福度の測定に関するガイドラインの初版を出版し、質問の文言、調査設計、方法論の優良事例に関する明確な勧告を提供することで、主観的幸福度データの質と国際比較可能性を向上させました。主観的幸福度とは、人々が自らの生活を経験し、考える方法を包含するものです。これらのデータは、経済的・社会的進歩の客観的な指標を補完する重要なものとして機能し、厳密に収集・分析すれば、政策に関連する洞察を生み出すことができます。改訂された2025年版は、初版で示された勧告に基づいており、関心のあるデータ作成者に対し、主観的幸福度を堅牢で十分に検証され、国際的に比較可能な方法で測定するために必要な情報とツールを提供しています。結果として得られたガイドラインには、3つの重要な変更が導入されています:

(1) 3つの優先的な主観的幸福感の尺度の短縮されたコアモジュール、

(2) 主観的幸福感の各構成要素の合理化された拡張モジュール、

(3) これまで十分に測定されていなかった主観的幸福感の概念の範囲を拡大することに関心のあるデータ作成者向けの新しい分野横断的な実験モジュール。

調査・実態レポート 主観的幸福・幸福測定研究方法論・指標

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