2025.08.18

歴史的に病気リスクの高い国は、将来の希望が大きい

将来への希望を持つことは、ウェルビーイングにつながります。

そんな将来への希望は、実は歴史的に病気や感染症のリスクが高い国ほど高い。

という、最新研究。

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68カ国、18,981人に対する大規模調査で、現在と未来(1000年後)の人類の生活の質を聞く。

それを歴史的に病気のリスクが高かった国と、低かった国で比較すると、

現在の生活の質は同程度。だがしかし、将来の生活の質は、リスクの高い国ほど、めっちゃ高いと回答。

(未来への希望、楽観性)

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なるほど、、

未来への楽観的な見方は、精神的・身体的健康につながります。

なので、

病気のリスクが高い国では、未来に対して楽観的な文化が残ってきたのではないか。

とのこと。

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●日本

日本(n=160)では、

現在が5.06、未来が5.78。とのことで、将来への希望が結構高い。

(日本は5年後とかで聞くと、低めにでますが、1000年後とかだと高いのですね。まぁあと全人類で聞いている点もありますね。)

そして、日本はわりと歴史的に病気リスクの高い国だそうです。なので、今回の結論通り。

世界平均が0で、日本は0.43。Fincher & Thornhill(2012)「歴史的病原体蔓延指数」

⇒うーん、だけど、他の調査では、日本はわりと楽観性が低いんですよね。

でも、以前の日本は相互扶助の仕組みがわりとあったりして、楽観性や希望につながる文化があったのかな。

日本を理解するのに、むしろ混乱を招く研究結果でした😂

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●質問内容

現在:現在の地球上の全人類の平均的な生活の質をどのように評価しますか?

未来:1000年後の未来を見据えて、その時の地球上の全人類の平均的な生活の質はどのようになると予想しますか?

を0-10までの11段階で調査。

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●補足

また、気候ストレス、人口密度、客観的・主観的な社会経済指標など、他の様々なストレス誘発要因では説明できないということです。

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病原体の蔓延に対する進化的適応として、全人類にとってより明るい未来についての信念

Beliefs about a brighter future for all humanity as an evolutionary adaptation to pathogen prevalence

Personality and Individual Differences,2025/8/18

Brian W. Haas 先生ら、数十名

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0191886925003605

認知心理学と進化心理学における重要な問いは、人間の心がどのように未来を予測し、ストレスや疾病リスクに対処するかということです。寄生虫ストレスモデルは、人間の行動や思考の多くのパターンが、寄生虫や病原体への様々なレベルの曝露への適応であることを示唆しています。健康心理学の研究はますます増えており、前向きな未来思考と様々な疾病への回復力との間に関連性が示されています。本研究では、各国における病原体の過去の蔓延状況と、人類の未来に対する個人の認識との関連性を調査します。68カ国18,981人を対象に調査を行い、人類が現在と比較して1000年後にどれほどうまくやっていくかについての彼らの考えを調べました。その結果、歴史的に疾病リスクが高かった地域に住む人々は、歴史的に疾病リスクが低い地域に住む人々よりも、人類の未来についてより肯定的な見方をする傾向があることがわかりました。この差は、気候ストレス、人口密度、客観的または主観的な社会経済指標など、他のいくつかのストレス誘発要因に起因するものではありませんでした。この研究は、疾病リスクが人間の認知にどのように影響するかを示す証拠の増加に貢献し、時間予測と意識の進化の将来的な探究を促進します。

論文紹介 なんとかなる 文化と幸福・日本的幸福感情・レジリエンス神経科学・生物学的基盤

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